もし、わが子が家を建てるなら。絶対におすすめしない住宅機能・設備3選 #店長流
明工建設|家づくり、本音の話

もし、わが子が家を建てるなら。

今回のテーマ|絶対におすすめしない住宅機能・設備3選

家づくりでは、「広いほうがいい」「大きいほうが便利」「高性能な設備ほど暮らしやすい」と考えてしまいがちです。

でも、住宅事業部長の奥柿がわが子の家づくりに立ち会うなら、目的もなく採用することを止めるものがあります。今回は、数多くの住まいを見てきた経験から、あえておすすめしない住宅機能・設備を3つ挙げてもらいました。

明工建設 住宅営業 柴田住宅営業
柴田

奥柿さん、今回はかなり踏み込んだテーマです。「わが子の家なら、これはおすすめしない」と思うものはありますか?

明工建設 住宅事業部長 奥柿住宅事業部長
奥柿

ありますよ。私なら、広すぎる個室、むやみに大きな掃き出し窓、暮らし方に合わない大型食洗機の3つは、いったん立ち止まって考えさせます。

どれも商品自体が悪いわけではありません。ただ、「大きいほどいい」という理由だけで選ぶと、費用をかけたのに使いにくい、ということが起こりやすいんです。

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柴田

どれも住宅会社のカタログでは魅力的に紹介されているものです。それを「あえて勧めない」というのは、少し意外です。

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奥柿

家を建てるときは、普段の買い物とは気持ちが違います。「一生に一度だから」「あとで付けられないから」と考えて、必要以上に大きくしたり、上位の設備を選んだりしやすいんです。数十万円の追加でも、家全体の金額の中では小さく見えてしまいます。

でも、住み始めれば毎日の暮らしです。住宅会社の打ち合わせで感じた高揚感ではなく、朝起きてから寝るまでの動作が何十年も続きます。だから私は、わが子には「建てるときに欲しいもの」ではなく、住んでから本当に使い続けるものを選びなさいと話します。

今回挙げる3つも、採用するなという話ではありません。必要な根拠があるか、他の大切なものを犠牲にしていないか。それを一度立ち止まって考えてほしい、という話です。

1広すぎる個室

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柴田

個室は広いほうが、ゆったり過ごせて良いようにも思えます。なぜおすすめしないのでしょうか?

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奥柿

今まで親の家で暮らしていたときは、自分の居場所が個室しかなくて、部屋にこもる時間が長かったかもしれません。でも、家を建てたら、その家全部が自分たちの居場所になります。

夫婦で話したり、食事をしたり、テレビを見たり。新しい家では、自然とLDKで過ごす時間が増えます。今の子どもたちも、勉強や遊びをLDKでする家庭が増えていますよね。

それなのに、昔の感覚のまま個室を必要以上に広くすると、一日の大半を使わない空間に、建築費と床面積を使うことになります。

親の家での暮らしを、そのまま新居へ持ち込まない

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家づくりでは、今住んでいる家を基準に考える人が多いと思います。それが間違いなのでしょうか?

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奥柿

基準にすること自体は間違いではありません。ただ、「今の不満を全部反対にする」と危険です。実家の自分の部屋が狭かったから、寝室はとにかく広くしたい。兄弟と同じ部屋で嫌だったから、子どもには広い個室を与えたい。そういう希望は自然ですが、新しい家での生活を考えず、昔の不満だけで面積を決めてしまうことがあります。

実家では、リビングは親の場所という感覚があったかもしれません。自分の好きなテレビを見られない、友達と電話しにくい、仕事や勉強に集中できない。だから個室へ行く。でも自分の家なら、LDKの家具も照明も温度も、自分たちの暮らしに合わせてつくれます。個室へ逃げる理由そのものが減るんです。

子どもも同じです。小さいうちは親の近くで遊び、宿題をし、家族の気配がある場所で過ごします。個室が本格的に必要になる期間は、家の寿命から見ればそれほど長くありません。独立した後には空き部屋になる可能性もあります。

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広い個室をつくると、具体的に何を失うのでしょうか?

