【仁藤流・モデルハウス見学外部回り編】その家、「見た目」だけで選んで大丈夫ですか?

掛川・菊川・御前崎・牧之原・袋井・島田・藤枝・磐田で家を建てる前に見るべき「外回り7つのポイント」

おかげさまです。
明工建設の仁藤です。

モデルハウスに行くと、最初にどこを見ますか?

広いLDK。

おしゃれなキッチン。

吹き抜け。

ホテルのような洗面台。

素敵ですよね。

「こんな家に住みたい」

そう思うのは当然です。

でも、少しだけ想像してみてください。

その家に住み始めて15年後。

子どもにもお金がかかる。

住宅ローンも残っている。

そんな時に、

「そろそろ外壁塗装です」

「屋根もメンテナンスしましょう」

「給湯器も交換時期です」

「足場も必要です」

と言われたらどうでしょう。

家づくりで本当に怖いのは、

建てるときに高い家でしょうか。

それとも、

安く見えたのに、住み始めてからお金がかかり続ける家でしょうか。

私は後者も十分注意する必要があると思っています。

だから今日は、モデルハウスの中へ入る前の話をします。

実は家の本質は、玄関を開ける前からかなり見えてきます。


モデルハウス見学で最初に聞いてほしい、たった一つの質問

営業担当者から、

「素敵でしょう?」

と言われたら、ぜひこう聞いてください。

「この家に30年間住んだ場合、どこに、いつ頃、どのくらいのメンテナンスが必要になりますか?」

ここです。

「今いくらですか?」

だけではありません。

「住んでから、いくらかかりますか?」

この質問をすると、その住宅会社が何を大切にしているのかが少しずつ見えてきます。

では、外から見ていきましょう。


チェック① 屋根――「何を使っていますか?」で終わらせない

最初は屋根です。

質問は3つ。

「屋根材は何ですか?」

そして、

「次に大きなメンテナンスが必要になる目安はいつですか?」

さらに、

「そのとき足場まで含めると、現在価格でどのくらいを想定していますか?」

ここまで聞いてください。

明工建設ではガルバリウム系鋼板を評価しています。

軽量であることは、建物上部の重量を抑えるという意味でもメリットがあります。

しかし、

「ガルバリウムなら一生メンテナンス不要」

ではありません。

塗膜、めっき、海からの距離、勾配、施工方法、傷、雨仕舞などによって耐久性は変わります。

逆に化粧スレートだから「10年で必ずダメ」でもありません。

国土交通省が示した耐用・交換周期に関する参考資料でも、化粧スレートと鋼板葺きの双方に約30年という参考値が示されている資料があります。つまり素材名だけで寿命を断定するのは適切ではありません。国土交通省

だから見るべきなのは、

屋根材の商品名だけではなく、その会社が屋根の30年後まで説明できるか。

ここなんです。

御前崎や牧之原のような沿岸側を含む地域なら、立地条件も踏まえて確認したいところです。


チェック② 外壁――「30年メンテナンスフリー」という言葉をそのまま信じない

次は外壁です。

最近は、

「高耐候です」

「セルフクリーニングです」

「光触媒です」

「30年持ちます」

といった説明もあります。

そこで終わらないでください。

聞いてほしいのは、

「30年というのは、何が30年なんですか?」

です。

外壁材そのもの?

塗膜?

シーリング?

保証?

美観?

防水性能?

