こんにちは、明工建設の仁藤です。
今日は少し真面目な内容をお届けします。
最近、お客様からよくこんな声をいただきます。
「住宅ローン減税、将来どうなるの？」
「今のうちに建てた方がいいのか、それとも待つべきなのか…」
その気持ち、よくわかります。
なかなか具体的な情報が出てこなかった令和8年度の住宅ローン減税について、
ようやく日経新聞などで一部の検討内容が公表されました（11月3日付）。
今回は、その概要と私なりの見解をわかりやすく整理してお届けします。
✅ 今回明らかになった【4つの主な改正ポイント】
- 2030年末まで5年延長
- 対象住宅の床面積を40㎡以上に緩和
- 新築のみだった一部優遇措置を中古にも拡大
- 省エネ性能が高い住宅のみ対象に絞る
そして基本構造は以下の通り変更ナシ：
- 控除率：ローン残高の 0.7％
- 控除期間：新築13年
📉 還付率「0.7％」のままは正直モヤモヤ…
今でこそ「0.7％」が当たり前になりましたが、
私たちの記憶にあるのは「1％」の時代。
金利が超低金利だからこその設定でしたが、
これから金利が少しずつ上昇していくであろう未来を考えると…
正直、物足りないですよね。
しかし、「控除期間13年」は据え置きになりそうなので、
ある意味ではバランスが取れているとも言えるでしょう。
🏠 朗報！40㎡以上の住まいも対象に
ここはポイントです！
現行制度では「合計所得1,000万円以下」の場合に限り、
40㎡以上の住宅が対象でした。
ですが今後は、所得制限が外れる可能性もあると見られています。
これが実現すれば、たとえば：
- シニア層の平屋への住み替え
- 単身者や二人暮らしのコンパクトハウス
こういった暮らし方にも追い風となります。
実際、私たちが提案しているような「コンパクトでも性能重視の住まい」は、
今後ますます求められる時代になるでしょう。
🏚 中古住宅にも優遇が拡大されるかも
これも大きなニュースです。
いまは新築優遇が強い制度設計ですが、
今回の見直しでは中古住宅にも光が当たるようです。
現行制度では：
- 借入限度額：2,000万円（省エネ適合証明があれば3,000万円）
- 控除期間：10年
ここにメスが入り、
- 限度額の引き上げ
- 控除期間の延長
が検討されている模様です。
リノベーション市場が活性化している今、
これは歓迎すべき動きですね！
🌎 「ZEHが最低基準」へ、時代は省エネへ一直線
以前からロードマップで示されていた通り、
今後、住宅ローン減税の対象住宅は、
断熱等級5（ZEH基準）以上が前提になる
という方向性が明示されるでしょう。
つまり、
断熱等級4の家は減税対象外に。
この流れはすでに始まっています。
明工建設では、ZEH基準はもちろん、
**さらに上をいく「スマートオフグリッドハウス」**をご提案しています。
🔋 未来基準の家に必要なのは「省エネ」だけではありません
ここからは、少しだけ私たちの家づくりについてお話しさせてください。
明工建設のスマートオフグリッドハウスは、
**ZEH基準＋αの“未来基準住宅”**です。
- 太陽光発電と蓄電池で電気を創ってためる
- AIクラウドHEMSで電気の使い方を自動制御
- 必要なときに、必要なだけ買電（売電も）
- 実質の電気料金も「見える化」
これらが、すべて自動で最適化されているのです。
🏡 掛川ショールームで「実質料金」も確認できます
「理屈はわかった。でも、実際の生活ではどうなの？」
その疑問に、掛川ショールームでお応えします。
- 実際に導入した家の電気料金のシミュレーション
- スマート制御の仕組み
- 体感できる空気環境（正圧設計の家）
すべてをご自身の目と身体で確かめていただけます。
✨ 今、家を考えるすべての人に伝えたいこと
住宅ローン減税は、家を買う理由にはなりません。
でも、未来の暮らしを考えるきっかけにはなります。
これからの時代に必要なのは、
- 高性能で
- 省エネで
- 自立性があって
- 精神的にも安心できる住まい
だと私は確信しています。
もしあなたが、
「安心して暮らせる家を建てたい」
「自分や家族の未来を考えた家づくりがしたい」
そう思っているなら――
そのお手伝いを、私たち明工建設にさせてください。
📅 税制改正の詳細は12月10日頃に発表予定
「令和8年度税制改正大綱（案）」は、12月10日頃に正式発表される予定です。
新情報が入り次第、わかりやすく整理して、
またブログ等でお届けしていきます。
ぜひ、お見逃しなく。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
おかげさまでありがとうございます。
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