
もし、わが子が家を建てるなら。
第4回|大手ではなく、自分の納得した会社を選べ。
家を建てる会社を選ぶとき、「大手だから安心」「有名だから間違いない」と考える方は少なくありません。知名度や会社規模は、判断材料のひとつです。しかし、それだけで自分たちの家づくりが満足できるとは限りません。
反対に、地域の小さな会社だから親身、大手だから画一的、と単純に分けることもできません。大切なのは会社の大きさではなく、その会社が何を大切にし、どのような家をつくり、家族の未来へどう向き合ってくれるのかを確かめることです。
もしわが子が住宅会社を選ぶなら、奥柿は何を確認させるのか。「任せる理由を、自分の言葉で説明できる会社」の見つけ方を、住宅営業の柴田が聞きました。
住宅営業柴田
奥柿さん、わが子が「大手の住宅会社なら安心だよね」と話したら、どう答えますか?
住宅事業部長奥柿
「大手だから」という理由だけでは選ぶな、と言います。
大手には大手の良さがあります。長年の実績、研究開発、商品体系、全国的な対応力、ブランドへの信頼。安心につながる要素はたくさんあります。だから大手を選ぶことが悪いわけではありません。
ただし、会社の大きさと、自分たちの家づくりへの納得は別のものです。有名な会社を選んでも、求める暮らしと商品が合わなければ満足はできません。私は、会社名ではなく「なぜその会社に任せたいのか」を説明できるようになるまで決めさせません。
「大手だから安心」で、考えることをやめない
住宅営業柴田
知名度の高い会社を選ぶと、失敗する可能性を減らせるようにも思います。
住宅事業部長奥柿
名前を知っていることは安心感につながります。広告で何度も見ている、展示場が立派、建築棟数が多い。初めて家を建てる方にとって、分かりやすい判断材料です。
でも、その安心感によって確認を省いてしまうのが怖いんです。「大手だから性能は大丈夫だろう」「有名だから施工も間違いないだろう」「長く続いているから建てた後も安心だろう」と、具体的な説明を聞かずに納得したつもりになる。
会社の規模にかかわらず、採用する構造や断熱、施工管理、保証、点検、担当体制は確認が必要です。大手という言葉が、その確認の代わりにはなりません。
安心は会社名から借りるものではなく、自分で確かめた事実を積み上げてつくるものです。
住宅営業柴田
反対に、地域の工務店なら、家族に寄り添った家づくりができるのでしょうか?
住宅事業部長奥柿
それも会社によります。地域密着だから必ず親身とは限りませんし、小さな会社だから自由で安いとも限りません。技術力、提案力、経営の考え方、施工体制には会社ごとの差があります。
「大手ではない」というだけで選ぶのも、結局は規模で判断しているのと同じです。大手か地域会社かを先に決めるのではなく、自分たちが必要とするものを満たせる会社かを見ます。
大きい会社にも合う人がいる。小さい会社にも合う人がいる。正解は会社の分類ではなく、家族との相性と納得の中にあります。
最初に決めるのは会社ではなく、欲しい未来
住宅営業柴田
自分に合う会社を選ぶためには、何から始めればよいでしょうか?
住宅事業部長奥柿
会社を見る前に、家族が家を建てて何を得たいのかを整理します。暖かく健康に暮らしたい。家事時間を減らしたい。子どもと庭で過ごしたい。災害時にも安心できる家が欲しい。将来の支払いに追われず、家族の時間を楽しみたい。
ここが曖昧だと、展示場で見た豪華さ、営業マンの話しやすさ、値引きの大きさに引っ張られます。会社ごとに得意なことや考え方が違うのに、比較する物差しがないからです。
欲しい未来が決まれば、「この会社の提案は、それを実現してくれるか」と見られます。価格が高い・安いだけでなく、その費用が何に使われ、自分たちにどんな価値を生むのかを判断できます。
- 今の暮らしで、何を一番変えたいのか
- 新しい家で、どんな時間を増やしたいのか
- 性能・間取り・立地・予算・対応のうち、何を優先するのか
会社の「できること」より、「大切にしていること」を見る
住宅営業柴田
住宅会社のパンフレットには、どこも高性能、自由設計、安心保証と書かれています。違いをどう見ればよいですか?
住宅事業部長奥柿
「何ができますか」と聞けば、多くの会社が「できます」と答えます。大切なのは、標準として何を守り、どんな理由でそれを選び、何を断る会社なのかを見ることです。
たとえば性能を大切にするなら、数値を聞くだけでなく、その性能をどの家でも安定して出すために、設計や施工で何をしているかを確認します。自由設計なら、何でも要望どおりにするのか、暮らしや予算に合わなければ止めるのかを見ます。
会社の本当の考え方は、できることの数より、何を譲らず、なぜそれを大切にするのかに表れます。その価値観が家族の考えと合う会社なら、途中で判断に迷っても同じ方向を向けます。
良いことだけでなく、できないことを聞く
住宅営業柴田
会社の価値観を確かめるために、どんな質問をすればよいでしょうか?