ここは全く同じ意味ではありません。

外壁は一枚の材料だけで成立しているわけではないからです。

継ぎ目。

シーリング。

開口部。

換気フード周辺。

水切り。

軒との取り合い。

そして施工精度。

家の耐久性は「商品名」より、納まりと施工まで見なければ分かりません。

だから、

「この外壁は30年持ちます」

と言われたら、

「分かりました。では、シーリングや付帯部を含めた維持管理計画を見せてもらえますか?」

と聞いてみる。

いい質問だと思います。


チェック③ 基礎――きれいかどうかではなく「何のための仕上げか」

次に足元を見てください。

基礎です。

モデルハウスでは誰も見ていない場所かもしれません。

でも私は見ます。

なぜなら、

家は上からではなく、下から支えられているからです。

ここで確認したいのが基礎表面の仕上げです。

明工建設では、基礎表面の保護についても考えます。

一方で注意したいのは、

「モルタル仕上げなら、その家は危険」

とまでは言えないことです。

表面仕上げに細いひびが出たからといって、直ちに構造体の基礎が破壊されていることを意味するわけでもありません。

だから聞き方を変えます。

「この基礎の仕上げは何のためですか?」

「ひび割れが出た場合、仕上げだけなのか構造クラックなのか、どう判断しますか?」

「雨水や劣化に対して、どのような考え方で基礎を保護していますか?」

NUコート等を採用しているなら、その製品の防水性・伸び性能・適用範囲・保証・メンテナンス方法を確認する。

つまり、

名前ではなく、目的と根拠を聞く。

これが仁藤流です。


チェック④ 給湯器――本体価格より「毎月払うお金」を見る

外を歩いていると給湯設備が見えてきます。

ここも重要です。

ガスなら、

「都市ガスですか、LPガスですか?」

LPガスなら、

「基本料金・従量料金・設備料金はどうなっていますか?」

と聞いてみてください。

なぜここまで聞くのか。

実はLPガスを巡っては、設備等を無償貸与し、その費用をガス料金から回収するなどの商慣行が消費者トラブルにつながってきたことを、経済産業省自身が問題として取り上げています。エネルギー庁