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奥柿

床面積には限りがあります。個室を2畳広げれば、その2畳はどこかから持ってこなければいけません。LDKが狭くなるか、収納が減るか、洗面や脱衣室が窮屈になるか、建物全体を大きくして予算が上がるかです。

たとえば子ども部屋を2室、それぞれ必要以上に2畳ずつ広げれば合計4畳です。その面積があれば、家族共有の収納、室内干しスペース、小さなワークコーナーなど、毎日みんなが使える場所をつくれます。家づくりでは「何を足すか」だけでなく、そのために何を諦めるのかまで考える必要があります。

それに、広い部屋には家具を置きたくなります。家具が増えれば物も増え、掃除する面積も増えます。広さが、そのまま暮らしの余裕になるとは限らないんです。

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では、個室は小さければ小さいほど良いのでしょうか?

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奥柿

いいえ。寝る、着替える、集中する、将来の生活に対応する。必要な役割を果たせる広さは要ります。私が止めたいのは、「何となく8畳」「広いほうが立派」という決め方です。浮いた面積をLDKや収納、家事動線に回したほうが、家族全員の暮らしやすさにつながる場合が多いですね。

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奥柿さんがわが子と打ち合わせをするなら、どうやって必要な広さを決めますか?

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奥柿

まず、部屋の名前ではなく、そこで何をするかを書き出します。「主寝室8畳」から始めるのではなく、「夫婦で寝る、着替える、スマートフォンを充電する、衣類は別のファミリークローゼットに置く」という具合です。

次に、置く家具の実寸を図面へ入れます。ベッドの周りを歩けるか、扉や引き出しを開けられるか、コンセントが隠れないか。これが確認できれば、必要な広さはかなり具体的になります。モデルハウスの空っぽに近い部屋は広く見えるので、印象だけで決めないことも大切です。

将来、在宅勤務をする、介護の可能性がある、趣味の道具を置くなど、明確な用途があれば広さを確保します。理由が言える広さならいい。理由が「何となく」なら、私は一度削った案も見せますね。

奥柿なら、ここを確認する
  • その個室で、誰が何時間、何をして過ごすのか
  • ベッド・机・収納を置いたうえで、本当に必要な広さはどれだけか
  • 余った面積を、家族が長く過ごす場所へ回せないか

2むやみに大きな掃き出し窓

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大きな窓のある明るいリビングは、多くの人が憧れるものではありませんか?

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奥柿

もちろん、外とのつながりや開放感をつくるには、大きな窓が有効なこともあります。でも大切なのは、窓の大きさより、その窓を本当に開けて暮らせる敷地かということです。

道路や隣家から室内が丸見えなら、結局はレースカーテンや厚手のカーテンを閉めたままになります。「明るくしたくて大きくしたのに、一年中閉めていて暗い」という、ちぐはぐな状態になるんです。

窓は壁より熱が出入りしやすい部分です。窓自体の性能を上げることはできますが、大開口にすれば、断熱・日射・冷暖房の計画はより重要になります。

昼の明るさだけで決めると、夜の視線を見落とす

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外からの視線は、図面やモデルハウスでは分かりにくそうですね。

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奥柿

そうなんです。図面では窓は一本の線ですし、昼間のモデルハウスはきれいな庭へ向けて開いています。ところが実際の敷地では、窓の正面が道路だったり、隣家の玄関や二階の窓だったりします。

特に夜は、明るい室内が外からよく見えます。昼間はレースカーテンで気にならなくても、照明をつけた瞬間に家族の動きが見えてしまう。夕方からカーテンを閉め、朝までそのままという家庭は多いです。冬なら夕方5時前に閉める日もあります。大きな窓を開けて景色を楽しむ時間が、想像より短いこともあるんです。

だから私は現地で、道路を歩く人の目線、車からの目線、隣家の窓の位置まで見ます。できれば朝・昼・夕方で光の入り方も考えます。窓は平面図だけでは決められません。

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明るさが欲しい場合、大きな掃き出し窓以外に方法はありますか?

