よく眠れる家は、人生を立て直す力を持っている

――私が「睡眠」と「住まい」を切り離さない理由

こんにちは。
明工建設の仁藤です。

今日は「睡眠」の話をします。
…と聞いて、「家づくりと関係あるの?」と思われた方もいるかもしれません。

ですが私は、睡眠こそが住まいの性能をもっとも正直に評価する指標だと考えています。

・寝つきが悪い
・夜中に何度も目が覚める
・朝起きても疲れが抜けない
・休日に寝だめをしないと回復しない

もし、こうした状態が続いているなら、
それはあなたの意思や努力の問題ではなく、
住環境そのものが、身体のリズムを狂わせている可能性があります。


人は「意思」ではなく「環境」で眠っている

まず大前提として知っておいてほしいことがあります。

人は
「よし、寝よう」と思って眠っているのではありません。

人は
体内時計と環境条件がそろったときにしか、深く眠れない生き物です。

体内時計を司っているのは、
いわゆる「概日リズム」と呼ばれる仕組みで、
これは光・温度・活動・休息のリズムによって調整されています。

つまり、

・朝、きちんと光を浴びる
・昼、身体を動かす
・夜、刺激を減らす
・安心できる環境で身体を休める

この流れが自然に成立して、はじめて「良い睡眠」が生まれます。

逆に言えば、
家の中の光・音・空気・温湿度がズレていると、体内時計は簡単に狂うのです。


夜になっても眠れない家の共通点

これまで多くのお客様と話してきて、
「眠れない家」には共通点があると感じています。

たとえば――

・夜でも白く明るい照明
・テレビやスマホの光が寝室に入ってくる
・外の音、エアコンの音、換気の音が気になる
・暑すぎる、寒すぎる、乾燥しすぎている
・空気が重く、深呼吸したくならない

これらはすべて、
眠りを浅くする要因です。

特に見落とされがちなのが「光」。

夜、スマホやパソコンの強い光を浴び続けると、
睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌が抑えられます。

すると、身体はこう勘違いします。

「まだ昼間だ」
「まだ活動時間だ」

結果、布団に入っても眠れない。

これは気合の問題ではありません。
環境設計の問題です。


私が「光の設計」を家づくりで重視する理由

明工建設の家づくりでは、
照明計画を非常に大切にしています。

寝る直前まで、天井の強い白色照明が煌々と点いている――
これは、身体にとっては完全な“覚醒スイッチ”。

だから私は、

・夜は電球色(暖色系)
・間接照明を中心に
・明るさを段階的に落とせる設計

をおすすめしています。

寝る30分〜1時間前から、
光を70% → 50% → 20% と落としていく。

すると、
身体が自然に「夜のモード」に切り替わっていきます。

これは高級ホテルが静かに眠れる理由と同じです。


音と空気は、睡眠の「背景音」

睡眠を妨げるのは、
大きな音だけではありません。

・低周波の振動音
・換気扇や空調の唸り
・外から侵入する車の音

こうした「無意識に聞こえる音」が、
深い眠りを削っていきます。

そして、もう一つ大切なのが空気です。

空気が汚れていたり、
湿度が低すぎたり高すぎたりすると、
人は無意識に呼吸が浅くなります。

呼吸が浅い=睡眠が浅い。

だから私は、
睡眠の質=空気の質だと考えています。


正圧の家は「眠っている間も身体を守る」

明工建設が取り組んでいる「正圧の家」。

これは、室内の気圧を外よりわずかに高く保ち、
花粉・PM2.5・ホコリなどの侵入を防ぐ仕組みです。

この家の中では、

・夜中に喉が乾きにくい
・朝、鼻や喉が楽
・深呼吸したくなる
・寝起きの疲労感が違う

こうした変化を感じる方が多い。

睡眠中、人は一日で最も無防備になります。

だからこそ、
眠っている間に守られている環境が必要なのです。


快眠に必要な「温度」と「湿度」

データ上、快眠に適した室内環境は、

・夏:25〜27℃
・冬:18〜22℃
・湿度:通年で50%前後

と言われています。

しかし実際は、
エアコンをつけても「ムラ」がある家が多い。

天井だけ暑い
足元が冷える
乾燥しすぎる

こうした状態では、身体は無意識に緊張します。

明工建設では、

・高断熱
・高気密
・空気の流れを考えた設計

によって、
家全体を穏やかな温湿度で包むことを重視しています。

眠りとは、
「安心して身体を預けられる状態」。

家がそれを許さなければ、
どんな高級寝具でも限界があります。


寝具や習慣より先に「家」を疑ってほしい

もちろん、

・枕
・マットレス
・パジャマ
・入浴習慣
・カフェインを控える

こうした工夫も大切です。

ですが私は、
それらは「最後の調整」だと思っています。

土台である住環境が整っていなければ、
どんな努力も“対症療法”になってしまう。

眠れない夜が続くと、

・思考がネガティブになる
・判断力が落ちる
・感情が不安定になる
・体調を崩しやすくなる

つまり、
睡眠の質は、人生の質に直結するのです。


よく眠れる家は、人を前向きにする

私はこれまで、
「家を変えたら、人生が変わった」
という言葉を何度も聞いてきました。

その多くは、
まず「眠れるようになった」から始まっています。

よく眠れる

体調が整う

思考が前向きになる

行動が変わる

家は、人生のステージです。

舞台が整えば、
人は自然と本来の力を取り戻します。


最後に

もしあなたが今、

・眠りに不満を感じている
・疲れが取れない
・将来に漠然とした不安がある

そんな状態なら、
それはあなたの努力不足ではありません。

環境を変えるタイミングなのかもしれません。

明工建設の家づくりは、
「よく眠れること」を真剣に考えています。

眠りが変われば、
人生は、静かに、しかし確実に変わり始めます。

それを、私は何度も見てきました。

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