住宅事業部長奥柿
「御社が得意な家は何ですか」だけでなく、「不得意なことは何ですか」「どんなお客様には合いませんか」と聞いてください。
すべてできます、誰にでも合います、と答える会社より、できないことや合わない条件を正直に説明できる会社のほうが判断しやすい。家づくりには必ず得意・不得意があります。
さらに、「予算が合わなければ何を削りますか」「この要望を勧めないケースはありますか」「建てないほうがよいお客様へ、どう伝えますか」と聞く。契約に不利なことも話せるかで、会社の姿勢が見えます。
モデルハウスではなく、実際の家を見る
住宅営業柴田
展示場やモデルハウスを見れば、その会社の家は分かりますか?
住宅事業部長奥柿
モデルハウスは会社の考え方を体験できる大切な場所です。ただし、広さや設備が一般的な予算と異なることがあります。家具や照明まで整えられ、生活用品が少ないので、実際の暮らしより良く見えます。
できれば、現実的な大きさと予算で建てた完成宅を見てください。さらに可能なら、建築途中の現場も見ます。完成すれば隠れる部分をどう扱い、現場が整理され、誰が品質を確認しているか。そこに会社の普段の姿が出ます。
完成後の住まい手から話を聞けるなら、打ち合わせ中の対応だけでなく、住んだ後の連絡や点検について尋ねる。売るためにつくられた場所だけで判断せず、日常の仕事を見ることが大切です。
担当者が良いだけでも、会社が良いだけでも足りない
住宅営業柴田
前回は営業マンの選び方でした。良い営業マンに出会えれば、その会社を選んでよいのでしょうか?
住宅事業部長奥柿
営業マンは重要です。しかし、家は営業マン一人ではつくれません。設計、現場監督、職人、積算、アフター担当など、多くの人が関わります。
担当者がどれほど誠実でも、会社の仕組みがその約束を実現できなければ困ります。反対に、会社の商品や技術が良くても、担当者が家族の希望を正しく社内へ伝えられなければ、思い描いた家にはなりません。
営業マン個人と、会社の仕組みの両方を見てください。担当が変わった場合でも情報が引き継がれるか。設計や現場と直接話せるか。要望や変更が記録されるか。問題が起きたとき、個人ではなく会社として対応するか。
人への信頼を、会社の仕組みが支えているかが重要です。
- 希望や約束が記録され、設計・現場へ共有されるか
- 品質を誰が、どのタイミングで確認するのか
- 担当者が変わっても、同じ方針で対応できるか
- 問題が起きたとき、会社として解決する体制があるか
価格ではなく、「何に払うのか」に納得する
住宅営業柴田
会社によって見積金額が違うと、安い会社を選びたくなります。どのように比較すればよいでしょうか?
住宅事業部長奥柿
金額は大切です。予算を守れなければ、どんな良い家でも家族を苦しめます。ただ、見積書の一番下だけを比べてはいけません。
同じ広さに見えても、性能、設備、工事範囲、外構、保証、設計の手間などが違います。最初の見積りには含まれず、後から必要になる費用もあります。安い理由と高い理由を説明してもらう必要があります。
一番安い会社を選ぶのでも、一番高い会社なら安心と考えるのでもありません。「この金額で何が得られ、何が含まれず、将来どんな費用が考えられるか」を理解する。
金額に納得するのではなく、金額の中身に納得することです。
建てた後の対応に、その会社の本質が出る
住宅営業柴田
会社選びでは、保証期間の長さを見ればよいですか?
住宅事業部長奥柿
保証の内容と期間は確認すべきです。ただ、数字だけでは足りません。誰が点検し、不具合の連絡をどこで受け、どのくらいの範囲で対応し、必要な費用はどうなるのかまで聞きます。
建てる前は、どの会社も丁寧に対応します。本当の姿勢が出るのは、契約後や引き渡し後、問題が起きたときです。すぐ相談できるか。小さな困りごとにも向き合うか。説明から逃げず、原因と対応を示すか。
会社の規模が大きければ拠点や窓口の安心がある場合もあります。地域会社なら距離の近さや顔の見える対応が強みになる場合もある。大切なのは、その仕組みが自分たちの建築地と暮らしで本当に機能するかです。
他人の評価は参考にする。でも、答えにはしない
住宅営業柴田
口コミや知人からの紹介は、会社選びでどの程度信じればよいでしょうか?