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奥柿

あります。視線の高さを外した高窓、必要な場所へ光を届ける縦長の窓、吹き抜けや室内窓を使う方法もあります。窓を一か所だけ極端に大きくするのではなく、方角と部屋の奥行きに合わせて配置するほうが、安定して明るくなる場合もあります。

明るさは窓の面積だけで決まりません。外に建物があるか、庇が深いか、室内の壁や床が光を反射する色かでも変わります。南側なら大きく、西側なら小さく、と単純に決めるのでもなく、夏の日射をどう遮り、冬の光をどう取り込むかまで考えます。

「大きな窓が欲しい」の奥にある希望は、明るさなのか、庭とのつながりなのか、風通しなのか。目的が分かれば、掃き出し窓以外の答えも見つかります。

窓は、つけた後に小さくできない

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大きな窓には、視線や断熱以外の注意点もありますか?

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奥柿

家具の置き場所も減ります。壁ならテレビボードや棚、ソファを寄せられますが、掃き出し窓の前は通路として空ける必要があります。窓を大きくした結果、家具の配置が一通りしかなくなることもあります。

カーテンやブラインドも面積が大きくなれば費用が上がり、洗濯や掃除も大変です。ガラスの外側をどう掃除するか、シャッターや日除けをどうするかも考えなければいけません。台風時の安心感や防犯を気にする方もいます。

窓は後から小さくするのが簡単ではありません。だから、完成予想図の見栄えだけで決めず、窓の前で毎日どう暮らすかまで想像してほしいですね。

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では、掃き出し窓はつくらないほうが良いのですか?

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奥柿

まったくないと、家具や大型家電の搬入、庭への出入りで不便になることがあります。必要な場所には設ければいい。ただし、目的もなく幅や高さを大きくする必要はありません。外からの視線が切れる完全にプライベートな庭をつくれるなら話は別です。そこまで含めて設計できて、初めて大開口の良さが生きます。

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「完全にプライベートな庭」とは、どんな状態でしょうか?

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奥柿

ただ高い塀で囲えばいいわけではありません。隣家の二階から見下ろされないか、道路から玄関へ来た人に見えないか、庭で過ごしていて圧迫感がないか。建物の配置、壁、植栽、軒を組み合わせて、カーテンを開けたままでも落ち着ける状態をつくります。そこまで計画できれば、大きな窓は単なる採光装置ではなく、LDKと庭を一つにつなぐ価値になります。私は大開口を否定しているのではなく、大開口の良さが成立する環境まで一緒につくろうと言いたいんです。

奥柿なら、ここを確認する
  • 道路や隣家から、昼と夜に室内がどう見えるか
  • カーテンを開けたまま過ごせる外構・庭の計画になっているか
  • 窓の断熱性能、方角、庇や日射対策まで検討しているか

3暮らし方に合わない大型食洗機

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大型食洗機は家事を楽にしてくれる人気設備です。これもおすすめしないのでしょうか?

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食洗機そのものは便利ですよ。ただ、毎食後にその都度洗う3〜4人家族なら、一回分の食器はそれほど多くありません。大容量を選んでも、空きが多いまま運転するか、いっぱいになるまで食器をためることになります。

「大きければ絶対に便利」と考えて選ぶと、キッチン収納を減らしてまで付けたのに、容量を使い切らない。つまり宝の持ち腐れになりやすいんです。

食洗機は「何人家族か」だけでは選べない

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家族の人数を伝えれば、適切な容量を選べると思っていました。

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人数は一つの目安ですが、それだけでは決まりません。同じ4人家族でも、朝食はパンと飲み物だけの家庭もあれば、皿や小鉢をたくさん使う家庭もあります。昼食を家で食べるか、弁当箱や水筒を毎日洗うかでも量は変わります。

料理が好きで、ボウル、ざる、包丁、まな板、鍋まで食洗機へ入れたい方なら、大容量が役立ちます。一方、食器は食洗機、鍋は手洗いと決めているなら、必要容量は小さくなります。食器の種類も大切です。大きな洋皿が多い家庭と、深い和食器が多い家庭では、同じ点数でも入り方が違います。

だから「4人家族用」という表示だけを見るのではなく、ある一日の朝・昼・晩で何を使うかを思い出してほしいんです。できれば普段使う食器の直径や高さも測って、ショールームの実機で確認する。それが一番確実です。

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大容量なら、食器が少ない日でも困ることはないように思えます。

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運転できないわけではありません。ただ、大型を採用するときには本体価格だけでなく、キッチンの中でどれだけ場所を使うかも見てほしい。食洗機が大きくなった分、引き出し収納が減ることがあります。毎日使う鍋や調味料の置き場が遠くなれば、食器洗いは楽になっても調理は不便になるかもしれません。

