Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

静電気とウィルス

BLOG

 

豊かな暮らしへの情報

静電気とウィルス
静電気とウィルス
こんにちは。
本日は、静電気とウィルスについてのお話をさせて頂きます。

 乾燥した冬に体験することが多い静電気ですが、バチっとくる刺激だけでなく、私たちの身近なところで大きく関わっています。
 たとえば、毎日欠かさず使うスマホやタブレットのタッチパネルは、指と画面との間の静電気に反応しているものです。その他、コピー機も静電気によってトナーを付着させています。
 この静電気、摩擦によって発生することもよく知られています。二つの物をこすりあわるとそこに電気が溜まります。様々な物質には、それぞれプラスかマイナスに帯電しやすい傾向があって、それを並べた帯電列で表すことができます。この間が離れていればいるほど、静電気を帯びやすくなります。
 静電気を帯びると、微小な誇りやウィルスを吸着することになります。うまく使えば、浄化や殺菌に使うこともできますが、逆に思わぬところに埃やウィルスが溜まることにもなりかねません。
例えば、ビニールクロスと空気は帯電列が離れているので、静電気を生みやすい組み合わせです。ですから、エアコンの空気が当たる壁に黒ずみができているのを見かけます。空気が動くところほど、摩擦で静電気が起きやすいのです。メンテが楽というビニールクロスですが、大きな欠点の一つです。
 同じように、空気を通すダクトにも、安く仕上げるために塩ビ管が使われていることがあります。空気を通せば、ウィルスやカビの温床になりかねません。高価になりますが、銅や鋼のダクトにしておくのがよいです。
 ウィルスと同様に静電気の目に見えにくいものですが、健康のためには上手なコントロールをしておく必要がありそうです。