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【掛川高性能住宅】 高気密高断熱の家は建てるな!!!#店長流
【掛川高性能住宅】 高気密高断熱の家は建てるな!!!#店長流


この記事の読まずに高気密高断熱の家を建てたら後悔します。


お久しぶりです。店長です。

今日はどうしてもお話をしたいことがあってこちらに記事を書きました。

長文ですが良かったら最後までお読みください

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先日お客様から聞きましたが、『掛川 高性能住宅』と調べると、当社のHPが紹介されるみたいです。

ちなみに、皆さん高性能住宅と言うと、どんな家を思い浮かべますか?

耐震性抜群な家、断熱性が抜群の家、気密性が良い家、省エネ性能が良い家・・・そんなワードが出てくるかと思います。

そんな中で気を付けてもらいたいワードが今回のお題にある『高気密、高断熱』

耐震性や省エネ性能が良い家は単純に性能を上げた分だけ効果がある(耐震だけでは駄目ですが)ので良いですが、高気密高断熱はそうはなりません。

むしろ良くしたことでの弊害があり、それが今大きな問題となっています。

今回は、この問題になっている『高気密高断熱』についてお話をしていきます


最悪人が亡くなります。


最初に怖いことを書きますが、事実でもあることを書きました。

本当に間違った高気密高断熱をすると、人が亡くなる・・・

そんな大事件になってしまうこともあります。

なので、間違った考えをここで修正をしてもらえたらと思います。

大事なことなので、最初に脅しから入らせて頂きました。


高気密高断熱で家が暖かい、涼しいは間違え


まず、多くの方が間違った認識をしていることをほぐしていきたいと思います。

皆さんは『高気密、高断熱』住宅だと、夏涼しくて、冬温かいと思っていませんか?

実はこれは大嘘なんです。

でも、多くの書籍や有名人、住宅営業さんなども言っているので、私の方が嘘つきでは?と思われてしまうかもしれません。

しかし、そういったことを言っている書籍や動画などもう一度見返してもらうと、そんなことは言っていないことに気が付けるはずです(住宅営業さんは分かりませんが^^;)

多分ですが、そういった書籍や動画はこのように言ってはいないでしょうか?


高気密高断熱の家にすると、効率よく冷暖房が出来、夏涼しく冬暖かい家になります


つまり、高気密高断熱住宅は効率よく冷暖房が出来るだけで、それだけでは暖かいも、涼しいも実現出来るものではないのです。

この話を正確に言うと、冷房も暖房も機械を使うことを前提にしています、特に今はエアコンが話の主流になっているケースが多いです。

その際に、高気密高断熱だと、冬は熱が逃げず、夏は外から熱が入ってこないので、冷暖房効率が良いだけの話なんです。


冷静に考えれば分かると思いますが、家の性能が良くなるだけで暖かく涼しくなるわけがありません。

暖かく涼しくなる為には、どこか冷房も暖房も熱源が必要になるんです。


機械を使わなくても、冬は日光を上手に取り入れたら暖かくなるかもしれませんが、曇りの日や夜は熱源がありませんので寒くなります。

夏は昔の家のように全ての部屋の窓を開けて風を通していけば涼しくなるように思えますが、昔と違い夏の外気温も35℃を超える日もおおくなっています。

涼しい風というよりは、体温と同じ位、またはそれ以上の熱を帯びた風を取り入れることになります。

それでも涼しいと言えるのなら涼しいと言えるでしょうか、私には涼しい環境だとは思えません。

中にはそれを機械の力無く実現出来る家もあるでしょう。

そういった家をパッシブデザイン何て言い方をします。

しかし、一般のお家でそれを実現するにはお金と敷地の条件などが絡み、誰もが出来るとは言えません。


こういった理由で今の家は機械に頼った冷暖房が求められ、その効率を上げるために、高気密高断熱住宅が適しているのです。

高気密高断熱住宅はよく『魔法ビン』にたとえられます。

魔法ビンは、それだけ中の水が冷えたり熱くなったりするわけではなく、冷えたり熱かったりするものを長時間保温するもの。

それだけでは温度調整は全くできないのです。

それは家でも同じだと言えます。


もう一度言います。最悪人が亡くなります。


こういった間違った考えの元につくられた高気密高断熱の家は、最悪人が亡くなるかもしれない危険な家になります。

例えば真夏。

外は40℃近い猛暑なのに、窓を開けるだけで生活をしていたとします。

当然体温よりも高い気温で汗は止まらず、どんどん体から水分が奪われます。

すると家の中にいても熱中症になり、早期対応すれば軽症で済みますが、時間が経ち重度の熱中症になると、最悪命の危険があります。


次に真冬。

日が当たる日中は暖かい家の中。

しかし、夜になると徐々に冷えてきます。

特に洗面脱衣場やおトイレ。

下手したら、室温が一桁まで冷えることもありえます。

そんな状況で用を足したり、服を脱いだりすると、体温が下がりそれを上げるために血管が収縮し、一気に血圧が上がります。

健康な方なら問題ないかもしれませんが、血圧の急上昇は色々なリスクを伴います。

これも重大な症状を招くことになり、最悪の場合、亡くなることも想定できます。


こういったリスクを軽減もしないで建てる高気密高断熱の家は、人の未来を守るどころか人の未来を奪う家と言えます。

大げさかもしれませんが、昨年も家での熱中症で東京都内でも100人以上の方が亡くなっていますし、ヒートショックに至っては毎年1000人以上が亡くなっています。

残念なことにこういった事実があるのにも関わらず、何の対策も考えないでただ高気密高断熱の家を建てる方や、それを勧める会社が多いのです。

だから言います。

高気密高断熱の家は建てるな!