そのため制度が改正され、2025年4月からは基本料金・従量料金・設備料金を分ける三部料金制の徹底など、新しいルールが施行されています。経済産業省

ですから、今は昔の話をそのまま、

「ガス会社に一生ぼったくられる」

と煽るのではなく、

契約内容と料金内訳を確認する。

これが正解です。


エコキュートなら「いつ沸かしますか?」まで聞く

太陽光発電を予定しているなら、もう一つ。

「このエコキュートは、昼間の太陽光を利用して沸き上げできますか?」

です。

いわゆる「おひさまエコキュート」や、天気・日射量予報などを利用して昼間へ沸き上げをシフトする機種があります。

これは単なる流行語ではありません。

国の高効率給湯器支援でも、おひさまエコキュートや、日射量予報等に連動して昼間へ沸き上げを移す機能が評価対象になっています。経済産業省

なぜ昼間なのか。

太陽光で発電した電気を、

「売る」

だけではなく、

「自分の家で使う」

という考え方が重要になってきたからです。

発電する。

給湯する。

蓄電する。

EVに貯める。

HEMSで管理する。

これらは別々の商品ではありません。

家全体のエネルギー設計です。


チェック⑤ 外壁の換気フード――「数」より「なぜそこにあるのか」

次に外壁を一周してください。

そして換気フードを探します。

ただし、

「フードは少なければ少ないほどいい」

と単純化するのは危険です。

キッチン。

浴室。

トイレ。

給排気。

設備。

必要な貫通部はあります。

大切なのは、

必要な穴が、必要な場所に、適切な防水・気密処理をされて設けられているか。

です。

そこで質問。

「この家は第一種換気ですか、第三種換気ですか?」

そして、

「なぜ、この方式を採用したのですか?」

ここまで聞きます。


第三種換気だったら、否定する前にこの質問をする

第三種換気と言われたら、

「ダメですね」

ではありません。

こう聞いてください。

「この地域、この断熱性能、この気密性能で第三種を選んだ理由を教えてください」

そして、

「熱交換しない外気導入による冷暖房負荷を、年間エネルギー計算ではどう評価していますか?」

ここです。

第三種換気にも、

初期費用。

構造の単純さ。

メンテナンス性。

といった利点があります。

一方、熱交換型第一種換気には、排気する空気の熱を利用して外気負荷を抑えるという考え方があります。

つまり大切なのは、

「第一種だから正義、第三種だから悪」ではありません。

「なぜこの家にはこれなのか」を説明できるかです。


チェック⑥ 窓――ガラスだけではなく「枠」を見る

次は窓です。

営業担当者に、

「この窓は樹脂ですか?アルミ樹脂複合ですか?」

と聞いてください。

そして、

「この地域で、この窓を選んだ理由は何ですか?」

まで聞く。

窓は住宅の熱性能を考えるうえで重要な部分です。

ただし、

「アルミ樹脂複合=悪い会社」

と決めつける必要はありません。

窓性能はフレーム材だけではなく、

ガラス構成。

Low-E膜。

中空層。

ガス。

スペーサー。

窓の大きさ。

方位。

日射取得。

日射遮蔽。

施工。

これらを含めて考えるからです。

ここでも仁藤流は同じ。

「何を使っているか」より、「なぜ使っているか」。

です。


チェック⑦ 最後に玄関ドア――これは絶対、自分で触ってください

そして、いよいよ家の中へ。

ここで私はぜひやっていただきたいことがあります。

玄関ドアを自分で開けてください。

営業担当者が、

「どうぞ」

と開けてくれるかもしれません。

でも一度、

「ありがとうございます。自分で開けてみてもいいですか?」

と触ってみてください。

重さ。

厚み。

ハンドル。

閉まる感触。

気密感。

そして他社と比較する。

ただし、

「重いドア=高断熱」ではありません。

ここも大切です。

ドアの重量は、サイズ、ガラス、構造、金物などによって変わります。

ですから感触を確かめた後に、

「この玄関ドアの熱貫流率、U値はいくつですか?」

と聞く。

感覚で確認して、

最後は数字で確認する。

これです。


モデルハウスで一番見てはいけないもの

少し意外かもしれません。

モデルハウスで最初から見すぎない方がいいもの。

私は、

「豪華な演出」

だと思っています。

高級ソファ。

巨大テレビ。

間接照明。

大きな吹き抜け。

素敵な家具。

もちろん参考になります。

でも、それらの多くは交換できます。

一方、

屋根。

外壁。

基礎。

断熱。

気密。

窓。

換気。

構造。

これらは、

住み始めてから簡単には交換できません。

だったら、家づくりの優先順位は見えてきませんか。


「標準仕様です」という答えが来たら、もう一問

これはぜひ覚えて帰ってください。

住宅会社で質問すると、

「うちはこれが標準です」

と言われることがあります。

そこで終わらない。

「なぜ、それを標準にしたんですか?」

と聞いてください。

これだけです。

すると、

その会社が、

価格から逆算して仕様を決めているのか。

メンテナンスから考えているのか。

快適性から考えているのか。

施工性からなのか。

