【袋井市】工務店に見積り依頼！新築戸建ての見積りの内訳やチェックポイント

建築本体工事費

家本体にかかる工事費用であり、主に以下のようなものが含まれます。

• 仮設工事
• 基礎工事
• 木工事
• 屋根工事
• 建具工事
• 仕上げ工事
• 住宅設備工事
• 電気工事

何を建築本体工事費に含めるかは工務店によって多少の違いが生じるため、詳しい内容は見積りを依頼した工務店に直接確認すると安心です。

建築本体工事費は、見積り全体の70％前後と、最も大きな割合を占める部分です。こだわりによって差が出やすい部分でもあるので、予算を抑えたい場合は内容をよく確認してください。

広告などでよく「坪単価」で表記されているのも、この建築本体工事費です。

付帯工事費

家周辺の工事費用であり、主に以下のようなものが含まれます。

• 地盤改良工事
• 解体工事
• 外構工事
• 造成工事
• 造園工事
• 引込工事
• 敷設工事
• 屋外電気工事

造成工事は道路と土地に高低差がある場合、地盤改良工事は地盤が弱い場合にのみ発生する工事です。

建築本体工事費に含まれない工事費は、ここに含まれると考えてまず間違いありません。

付帯工事費は見積り全体の20％と、建築本体工事費に次ぐ割合を占めます。

解体工事や造成工事、地盤改良工事など変動する要素が多いため、状況によっては数百万円単位で上がることもあるので注意してください。

その他の経費

工事費を除いたその他の費用であり、主に以下のようなものが含まれます。

• 地盤調査費
• 物件検査手数料
• 仲介手数料
• 式典費
• 登記費用
• 各種申請費
• 不動産取得税
• 固定資産税
• 都市計画税
• 住宅ローン各種費用
• 印紙代

その他の経費は見積り全体の10％前後を占め、多くは現金でしか支払えません。あらかじめ予算を確保しておくことをおすすめします。

除外されている費用がないか

見積りに何が含まれているかは、会社によって異なります。たとえ他より安かったとしても、後から追加される費用があっては意味がありません。

一般的に必要とされる工事内容を知っておき、見積書に含まれているかどうかを確認するようにしましょう。特に変動しやすい付帯工事費については、入念な確認をおすすめします。

家の性能・仕様はどの程度か

具体的に指定していない部分の見積りは、それぞれの会社が性能・仕様を決めて算出しています。性能・仕様をぎりぎりまで削れば、他より安い見積りを作ることも不可能ではありません。

実際に住んでから後悔しないためにも、「どの程度の性能・仕様なのか」「それで本当に不都合はないか」を確認してください。具体的にチェックするポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

• 住宅設備
• 断熱性
• 気密性
• 換気システム
• メンテナンス性能
• シロアリ対策
• 災害対策
• 吹き抜けやバルコニーの有無
• 家の形状
• 屋根の形状

中でも家の形状は凹凸が多いほど高く、屋根の形状は寄棟や切妻のほうが高くなります。

材料・工法・明細項目などの記載があるか

材料・工法・明細項目などの細かいポイントは、他の見積りと比較する際の手がかりになります。

「書いてあってもわからない」と切り捨ててしまわず、ぜひ細かなところほどしっかり確認してください。詳しい記載がある会社ほど、誠実で信頼できるという見方もできます。