計画された高気密高断熱の家は人の寿命も伸ばす


色々と怖いことを書いてきましたが、高気密高断熱の家はしっかりと計画を立てて建てれば、当然住む人にメリットが沢山の家になります。

信憑性はどこまであるか分かりませんが、しっかりと計画された家なら人の寿命も伸ばすと言った報告もあります。


ではどういった計画をしたらいいのでしょうか?

それはしっかりとした『冷暖房計画』です。

夏は窓を開ける、冬は日光を取り入れる。

それで涼しいし、暖かい。

こんなのは冷暖房計画とは言えません。

しっかりとした冷暖房計画とは、家の大きさや断熱性能などをしっかりと把握し、それに適した冷暖房機器を的確な位置や温度の流れを計算した状態で家を造ること。

ここまでやらないとダメです。

特に冷房計画は真剣に考えなくはダメで、今の日本は4月でも30℃を超える日もありますし、10月でも同じく30℃を超える日もあります。

そう考えると、日本の関東やここ静岡などでは、1年の半年は夏にほぼ近い気温があると言っても過言ではない状態です。

それに短い春と、短い秋、ちょっとの冬があるのが今の日本です。

なので、暖房計画はともかく、冷房計画はしっかりと考えなくてはいけません。


暖房計画も大事です。


しかし、ここ静岡だと正直そこまで重視する必要は無く、日光を取り入れることがしっかりと出来ていれば、大体OKと言えます。

それでも夜や雨の日や寒いので計画は必要ですが、家全体を暖めることが出来ればそこまでシビアに考える必要なありません。


しかし、関東以北や山陰地方などでは気温も低く、日照時間も短いのでしっかりとした計画が必要です。

特に高気密高断熱住宅の場合は必須です。

なぜなら、高断熱の家は、今の温度を長い時間維持しようとする力が強く、その力が強い家を高断熱住宅を言います。

なので、一度冷えると長い時間冷えっぱなしになり、日差しを取り入れてもずっと寒いままになってしまうのです。

逆に計画的に暖めることをすれば、少ないエネルギーで暖かい状態を維持し続けることが出来ます。

生活もしやすく、省エネで、経済的な生活が出来る、まさに理想的な生活です。

それはしっかりとした計画の元に行うから出来ることなんです。


気密性の良い家は『隙間風』の話ではない


次に高気密の家についてお話します。

知識の足りない営業マンや、理解が浅い営業マンは気密性が良い家は『隙間風』が無いから、家が暖かい、涼しいと言ったことを言います。

実際にはその効果もありますが、その効果は本当に微々たるもの。

ではなぜ気密性が良い家が必要なのか?

それは『換気計画』がしっかりと行えることが重要だからなんです。

それについてはまずこの動画を見てください。




高気密な家は、隙間が無いので、しっかりとした換気計画を元に設計をしないといけません。

しかし、動画にもあるように、たった一つの窓を開けただけで計画が狂ってしまうほど敏感なものなのです。

さらに、普通の家がこの実験機械のように、隙間が全く無いような家なら計画通りになりますが、隙間があればそこから空気が入ったり、抜けたりして計画通りに上手くいかなくなってしまいます。


これは今の家では大きな問題となります。

換気が十分に出来ていない家では、空気がどんどん悪くなり、最悪人が住めない程空気が汚れます。

昔の家みたいに隙間があって、そこから幸い換気が出来ていた・・・

そんな家はもうありませんので、換気計画が狂うことは死活問題と言えます。

この計画が狂うと先ほど言った冷暖房計画も狂ってしまうので、まったく意味がない物になってしまいます。


なので、家の気密性を高める必要があるのです。

その結果、計画的な冷暖房計画が出来ると言えます。


気密性は冷暖房の為ではなく、換気の為。

このことを忘れないようにしてください。


ここまで計画が出来ている高気密高断熱住宅なら、逆に建てるべき!


さて、ここまで色々な話をしてきましたが、長文にお付き合い頂きありがとうございました。

私はただの高気密高断熱住宅を建てることは、心の底から反対をしています。

特に最近では客受けが良いのか、耳ざわりがいいのか、色々な会社が高気密高断熱住宅を推進しています。

しかし、こういったことまで考えないと逆効果であることを認識して建てている会社って、本当に少ないと思います。

全ての会社を調べた訳ではないのでしっかりとは言えませんが、7割以上の会社はこのことを知らない、もしくは知っていても無視して家を建てていると感じています。

多分ですが、そういった家は今後大問題を生むと思っています。

もしかしたら社会問題にまで発展するかも・・・くらいの問題です。

だって、そんな家を建てたら、人体に悪影響しかありませんから・・・・


しかし、先ほど言ったようにしっかりとした計画の元で建てられた高気密高断熱住宅なら話は別です。

本当にしっかりとやれば、健康にも省エネにも、家計にも・・・多くのメリットを生んでくれます。

全ての家が、そういったしっかりとした理解と技術力のある会社で、そういった理解の元お客様も注文がすることが出来たなら・・・・

日本はきっと世界に誇れる住環境を得られるでしょう。


当然ですが、当社もそういった家造りを行っています。

どの会社に行って良いのか分からない方。

ご連絡ください。

全国どこでも構いません。

それではまた!