「“売れる家”と“売れない家”は、どこで決まるのか?」
― 性能・立地・金融制度・そして「人の心理」まで読める人だけが、将来価値を失わない ―
こんにちは。
明工建設の仁藤です。
これまでの仁藤流ブログでは、
- 金利で住宅ローンを選ぶ危険性
- フラット極とJTIが持つ「出口の思想」
- 残価設定型住宅ローンの真実
について、かなり踏み込んだ話をしてきました。
そして、ここまで読み進めてくださったあなたなら、
もう薄々気づいているはずです。
家の価値は、
「築年数」でも「価格」でも決まらない。
では、何で決まるのか?
今日はその最終回答を、
仁藤が過去から現在まで積み上げてきた
家づくり・現場・金融・心理のすべてを使ってお話しします。
第1章|「売れない家」は、最初から“売れない設計”をしている
まず、はっきり言います。
売れない家は、
住み始めた瞬間から、
すでに売れない運命にある。
これは、立地の話だけではありません。
多くの人が勘違いしていますが、
- 駅から遠い
- 田舎だから
- 地方だから
それだけで家が売れないわけではない。
売れない最大の原因は、
「将来の他人」を一切想像せずにつくられていることです。
第2章|将来価値を決める第1要素:「性能」は“最低条件”
ここで言う性能とは、
- 耐震等級
- 断熱性能
- 気密性能
- 換気・空気環境
- 劣化対策
です。
仁藤流ブログを昔から読んでいる方なら、
私が何度も言ってきたことを思い出すでしょう。
「性能は、売り文句ではない。
生存条件だ。」
なぜ性能が低い家は売れないのか?
理由はシンプルです。
- 将来の買い手は
- 今よりも
- もっと“うるさい目”で家を見る
からです。
今はOKでも、
- 省エネ基準
- 耐震基準
- 健康意識
は、年々アップデートされます。
基準ギリギリの家は、
数年後に「時代遅れ」になります。
売れないのではなく、
**「選択肢から外される」**のです。
第3章|将来価値を決める第2要素:「立地」は“相対評価”
立地についても、
よくある誤解があります。
「いい立地なら、何を建てても売れる」
これは半分正解で、半分間違い。
なぜなら、立地は絶対評価ではなく、相対評価だからです。
- 同じエリアに
- より良い中古
- より新しい中古
が出てきた瞬間、
比較対象になります。
そのときに残るのは、
- 立地 × 性能 × 住み心地
この掛け算です。
立地だけで勝負しようとする家は、
いずれ必ず負けます。
第4章|将来価値を決める第3要素:「金融制度を味方にしているか」
ここが、
ほとんどの住宅会社が語れない領域です。
売れる家とは、
「金融制度と喧嘩していない家」
です。
具体的には、
- 長期優良住宅
- 維持管理が明確
- 残価評価に耐えうる構造
- JTIなど公的制度と接続可能
こうした家は、
- 売却
- 賃貸
- 借上げ
どのルートにも変換可能です。
逆に、
- 制度に乗らない
- 曖昧な性能
- 書類が残らない
家は、
金融機関・制度から嫌われる。
結果、
売却時に不利になります。
第5章|最後に決定打となるのは「人の心理」
ここが、
仁藤が最も重視しているポイントです。
家は「合理」で売れない
家は「感情」で売れる
どんなに性能が良くても、
- 暗い
- 空気が重い
- 居心地が悪い
家は、選ばれません。
仁藤流で何度も語ってきた、
- 空気の質
- 湿度
- 気圧
- 光
- 音
これらはすべて、
人の無意識に作用する要素です。
人は、理由を後付けする。
先に「好きかどうか」で決めている。
だから私は言い続けています。
「売れる家とは、
他人が深呼吸したくなる家だ。」
第6章|“売れる家”をつくる人は、最初から「他人の人生」を想像している
ここまでをまとめます。
売れる家の条件とは?
- 将来基準を超える性能
- 相対評価に耐える立地活用
- 金融制度と接続できる構造
- 人の無意識に好かれる空間
これを、
最初から全部考えているかどうか。
売れない家は、
「今の自分たちが満足すればいい」
売れる家は、
「未来の誰かにも選ばれるか」
この視点の差です。
終章|仁藤流・最終結論
最後に、
仁藤としての結論をお伝えします。
家は、
「住むもの」であり、
「人生を守る装置」であり、
「いざという時に、あなたを助ける存在」でなければならない。
その条件を満たす家だけが、
売れる。
逆に言えば、
売れない家は、
人生の変化に耐えられない家だ。
明工建設の家づくりは、
最初から「売れる・売れない」という
冷静な視点を持っています。
それは、
お客様を疑っているからではありません。
人生は変わる前提だからです。
次の一手(あなたへの問い)
もしあなたが今、
- 家を建てようとしている
- すでに建てた家の将来が気になる
なら、一度考えてみてください。
「この家は、
未来の私を助けてくれるだろうか?」
その問いに、
構造・制度・感情で答えられる家。
それが、仁藤流です。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
おかげさまでありがとうございます。
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