ペアローンって危険！？ローンはしっかりとした計画を立てましょう。
今回の記事はちょっと試しに、会話方式でお送りいたします。
内容が少し濃いので、こちらの形式の方が伝わると思ったからです。
内容はペアローンについて。
最近とても増えてきた印象がありますが、このローンは借り入れ額が増やせるメリットがありますが、同時に落とし穴もあるローン。
もしペアローンを検討している人がいたら、まずこちら記事を読んでから検討してみてくださいね。
では、本編にどうぞ！
第1章：ペアローンの仕組みと人気の理由
最近よく耳にする「ペアローン」。共働き世帯の増加にともない、選ばれるケースも増えています。なぜ多くの人がこの制度を選ぶのか──仕組みとともに、その背景を探ってみましょう。
新入社員A
店長、最近お客様から「ペアローンっていいですか？」ってよく聞かれるんですけど、実際どうなんでしょう？
店長
いい質問だね。ペアローンっていうのは、ざっくり言えば夫婦2人がそれぞれ別の住宅ローンを組む制度なんだ。
新入社員A
なるほど。1つの家に対して、2人が別々にローンを？
店長
そうそう。その分、借入額が大きくなるのが魅力なんだよね。年収を2人分合算して審査するようなものだから。
新入社員A
それなら、理想の家を妥協せずに選べそうですね！広さとか、性能とか。
店長
うん、それが人気の理由。でも「借りられる＝返せる」とは限らないってことも、ちゃんと伝えておかないとね。
新入社員A
確かに…お客様も「予算ギリギリだけどいけますよね？」ってよく言われます。
店長
住宅ローンって30年40年の付き合いだからね。慎重に考えないと後で大変なことになるんだよ。
新入社員A
なるほど…人気があるのもわかりますけど、ちゃんと仕組みを理解しておくのが大事ですね。
第2章：ペアローンのメリットと光の側面
ここからは、制度の仕組みを理解したうえで、実際にどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。借り入れ額や税制優遇など、光の側面に注目します。
新入社員A
店長、ペアローンのメリットって、やっぱり借り入れ可能額が増えることですよね？
店長
そうだね。共働き夫婦であれば年収合算になるから、大きな物件でも手が届きやすくなる。
新入社員A
やっぱり「ちょっと良い家」を狙うときって、予算アップできると選択肢も増えますよね。
店長
それに住宅ローン控除も2人分使える。大幅な控除になるケースもあるから、かなり大きいよ。
新入社員A
なるほど、税金面でもメリットがあるんですね。それは盲点でした。
店長
あとは、団信（団体信用生命保険）もそれぞれで加入できるって点も安心材料になるかな。
第3章：実は怖い？ペアローンの落とし穴
メリットの裏には、必ずリスクが存在します。ここでは、ペアローンに潜む代表的な落とし穴を整理してみましょう。
新入社員A
店長、でもペアローンって、もしどちらかが働けなくなったらヤバくないですか？
店長
まさにそこが落とし穴だね。どちらかの収入が途絶えると、もう一人の負担が一気に倍になるからね。
新入社員A
それって、共倒れのリスクもあるってことですよね…。こわっ。
店長
しかも、団信がそれぞれのローンに必要だから、保険料も2人分になる。見えないコストも大きいんだよ。
第4章：本当にあったトラブル事例
「うちは大丈夫」と思っていた人も例外ではありません。ここでは、実際にあったペアローンのトラブルを紹介します。
新入社員A
実際に失敗した事例ってありますか？ちょっとリアルに知りたいです。
店長
あるご夫婦は、ペアローンで理想の注文住宅を建てたんだけど、奥さんが出産を機に仕事をやめてしまってね。
新入社員A
あぁ…収入が減ると、一気に返済が回らなくなりますよね。
店長
結局、ローンの返済に追われてしまい、数年は頑張ったんだけどね。最後はお金が回らなくなり、夫婦仲も悪くなって、最終的には離婚してしまったんだ。その際にも家の名義が二人の共有だったので、所有権をどちらにするかで凄いもめたんだ。
第5章：こんな選択肢もある！他のローンの組み方
ペアローンだけが正解じゃない。実はこんな方法もあるんです。
新入社員A
ペアローンのリスクは分かりました。でも、それ以外の選択肢って何があるんでしょうか？
店長
たとえば「収入合算」って方法がある。これは1人がローン契約者で、もう1人の年収を審査に加えるんだ。
新入社員A
なるほど、それなら団信も1人分ですみますね。
店長
うん、だから共働き世帯でも、無理にペアローンにせず、自分たちに合った方法を選ぶことが大切なんだ。
そもそもだけど、夫婦二人の収入が無いと買えない買い物をすることが正しいのかどうか。そこからしっかりと考えるべきだよね。
まとめ
ペアローンは確かに魅力的に見える制度です。しかしその裏には、家計や家族関係に大きな影響を与えかねないリスクも潜んでいます。
私たち明工建設では、お客様一人ひとりの暮らしや価値観に寄り添い、最適な資金計画をご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
