
更新日:2026年9月28日
住宅ローン金利が上がっている今、家を建てても大丈夫?掛川で考える無理のない住宅予算
「家は建てたい。でも、今は金利が上がっているから待った方がいいのでは?」
最近、掛川で家づくりを考えている方からも、こうした相談が増えています。
実際、2026年は住宅ローン金利を取り巻く環境が大きく変化しています。
ただし、家づくりで本当に大切なのは、 「金利が上がったから建てない」「下がったら建てる」と単純に決めることではありません。
大切なのは、金利が変わっても無理なく返済できる住宅予算を決めることです。
今回は、住宅ローン金利が上昇している今、掛川で家を建てる人がどのように住宅予算を考えればよいのかを、店長と明子の会話を交えながら分かりやすく整理します。
1. 結論:今建てていいかではなく「金利が上がっても払えるか」で考える
店長、最近住宅ローンの金利が上がっているってよく聞きますよね。
私だったら、 「今は家を建てない方がいいのかな」 って不安になってしまいそうです。
その不安は自然だと思うよ。
でもね、 「今建てるべきか」 「待った方がいいか」 を金利だけで決めようとすると、なかなか答えは出ないんだ。
金利が下がるかどうかは将来にならないと分からない。
だから大切なのは、 金利が多少上がっても家計が苦しくならない予算を最初から決めること なんだよ。
住宅ローンは、多くの人が30年、35年という長期間で返済します。
その間には、金利だけではなく、教育費、車の買い替え、働き方、物価、光熱費なども変化します。
だからこそ、住宅ローンの予算は 「今払えるか」 だけではなく、 「将来も払えるか」 で考える必要があります。
今の家づくりで大切な考え方
- 現在の金利だけで家づくりを判断しない。
- 金利が上がった場合の返済額も確認する。
- 住宅以外の支出も含めて考える。
- 借りられる金額ではなく、返せる金額を基準にする。
- 土地・建物・外構・諸費用を含めた総額を見る。
2. 2026年9月、住宅ローン金利はどうなっている?
2026年9月時点では、住宅ローン金利は以前より高い水準になっています。
例えば三菱UFJ銀行では、2026年9月の新規借入時の変動金利の例として年1.195%、固定10年では年3.63%が掲載されています。
また、全期間固定金利の代表的な住宅ローンであるフラット35では、2026年9月、借入期間21年以上35年以下・融資率9割以下の場合の最頻金利は年3.46%となっています。
変動金利でも1%を超える商品が出てきているんですね。
少し前まで「住宅ローンは1%以下」というイメージを持っている人も多そうです。
そうだね。
だから、数年前に住宅ローンを調べたときの感覚のまま予算を考えると、実際の返済額とのズレが出る可能性がある。
家づくりを始めるなら、まず最新の金利で一度返済シミュレーションをしてみることが大切だよ。
金利は金融機関・審査条件によって異なります
ここで紹介している金利は2026年9月時点の一例です。
実際の適用金利は、金融機関、借入額、返済期間、自己資金、団体信用生命保険、審査結果などによって異なります。
3. 金利が1%違うと、毎月の返済額はどのくらい変わる?
金利について考えるときは、「0.5%」「1%」という数字だけを見るのではなく、毎月の返済額に置き換えて考えると分かりやすくなります。
例えば、4,000万円を35年間、元利均等返済、ボーナス払いなしで借りると仮定します。
| 金利 | 毎月返済額の目安 | 総返済額の目安 |
|---|---|---|
| 年1.0% | 約11万2,900円 | 約4,742万円 |
| 年1.5% | 約12万2,500円 | 約5,144万円 |
| 年2.0% | 約13万2,500円 | 約5,565万円 |
| 年3.0% | 約15万3,900円 | 約6,465万円 |
年1%と年2%では、毎月の返済額だけでも約2万円の差になります。
2万円って聞くと、かなり大きいですね。
毎月2万円なら、年間で24万円。
子どもの教育費や車の買い替えを考えると、無視できない金額です。
そうなんだ。
だから住宅ローンは、 「今の金利なら払える」 ではなく、 「もう少し金利が上がっても払える」 というところまで見ておいた方がいい。
住宅ローンをギリギリまで組まないことが、今まで以上に大切になっているね。
※上記は単純な返済シミュレーションです。実際には金融機関の条件、保証料、手数料、団体信用生命保険等により異なります。
4. 「借りられる4,500万円」と「返せる4,500万円」は違う
銀行から、 「4,500万円まで借りられます」 と言われたら、4,500万円の家を建てても大丈夫ってことではないんですか?
