しかし、その高性能な機能も間取りがしっかりと考えられていないと効率的に働きません。
そこで、高気密高断熱ならではの間取りのポイントについてお話しします。
□高気密高断熱におすすめの間取りポイントを説明！
高気密高断熱の住宅とは、高い気密性と断熱性で外気からの受ける影響を最小限にした、省エネな家のことを指します。外気との接触を極力減らすことで室内の温度を一定に保てます。
せっかく高性能な高気密高断熱住宅にするならそのメリットを最大限に活かしたいですよね。
そこで、高気密高断熱に向いている間取りを紹介します。
高気密高断熱の家にすると、間取りに制限がかかるイメージを持つ方が多いですが、実際はその逆です。
家を高性能化することは間取りの制限を無くし、自由度を広げます。
そのため、基本的にこの間取りでないと駄目というようなことは有りません。
例えば、海外でよく見かける玄関に入ったらリビングという間取りはおすすめです。
往来の住宅なら玄関を開けたらすぐに外気がリビングに流れ込んで室温を変えてしまいます。
高気密高断熱なら家全体が十分に暖かいので、玄関を開けた瞬間に入ってくる冷気もすぐに室温に馴染みます。
当社のスマートハウスの場合は、さらに一般の家とは異なり、外気圧よりも室内の気圧のほうが高い正圧ですので
冷たい外気も室内には入りにくい家となっています。一般的な家は逆の負圧に家になりますので玄関ドアを開けた瞬間
室内へは大量の冷気が吸い寄せられます。この違いは当社モデルハウスの玄関ドアの開閉でご確認いただけています。
小屋裏部屋もおすすめです。
元々小屋裏部屋は縁側と同じ様な断熱空間でした。
屋根からの夏の日射エネルギーを緩和するためにあります。
屋根と断熱材で完全に日射を遮断できれば、今まで使えなかった小屋裏部屋も作業スペースなどの快適空間になります。
実際にスマートハウスを選択されたお施主様は、シアタールームとして有効活用していただいてもおります。
隠れ家的空間は、何歳になってもロマンですね。
□高気密高断熱の住宅にありがちな注意点を説明！
ここからは、間取りに関する注意点を紹介します。※下記の内容なスマートハウスを選択しなかった方が特に注意していただきたいポイントとなります。
まずは、大きすぎる家にしないようにしましょう。
高気密高断熱の家だからといって家が必要以上に大きすぎると施工費用もかかりますし、冷暖房の効率が悪くなります。
室内温度一定に保てることで有名な高気密高断熱ですが、大きさに比例してその効力も薄まります。
そして、部屋を沢山作り過ぎるのもあまりおすすめしません。
高気密高断熱の家は、家全体の室温を快適に保ってくれます。
しかし、家が沢山の部屋に分かれており一体感が無いと、各部屋に冷暖房を設置することになり効率が悪くなります。
部屋の数は必要最低限にしましょう。
追伸・・・高断熱・高気密を売りにしている工務店は少ないです。
ただしエアコン一台で家中快適に、温度ムラの無い家をご提供できる会社は多くないかもしれません。
当社のスマートハウスはエビデンスをお客様に見ていただけることが大切と考えています。
高断熱・高気密ももちろん大事ですが、空気の流れと気圧をコントロールする家の性能がより大切となります。
頭の良い人と賢い人は違います。テストだけの点数稼ぎで良い学校をでただけの人では、
#仁藤流スマートハウスはご理解頂けないかもしれません。
点数稼ぎだけの人は、想像するとか想定することは苦手かもしれません。
信じる者は救われる、私はそのように考えています。
感謝し感謝される生き方、お陰様でありがとうございます。
□まとめ
高気密高断熱の家には沢山の魅力が詰まっています。それと同時に注意点もあるので、それらを理解した上でどのような間取りにするのかデザインしましょう。
他にも分からないことがあれば、お気軽に当社へご連絡下さい。