家事は一つの設備だけで考えないことです。食器を下げる、予洗いする、セットする、洗い終わった食器を戻す。この流れと、収納の位置まで含めて考えます。食洗機の扉を開けたときに通路を塞がないか、後ろを人が通れるかも重要です。

便利な設備は、家事全体の流れにはまって初めて便利になります。容量だけを最大化しても、暮らし全体が良くなるとは限りません。

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深型なら、単純に洗える食器の枚数も大きく増えると思っていました。

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奥柿

そこは、カタログの容量だけで判断しないほうがいいですね。深型は大皿や鍋、背の高いものを入れやすいのが大きな利点です。一方で、ラックの段数や食器の形、並べ方によって、実際に入る枚数は変わります。深くなった分が、そのまま家族の食器何人分かの増加になるとは限りません。

1日分をまとめて洗う家庭、5人以上の家族、鍋や調理器具まで一緒に洗いたい家庭なら、大型を検討する価値は十分あります。選ぶ基準は人数だけでなく、いつ洗うか、何を一緒に洗うかです。

「深い」と「たくさん入る」は、同じではない

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深型を検討するときは、カタログの容量以外に何を見ればよいでしょうか?

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奥柿

庫内の形とラックの構成です。深さが増えれば、大きな鍋や高さのある器を入れやすくなります。ただ、食器を置く面が同じような構成なら、小皿を何十枚も余計に並べられるとは限りません。機種によって上段ラックの動かし方や、ピンの間隔も違います。

カタログに書かれた食器点数は、決められた標準食器を決められた位置へ入れた場合の目安です。各家庭の食器は形も厚みも違います。どんぶりが多い、大きなマグカップを使う、子どもの水筒があるとなると、表示どおりには入らないこともあります。

逆に、鍋まで入れたい方にとっては、深さが大きな価値になります。大切なのは点数の多さを競うことではなく、自分が洗いたいものが無理なく収まるかです。

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奥柿さんのお子さんが「片付けは一日一回にしたい」と言ったら、大型を勧めますか?

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その暮らし方を本当に続けるなら、検討します。朝食後と昼食後の食器を入れておき、夕食後に鍋までまとめて運転する。そういう使い方なら、大容量の意味がはっきりしています。ただし、食器を庫内に長時間置くことが気になるか、軽く予洗いをするのか、運転音が気にならない時間帯かも確認します。設備に生活を合わせるのではなく、もともとの生活に合う設備を選ぶという順番は変えません。

奥柿なら、ここを確認する
  • 毎食後に洗うのか、1日分をまとめて洗うのか
  • 食器だけでなく、鍋・フライパン・調理器具も入れたいのか
  • ショールームで普段の食器を想定し、ラックの形と収納量を確かめたか

「おすすめしない」は、すべての人に不要という意味ではない

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3つに共通しているのは、「大きいものを選ばない」ということでしょうか?

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奥柿

そうではありません。必要な理由があるなら、大きくていいんです。私がわが子に止めるのは、「みんなが付けているから」「せっかく建てるから」「大きいほうが得だから」という選び方です。

家づくりで大事なのは、設備の豪華さではなく、家族の一日に合っているかどうか。使う場面を具体的に想像できないものは、いったん外して考える。そのくらい慎重でちょうどいいと思います。

奥柿がわが子にさせる「一日の暮らしの確認」

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設備や間取りを選ぶ前に、家族でどんな話をすればよいでしょうか?

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私は、平日と休日の一日を時間順に話してもらいます。誰が最初に起きるか、どこで着替えるか、朝食は何を食べるか、洗濯物はいつ干すか。帰宅後はどこに荷物を置き、子どもはどこで宿題をし、何時に食器を洗うか。そこまで具体的にすると、必要な空間と設備が見えてきます。

次に、5年後、10年後も考えます。子どもが成長したら、在宅勤務が増えたら、親との同居が必要になったら。ただし、起こるか分からない将来のために、現在の暮らしを犠牲にしすぎないことも大切です。変化へ対応できる余白はつくりつつ、今の家族が毎日使う場所を優先します。