そこは絶対に分けて考えてほしいところだね。
銀行が判断するのは、 「この人にいくらまで融資できるか」。
でも家族が考えないといけないのは、 「いくらなら生活を楽しみながら返していけるか」。
この2つは同じではないんだ。
住宅ローンの返済だけなら払えても、
- 教育費
- 車の買い替え
- 旅行
- 保険
- 老後資金
- 住宅の修繕費
などを考えると、家計に余裕がなくなるケースがあります。
住宅予算は「残したい生活」から考える
- 年に1回は家族旅行をしたい。
- 子どもの進学費用を準備したい。
- 車を一定期間ごとに買い替えたい。
- 毎月ある程度は貯蓄したい。
- 老後資金も積み立てたい。
家を建てることだけが人生の目的ではありません。
家を建てたあとも、その家でどんな生活をしたいかまで考えて予算を決めることが重要です。
5. 掛川の家づくりでは「土地+建物」だけで予算を考えない
家づくりの予算って、 「土地2,000万円+建物3,000万円=5,000万円」 みたいに考えればいいんですか?
実は、それだけでは足りないんだ。
掛川で土地から家を建てる場合でも、外構、造成、地盤、上下水道、登記、住宅ローン関係の費用などが必要になる。
土地と建物だけで予算を使い切ってしまうと、最後に追加費用が出て苦しくなることがあるよ。
家づくりの総予算に入れておきたい費用
- 土地代
- 建物本体工事
- 付帯工事
- 地盤改良
- 造成工事
- 給排水工事
- 外構工事
- 登記費用
- 住宅ローン関係費用
- 火災保険
- 引っ越し費用
- 家具・家電
特に掛川では、車2台・3台分の駐車場を計画する家庭も多いため、外構費を後回しにしないことが大切です。
6. 変動金利と固定金利、どちらが正解?
住宅ローンを検討すると、多くの人が迷うのが 「変動金利か固定金利か」 という問題です。
| 変動金利 | 固定金利 | |
|---|---|---|
| 金利 | 市場環境などにより変化する | 一定期間または全期間固定 |
| 借入時 | 固定より低いことが多い | 変動より高いことが多い |
| メリット | 低い金利水準を利用できる可能性 | 返済額を計画しやすい |
| 注意点 | 将来金利が上昇する可能性 | 借入時の返済額が高くなりやすい |
結局、変動と固定はどちらがいいんですか?
これは「全員にとってこちらが正解」というものではないよ。
金利が変わっても家計に余裕がある人と、毎月の返済額を確定させたい人では考え方が違うからね。
大切なのは、金利の数字だけではなく、 自分たちがどのリスクなら受け入れられるか を考えることだよ。
7. 変動金利を選ぶなら「金利2%になった場合」も試算する
変動金利を選ぶ場合は、現在の適用金利だけで返済計画を立てないことが重要です。
現在の想定返済額:月11万円
金利上昇後:月13万円
差額:月2万円
この2万円が増えても、教育費や貯蓄を続けられるか?
「今なら払える」で考えるんじゃなくて、 「もし上がっても払えるか」 を確認するんですね。
そう。
それができれば、 「金利が上がったらどうしよう」 という漠然とした不安が、 「ここまでなら大丈夫」 という具体的な判断に変わるからね。
8. 金利が下がるまで待てば得なのか?
