【仁藤流・地震防災特別コラム】

静岡の「真の危機」を直視する —— 南海トラフの定説を超えて(全5回)

第1日目:【衝撃】なぜ、予言は的中したのか

静岡県にお住まいの皆様、そして明工建設を支えてくださっている皆様、こんにちは。代表の仁藤です。

今日は、いつもの現場報告や家づくりの話とは少し違う、しかし私たちの命と財産に直結する、極めて重要な話をさせていただきたいと思います。 少し長くなりますが、静岡に住む一人の人間として、そして建設業を営む責任者として、どうしても今、伝えなければならないことがあります。どうか最後までお付き合いください。

1月6日、その時私が感じた「戦慄」

先日、2026年1月6日。年明けの穏やかな空気を切り裂くように、ニュース速報が流れました。

「鳥取・島根周辺で震度5強の地震発生」

多くの皆様にとって、それは遠い場所で起きた「またか」というニュースの一つだったかもしれません。あるいは、「静岡じゃなくてよかった」「南海トラフじゃなくてよかった」と、胸をなでおろした方もいらっしゃるでしょう。 しかし、私はそのニュースを見た瞬間、背筋が凍るような戦慄を覚えました。恐怖と言ってもいいかもしれません。

なぜか。 それは、**「この地震が起きることが、1年も前から予言されていた」**という事実を、私が知っていたからです。

「予言」などと言うと、オカルトめいた話に聞こえるかもしれません。しかし、これは占い師の戯言でも、ネット上の噂話でもありません。私が経営者として、また防災のプロとして信頼を寄せ、学び続けている**藤和彦先生(経済産業研究所コンサルティングフェロー)**のレポートに、科学的な根拠を持って明確に記されていたことなのです。

封印された「警告」を公開します

手元に、私が昨年、2025年3月に受け取ったレポートがあります。日付は2025年3月1日。今から約10ヶ月前のものです。 世間が「次はいつ南海トラフが来るか」と太平洋側ばかりを注視していたその時、藤先生のレポートには、はっきりとこう書かれていました。

「山陰地方日本海側はM7クラスの地震発生の可能性がある」

いかがでしょうか。 名指しです。「どこかで地震が起きる」という曖昧な話ではなく、ピンポイントで**「山陰地方」**が危険であると警告されていたのです 。

そして今月、2026年1月17日に配信された最新のレポートで、藤先生はこのように振り返っておられます。 今回の鳥取・島根周辺の地震は、**「山陰側ルートにあたり、地盤が揺れやすい地域で典型的な地震が起きた」**ものであると 。

つまり、これは偶然ではないのです。 昨年3月の時点で「起きるべくして起きる」と予測されていた地震が、予測された通りのメカニズムで、現実に発生した。これが、私が「戦慄」した理由です。

なぜ、国の想定は「外れ」続けるのか

ここで、一つの大きな疑問が湧いてきます。 なぜ、テレビや新聞、そして国の地震調査委員会は、この危険性を事前に警告してくれなかったのでしょうか?

私たちは小学校の頃から、「地震はプレートが動いて起きるものだ」と教わってきました。太平洋プレートやフィリピン海プレートが沈み込み、その反動で跳ね上がるのが地震だ、と 。 だからこそ、プレートの境界にある「南海トラフ」ばかりが危険視され、莫大な予算がつぎ込まれ、観測網が張り巡らされています 。

しかし、現実はどうでしょうか。 阪神・淡路大震災も、西日本の内陸で起きました。当時の地震学者たちは、東海沖の海底ばかりを監視していて、内陸の活断層にはノーマークだったため、「慌てた」と言われています 。 今回の鳥取・島根の地震も同様です。プレート説の論理だけでは、なぜ今、山陰でこれほどの地震が起きたのか、明確な説明がつかないのです 。

藤先生は、レポートの中で非常に厳しい指摘をされています。

「南海トラフ地震は全くのフィクション」 「プレート説は無駄遣いのフィクションであり無視すべき」

過激に聞こえるでしょうか? しかし、事実として「南海トラフ、南海トラフ」と叫ばれている間に、熊本で、能登で、そして鳥取・島根で、想定外の場所ばかりが揺れ続けています 。 **「想定外」**という言葉を、私たちは何度聞けばいいのでしょうか。 3.11の時、学者は「想定外」と言い訳をしました 。その反省からか、今では逆に、少しでも揺れれば「南海トラフの臨時情報」を出して過剰に警告するようになりました 。 しかし、肝心の「本当に危ない場所(今回で言えば山陰)」への警告は、私たち一般市民には届いていなかったのです。+4

新たな視点:「熱移送説」とは何か

私が学んでいるのは、プレートテクトニクス説ではなく、**「熱移送説(熱輸送説)」**という理論です。 これは埼玉大学名誉教授の角田史雄先生が提唱し、藤先生が紹介されている理論です 。

