一級建築士の仁藤です。
先月の電気代が月8万円かかったというお宅があったそうです。
そのお宅では、高齢者の健康のために、玄関ホールも含め、家中に電気ストーブを配置して、
室内を温かくしていたということです。先月から急に冷え込む日が続いたこともありますが、
電気ストーブは、一台で1000ｗ以上の電気を使いますので24時間使えば24kwhとなり、
40円/kwhと考えると一日で1000円ぐらいになります。
30日で3万円です。三台使えば9万円になってしまいます。
嘘のようなホントの話です。
ではなぜこんなことがおきてしまうかと言いますと、そのお宅では、ブレーカーが頻繁に落ちたとも聞いています。
電気の使い過ぎにはなりますが、一番の問題点は、現在使っている電気の使用量が見えないことかもしれません。
もちろん一般家庭では、測定器などついていませんので、ピンとこないかもしれません。
もちろん寒い家の状態だから電気代がかかることにもなってしまったのかもしれませんが、
対策としますと太陽光発電の設置をおすすめしたいです。
売電よりは、買う電気を少なくする、もしも屋根に設置できなければ、カーポートタイプの太陽光発電も設置する。
家を建て替えることは、難しいかもしれませんが、太陽光発電の設置は安価でできます。
とにかく電気の見える化をして頂く事が大切ですね。
太陽光発電には、モニターも付きますので現在の発電量や使用量など一目でわかります。
それが結果的には節電意識につながってもきます。
節電ポイントという国の施策もありますが、そもそも見える化しなければ全然だめです。
国民に節電を意識させるには、数千円を配るよりも現在の電気の使用量を見える化するためのアプリ等をすすめたほうが
より効果的かもしれません。電力会社のスマートメーター化によりある程度の情報は得ることができますが、
より身近で確認できる仕組みを無料でつくってもらうことが大事です。
追伸・・電気代が今以上に高騰していくということ、認識していないかた意外と少なくないです。
マスコミ報道では、平均的な世帯で1000円UPとかいっていますが、使用電力量の目安は160kwh~200kwh程度です。
4人家族の過程では、600kwh以上が当たり前かもしれません。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。