住宅事業部長奥柿
参考にすべきです。実際に建てた人の経験から学べることは多い。ただし、その人と自分たちでは、予算、担当者、建築時期、求める家が違います。
良い口コミが多いから自分にも合うとは限らず、一つの悪い口コミだけで会社全体を決めつけることもできません。何が良かったのか、何に不満を感じたのか、その理由まで読みます。
親や友人の勧めも同じです。大切な人から勧められると断りにくいですが、建てた後に暮らし、住宅ローンを返すのは自分たちです。
他人の評価で候補を知り、自分の目で確かめ、自分の基準で決める。評判は入口であって、結論ではありません。
奥柿がわが子にさせる、最終確認
住宅営業柴田
契約を決める前に、奥柿さんならお子さんへ何を確認しますか?
住宅事業部長奥柿
「この会社に任せる理由を、会社名や価格以外で三つ言えるか」と聞きます。
その会社の家づくりの考え方が自分たちと合う。希望する性能や暮らしを実現する根拠がある。良いことだけでなく、できないことやリスクも正直に説明した。現場とアフターの仕組みを確認した。見積りの中身を理解している。そうした理由です。
そして、「不安なことを遠慮なく聞けるか」「答えに納得できなければ立ち止まれるか」「契約を急かされて決めていないか」も確認します。
一つでも大きな違和感があるなら、会社の規模にかかわらず急いで契約する必要はありません。家づくりの最初に抱いた小さな違和感は、進むほど大きくなることがあります。
- 家族が欲しい未来と、会社の考え方が合っているか
- 性能や品質を実現する具体的な仕組みがあるか
- できないことやデメリットも説明しているか
- 営業・設計・現場・アフターが連携しているか
- 見積りに含まれるもの、含まれないものを理解したか
- 建てた後の相談先と対応方法が明確か
- 会社名と価格以外の「任せる理由」を説明できるか
納得して選んだ会社なら、迷ったときに戻れる
住宅営業柴田
最後に、これから住宅会社を探す方へ伝えたいことをお願いします。
住宅事業部長奥柿
大手を選んでもいい。地域の会社を選んでもいい。大切なのは、誰かが安心だと言った会社ではなく、自分たちが確かめて納得した会社を選ぶことです。
家づくりの途中では、予算、間取り、設備などで何度も迷います。そのとき、「この会社なら、自分たちが大切にしたいことを理解してくれている」と思えれば、話し合って答えを見つけられます。
逆に、会社名だけで選んだ場合、問題が起きたときに戻る判断基準がありません。「有名だから任せたのに」「安いから決めたのに」という後悔になってしまいます。
自分で選んだ理由を持つことが、家づくりの納得を支えます。私はわが子なら、規模ではなく、未来を任せられる根拠がそろった会社を選ばせます。
今回のまとめ
大手住宅会社には、実績、研究開発、商品体系、拠点やブランドなどの強みがあります。一方、地域の住宅会社には、土地や気候への理解、距離の近さ、柔軟な対応などが強みになる場合があります。しかし、大手だから安心、地域会社だから親身と一律には判断できません。
最初に必要なのは、家族が家を建てて何を得たいのかを明確にすることです。その未来を基準に、会社の考え方、性能や品質を守る仕組み、提案、見積り、施工、アフター対応を確かめます。
モデルハウスや広告だけでなく、現実的な完成宅や建築現場を見ること。良いことだけでなく、不得意なことやできないことを聞くこと。担当者個人への信頼を、会社全体の仕組みが支えているかを見ることも重要です。
口コミや紹介、知名度、価格は候補を選ぶ材料にはなりますが、最終的な答えではありません。「なぜこの会社へ任せるのか」を自分の言葉で説明できるところまで確認し、家族全員が納得してから契約しましょう。
明工建設が選ばれる理由とは?
第1位 住む人の幸せを考え抜いた高性能住宅

明工建設の家は強い方が売れる、省エネだから売れる・・・
そんな安っぽい理由で、住宅を高性能にしているわけではありません。
高性能な家に住んでもらった先にある『家族の幸せ』を手に入れてもらいたいから高性能にしているのです。
第2位 圧倒的省エネ住宅で1,000万円以上の節約に

明工建設の考える住宅は、住むだけでお金が貯まります。
光熱費が0円以下にすることが出来る、圧倒的省エネ住宅であなたの家計を守ります。
第3位 売ることが仕事じゃない!お客様のありがとうを考えるご提案

明工建設は住宅を売ることを仕事だと考えていません。
お客様の幸せをとことん考え、その結果『ありがとう』を頂くことを仕事にしています。
その対価としてお金を頂く。これが明工建設のポリシーです。
第4位 最新の技術提供なのに、圧倒的なコスパを実現

M-THE BESTに代表されるように、明工建設の家は常に最新の技術を提供します。
それなのに誰もが納得、いやそれ以上のコスパの良さで皆様に選ばれています。
それを実現出来るのは、圧倒的な仕入れ力と無駄なお金を使わない工事力があるからです。