そして、欲しいものには必ず理由を付けてもらいます。「大きな窓が欲しい」ではなく、「庭で遊ぶ子どもをキッチンから見たい」。「大型食洗機が欲しい」ではなく、「夕食後に鍋までまとめて洗い、子どもと過ごす時間を増やしたい」。そこまで言えれば、設計する側も別の方法を含めて最適な提案ができます。

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逆に言えば、理由がはっきりしていれば、今回の3つも採用してよいのですね。

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奥柿

もちろんです。自宅で仕事や創作をする人には広い個室が必要かもしれない。人目を気にせず庭と一体で暮らせる敷地なら、大きな掃き出し窓は大きな価値になる。大家族で一日分をまとめて洗うなら、大型食洗機は力を発揮します。

私は「小さく安くすればいい」と言っているのではありません。限られた予算と面積を、家族にとって価値の高いところへ使ってほしいんです。見栄や思い込みにお金を使うのではなく、自分たちの時間と心の余裕を生むところへ使う。その判断ができる家づくりなら、私は安心して背中を押せます。

もし、わが子にひと言だけ伝えるなら

「大きいことを理由に選ぶな。自分たちがどう暮らすかを理由に選びなさい。」

今回のまとめ

今回、奥柿が挙げたのは「広すぎる個室」「むやみに大きな掃き出し窓」「暮らし方に合わない大型食洗機」の3つです。

広い個室は、そこで過ごす目的がなければ、家族がほとんど使わない床面積になる可能性があります。個室へ面積を配分した分だけ、LDK、収納、家事スペース、あるいは予算にしわ寄せがいきます。部屋の畳数から考えるのではなく、置く家具とそこで行うことから必要な広さを決めることが大切です。

大きな掃き出し窓は、外からの視線を遮れず、カーテンを閉めたままになれば、本来求めた明るさや開放感を得られません。窓の断熱性能、方角、日射、家具配置、掃除や防犯まで検討し、カーテンを開けて暮らせる庭や外構と一緒に計画してこそ、大開口の価値が生きます。

大型食洗機は、家族の人数だけでなく、食器を洗う回数、食器の形、鍋や調理器具まで入れるかによって必要性が変わります。深型の利点は大きなものを入れやすいことですが、深さがそのまま実際に洗える枚数の増加になるとは限りません。カタログの容量だけでなく、ラックの形と普段の食器との相性を確認する必要があります。

3つに共通するのは、商品や設備に問題があるのではなく、目的のない「大きさ」が後悔につながりやすいということです。条件が合えば、いずれも暮らしを豊かにしてくれます。だからこそ、「人気だから」「せっかくだから」ではなく、「誰が、いつ、何のために使うのか」を言葉にしてから選んでください。

家づくりの答えは、カタログの上位グレードやモデルハウスの見栄えだけでは決まりません。朝起きてから夜眠るまで、自分たちがどこで何をしているか。その一日の中に、本当に必要な広さと設備の答えがあります。

明工建設が選ばれる理由とは?

第1位 住む人の幸せを考え抜いた高性能住宅

明工建設の家は強い方が売れる、省エネだから売れる・・・
そんな安っぽい理由で、住宅を高性能にしているわけではありません。
高性能な家に住んでもらった先にある『家族の幸せ』を手に入れてもらいたいから高性能にしているのです。

第2位  圧倒的省エネ住宅で1,000万円以上の節約に

明工建設の考える住宅は、住むだけでお金が貯まります。
光熱費が0円以下にすることが出来る、圧倒的省エネ住宅であなたの家計を守ります。

第3位  売ることが仕事じゃない!お客様のありがとうを考えるご提案

明工建設は住宅を売ることを仕事だと考えていません。
お客様の幸せをとことん考え、その結果『ありがとう』を頂くことを仕事にしています。
その対価としてお金を頂く。これが明工建設のポリシーです。

第4位  最新の技術提供なのに、圧倒的なコスパを実現

M-THE BESTに代表されるように、明工建設の家は常に最新の技術を提供します。
それなのに誰もが納得、いやそれ以上のコスパの良さで皆様に選ばれています。
それを実現出来るのは、圧倒的な仕入れ力と無駄なお金を使わない工事力があるからです。