こんにちは、仁藤です。
今日は「空気のチカラ」、特に**“正圧”の力**について、明工建設の家づくりと絡めてお話してみようと思います。
◆ 紙風船がパンパンに膨らんだ、そんな家?
明工建設が手がけるスマートハウスには、パナソニックの「エクリア」という優秀な空調システムが搭載されています。
これは第一種換気、つまり給気も排気も機械で行うタイプの換気システム。
そして、吸気ファンの風量を少しだけ大きく設定することで、家の中を“正圧”状態にしているんですね。
例えるなら、紙風船をふくらませたときの状態。
外から空気が入っても、外へ漏れにくく、逆に中からゆるやかに空気が押し出されている。これが「正圧」です。
◆ 明工の家は、正圧がもたらす“静かな防御システム”
正圧にすると、外気のチリや花粉、PM2.5、黄砂、ウイルスまでが侵入しにくくなる。
これって、家が空気の“見えないバリア”を張ってくれてるようなもの。
しかもこの家、給気口の前段階で「防塵フィルター」を装備。
PM2.5なんかも、ここでシャットアウト!その上、全熱交換ユニットで温度も湿度も適度に調整してくれる。
でも、春や秋の気候がちょうど良い時は?
「エクリア」はその時だけあえて全熱交換をOFFにして、外の空気をダイレクトに取り込みます。
だから、乾燥しすぎることもなく、肌も喉もイキイキしてくる。
◆ 正圧の“おいしい話”
では、もう一度正圧のメリットをまとめてみますね。
◎ 正圧のメリット
- 花粉・PM2.5・黄砂・ウイルスなど、外の汚染物質が家の中に入りにくい
- 冷暖房効率を高く保てる(エクリアの全熱交換機能のおかげ)
- フィルターの二重構造で、空気がとにかくキレイ
- 結露やカビの原因になる湿度の過剰変化もコントロール
- 春・秋は自然の空気をそのまま室内へ。気候との共生が可能
◆ でも、いいことばかりじゃない?デメリットもある?
はい。正圧にも「気をつけるべき点」はあります。
△ 正圧の注意点(ちょっとだけ)
- 気密性が高い家に限る!そうでないと空気が漏れて機能しない
- 機械換気に頼るため、電気代は多少上がる※エクリアの使用電量は実測100w未満
- 排気の流れも設計通りに調整しないと、空気がこもるリスクも※RA(リターンエアー)の設置位置が肝
でも、明工建設のスマートハウスはこのあたりの設計もきっちり。
給排気の風量バランスを自動制御しているので、トラブルの心配もほとんどありません。
◆ おわりに:「正圧」で暮らしの質が変わる時代へ
目に見えない「空気」ですが、その質が健康に与える影響は計り知れません。
家そのものが“空気清浄機”のように働く――そんな家づくりが、明工建設ではもう当たり前。
「ただ住む」から、「守ってくれる空気に包まれて暮らす」へ。
家にいながら自然と共に生きる、ちょっと賢い暮らし。
それが、仁藤がオススメする“正圧の家”なんです。
次回は、エクリアの“夏の湿度コントロール術”について語ります。どうぞお楽しみに。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。