簡単に言えば、**「地震の主役はプレート(岩の板)ではなく、熱エネルギーである」**という考え方です。 地球の奥底から放出された高熱のエネルギーが、まるで血液のように地球内部の「通り道(ルート)」を流れていく。その熱が地表近くの脆い地盤を通る時に「地震」を起こし、マグマ溜まりを通る時には「噴火」を起こす

この理論に基づけば、地震は「点」や「面」ではなく、**「線(ルート)」で予測することができます。 昨年3月のレポートで「山陰地方」が危険だとわかったのは、まさにこの「熱の通り道(山陰ルート)」**上に熱エネルギーが流れているという分析があったからです 。

そして、ここからが今日の本題であり、私が最も恐れていることです。 もし、「熱の通り道」という考え方が正しいのだとしたら。 今回、山陰を揺らしたその「熱」は、次はどこへ向かうのでしょうか?

静岡県民よ、御前崎の海ばかり見ていてはいけない

私たちは静岡県民です。「東海地震」「南海トラフ地震」という言葉と共に育ってきました。 だからこそ、私たちの防災意識は「海」に向いています。津波対策、防潮堤、海沿いの避難タワー。もちろん、これらは絶対に必要です。 しかし、**「海から来るプレート型の地震」**だけに囚われすぎて、足元を見失ってはいないでしょうか。

藤先生のレポートには、静岡県に関する衝撃的な記述もあります。 昨年3月のレポートで、先生はこう指摘されています。

「伊豆半島を危険視する。沼津市から富士五湖にかけてM7クラスの地震が想定される」

沼津、そして富士五湖。 南海トラフの想定震源域とは異なる場所です。しかし、「熱移送説」における「首都圏へ向かう熱のルート」上にあるこれらの地域には、確実にリスクが存在するというのです

もし、私たちが「南海トラフ(海溝型地震)」だけを警戒し、内陸直下型の「突き上げ」に対する備えを怠っていたとしたら。 阪神・淡路大震災のように、あるいは能登半島地震のように、建物の倒壊によって多くの命が奪われる事態が、この静岡でも起こりうるのです

明工建設代表として、覚悟の連載を始めます

私は建設会社の代表です。 皆様に「安全な家」「安心して暮らせる住まい」を提供するのが使命です。 その私が、もし国の言うことだけを鵜呑みにし、実際に的中している「別の真実」から目を背けていたとしたら、それはお客様に対する背信行為にも等しいとさえ思います。

「プレート説」が間違っていると言いたいのではありません。ただ、**「それだけでは説明がつかない地震」**が現実に起きている以上、私たちはあらゆる可能性を想定し、備えなければならないのです。

昨年のレポートで警告されていた「山陰の地震」が現実になった今、次に警告されているエリアはどこか。 そして、私たち静岡県民は、具体的にどう動けばいいのか。

藤先生の最新レポート(2026年1月17日配信)には、さらに踏み込んだ、そして切迫した警告が記されています。 それは、**「近畿地方、特に和歌山周辺」**への警告です 。 そしてそれは、巡り巡って私たち静岡県の防災にも直結する重大なサインなのです。

明日からの連載では、この「熱移送説」というレンズを通して、静岡県の地下で今何が起きているのか、そして過去100年の歴史から何が見えてくるのかを、徹底的に掘り下げていきます。

語り尽くせないほどの危機感と、それ以上の希望を持って、この連載を書き進めます。 どうか、明日もこの場所でお会いしましょう。 あなたの、そしてあなたの大切な家族の命を守るために。

ご縁を大切に唯一無二の家づくり

おかげさまでありがとうございます。

(明工建設代表・仁藤)


【次回予告】 第2日目:「【理論】地面の下で何が起きているか —— 地球の『おなら』が大地を揺らす?」 なぜ地震学者が見向きもしない「熱」の話が、これほどまでに現実を言い当てるのか。難しい専門用語を使わず、仁藤流に噛み砕いてそのメカニズムを解説します。そして、「富士山が噴火しない理由」と「地震」の意外な関係とは?

明工建設が選ばれる理由とは?

第1位 住む人の幸せを考え抜いた高性能住宅

明工建設の家は強い方が売れる、省エネだから売れる・・・
そんな安っぽい理由で、住宅を高性能にしているわけではありません。
高性能な家に住んでもらった先にある『家族の幸せ』を手に入れてもらいたいから高性能にしているのです。

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明工建設の考える住宅は、住むだけでお金が貯まります。
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第3位  売ることが仕事じゃない!お客様のありがとうを考えるご提案

明工建設は住宅を売ることを仕事だと考えていません。
お客様の幸せをとことん考え、その結果『ありがとう』を頂くことを仕事にしています。
その対価としてお金を頂く。これが明工建設のポリシーです。

第4位  最新の技術提供なのに、圧倒的なコスパを実現

M-THE BESTに代表されるように、明工建設の家は常に最新の技術を提供します。
それなのに誰もが納得、いやそれ以上のコスパの良さで皆様に選ばれています。
それを実現出来るのは、圧倒的な仕入れ力と無駄なお金を使わない工事力があるからです。