長期耐久性なのか。

会社の思想が見えてきます。


「他社ではこう言われました」も遠慮なく聞いてください

例えば、

「他社では第三種換気で十分と言われました」

「樹脂窓までは必要ないと言われました」

「太陽光は元が取れないと言われました」

「逆に太陽光は絶対必要と言われました」

全部、聞いてください。

住宅会社同士の悪口を聞くためではありません。

理由を比較するためです。

A社にはA社の考え方がある。

B社にはB社の考え方がある。

明工建設にも明工建設の考え方があります。

それを全部聞いて、

最後に決めるのはお客様です。

私はその方がいいと思っています。


掛川・菊川・御前崎・牧之原・袋井・島田・藤枝・磐田で家を見るなら

明工建設の施工エリアである、

掛川市、菊川市、御前崎市、牧之原市、袋井市、島田市、藤枝市、磐田市。

同じ静岡県でも、土地条件は同じではありません。

沿岸側。

内陸側。

風の強い場所。

日射条件。

周辺建物。

土地の高低差。

ハザード。

家は、

カタログの上に建つのではありません。

その土地に建ちます。

だから私は、

「全国で売れている仕様だから安心」

よりも、

「この土地、この家族、この暮らしに、なぜこの仕様なのか」

を大切にしたいのです。


仁藤流・モデルハウス外回り「7つの質問」

見学当日はスマートフォンにこれだけ保存しておいてください。

  1. 屋根・外壁は何を使い、いつ、どんなメンテナンスを想定していますか?
  2. 基礎表面はどんな仕上げで、何を目的に採用していますか?
  3. 給湯方式と、年間の給湯エネルギーはどう考えていますか?
  4. 太陽光を載せる場合、給湯・蓄電池・EVまでどう連携させますか?
  5. 換気方式は何で、なぜその方式を選んだのですか?
  6. 窓と玄関ドアのU値を教えてください。
  7. 30年間のメンテナンス費と光熱費を、どこまで想定していますか?

そして、回答を聞いた後にもう一つ。

「なぜですか?」

この一言を付けてください。

モデルハウスを見る目が変わります。


仁藤流の結論――家は「買った日の価格」で決めない

私は、安い家を否定したいわけではありません。

高い家なら良い、と言っているわけでもありません。

高額な設備をたくさん付ければ正解でもない。

私が皆さんに見てほしいのは、

「そのお金が、何に使われているのか」

です。

300万円安い家。

でも、住んでから光熱費や修繕費が多く必要になるかもしれない。

逆に300万円高い家。

でも、その追加投資を30年間で回収できないかもしれない。

だから比較する。

建築費+光熱費+修繕費+設備更新費。

私はこれを、

「住んでからの家の値段」

だと考えています。

家づくりの見積書には、

建てるまでのお金しか書かれていません。

でも家族が本当に支払うのは、

その後のお金まで含めた金額です。

ここに気づくと、

モデルハウスを見る目が変わります。

営業担当者の言葉を疑う必要もありません。

私の言葉まで、鵜呑みにする必要はありません。

聞けばいい。

比べればいい。

数字を見ればいい。

理由を聞けばいい。

すると少しずつ、

「自分たち家族に必要な家」が見えてきます。

そこまでたどり着けば、

もう情報の多さに振り回される必要はありません。

「安いから」でもない。

「有名だから」でもない。

「営業マンがいい人だったから」だけでもない。

自分たちで理由を理解して、納得して選ぶ。

それが、仁藤流の家づくりです。

掛川・菊川・御前崎・牧之原・袋井・島田・藤枝・磐田で家づくりを考えていて、住宅会社を回るほど分からなくなってしまった方は、他社さんの図面や仕様書、見積書を持ってきていただいても構いません。

明工建設で建てると決める前で大丈夫です。

一緒に、

「何が付いているか」ではなく、「なぜ必要なのか」

から整理しましょう。

家は、契約するためにつくるものではありません。

住んでから幸せになるためにつくるものです。

ご縁を大切に唯一無二の家造り。
住んでからがお付き合いの始まり。
おかげさまでありがとうございます。

「モデルハウス見学で絶対見るべき7項目|外壁・屋根・基礎・窓・換気・給湯を仁藤流でチェック - YouTube

動画の概要モデルハウスは、見た目や建築価格だけで選んではいけません。屋根・外壁・窓・断熱・給湯・換気など、**「住んでから30年間にいくらかかるのか」**という仁藤…

明工建設が選ばれる理由とは?

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明工建設は住宅を売ることを仕事だと考えていません。
お客様の幸せをとことん考え、その結果『ありがとう』を頂くことを仕事にしています。
その対価としてお金を頂く。これが明工建設のポリシーです。

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M-THE BESTに代表されるように、明工建設の家は常に最新の技術を提供します。
それなのに誰もが納得、いやそれ以上のコスパの良さで皆様に選ばれています。
それを実現出来るのは、圧倒的な仕入れ力と無駄なお金を使わない工事力があるからです。