でもやっぱり、 「金利が下がるまで2〜3年待とう」 という考え方もありますよね。
もちろん「待つ」という選択もあるよ。
ただし、将来金利が下がるかどうかは分からない。
それに、待っている間にも家賃を払うし、土地価格や建築費が変わる可能性もある。
だから、 「金利だけを理由に待つ」 のではなく、 待った場合のメリットとデメリットを両方見た方がいいね。
「今建てる」「待つ」を比較するときの項目
- 今後支払う家賃はいくらか。
- 現在の年齢と住宅ローン完済年齢。
- 子どもの入園・入学時期。
- 土地価格がどう変わる可能性があるか。
- 建築費がどう変わる可能性があるか。
- 自己資金をどの程度増やせるか。
- 今の住まいに不満があるか。
将来の金利を予測するのではなく、 「自分たちの家族にとって、いつ建てるのが暮らしやすいか」 で判断することが大切です。
9. 無理のない住宅予算を決める5つの手順
掛川で家を建てる前に整理したいこと
-
① 毎月安心して払える住居費を決める
銀行の借入上限ではなく、家計から考えます。 -
② 将来の支出を書き出す
教育費、車、保険、老後資金などを確認します。 -
③ 土地・建物・外構・諸費用を総額で見る
本体価格だけで判断しません。 -
④ 金利が上昇した場合も試算する
返済額が増えても生活できるか確認します。 -
⑤ 家を建てたあとに残す貯蓄額を決める
預貯金をすべて頭金に入れないことも重要です。
10. 金利が上がっている今だからこそ「家づくりの順番」が大事
私だったら、まず住宅展示場を見て、気に入った家から予算を考えてしまいそうです。
もちろん家を見ることも大切だよ。
でも今みたいに金利や建築費が動いている時期ほど、 先に予算を整理した方がいい。
①家計を確認する
②総予算を決める
③土地と建物に予算を配分する
④住宅会社を比較する
この順番なら、 「気に入ったけど買えない」 という失敗を減らせるよ。
11. まとめ:金利上昇より怖いのは「予算を決めずに家を建てること」
住宅ローン金利が上昇していると、 「今は家を建てない方がいいのでは」 と不安になるかもしれません。
しかし、将来の金利を正確に予測することはできません。
だからこそ重要なのは、 金利の上げ下げを当てることではなく、金利が変わっても暮らしていける住宅予算をつくること です。
今回のまとめ
- 現在の金利だけで家づくりを判断しない。
- 借りられる金額と返せる金額は違う。
- 土地・建物・外構・諸費用を総額で考える。
- 変動金利なら金利上昇時もシミュレーションする。
- 教育費や車、老後資金も忘れない。
- 今建てるか待つかは、家族の生活全体で判断する。
最初は、 「金利が上がっているから家を建てるのが怖い」 と思っていました。
でも本当に確認するべきなのは、 「金利が上がったとしても、自分たちの家計なら大丈夫なのか」 なんですね。
その通り。
家を建てたあとに、 「住宅ローンを払うために生活を我慢する」 という状態にはしたくないからね。
家族旅行もしたい。 子どもの教育費も準備したい。 車も必要。 貯蓄もしたい。
そのうえで無理なく建てられる家はいくらなのか。
そこから家づくりを始めるのが、一番安心だと思うよ。
「今の金利で、私たちはいくらまでなら無理なく建てられる?」
土地・建物・住宅ローンをまとめて整理しませんか。
参考・確認先
・三菱UFJ銀行「住宅ローン金利」
住宅ローン金利 | 三菱UFJ銀行
借入期間最長40年でも金利上乗せなし!新規お借り入れやお借り換えに、おトクな金利をご用意しています。金利は変動金利・固定金利・全期間固定金利をラインアップ、事前…
・住宅金融支援機構/フラット35「最新の金利情報」
・日本銀行「金融市場調節方針」
※住宅ローン金利は金融機関、借入時期、借入条件、審査結果等によって異なります。
※本記事内の返済額は概算シミュレーションです。実際の住宅ローン契約時には、金融機関等で最新条件をご確認ください。
※住宅ローン、家計、税務等について個別の判断が必要な場合は、金融機関、ファイナンシャルプランナー、税理士等の専門家にご相談ください。
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