2023年 あけましておめでとうございます。
今年は、癸卯【みずのと・う)年でもあります。
120年前の癸卯は明治36年日露戦争の前年にあたります。
干支学からいいますと、癸は揆であり、物事を『はかる』の意味もあります。
のり、みちの意味にもなります。
癸は物事の筋道を立てる事であり、その筋道が立たぬと、混乱になり、ご破算にもなります。
日本では、かつて政治がその道を失って自然に起こる騒動を『一揆』といいました。
一揆は自然発生的なもので、本来特定の人間の策略から発したものとは異なるものでもあります。
卯は兎ではなくて、冒,陽気の衝動でもあり、茂ことにもなります。兎よりも茆(かや)
のほうであります。卯は良い意味では繁栄・繁茂であるが、悪くすると紛糾し、
動きが取れなくなることを表します。
そこで癸卯の年は万事・正しく筋を通してゆけば繁栄に向かいますが、これを誤ると
紛糾し動乱する意味も含んでいます。
来年の甲辰年は旧体制が破れて新しい激動が始まることを意味していますので
いままでの価値観や、考え方など常識と思われていたこともひっくり返るようなことが
スタートしていくような気がします。
実は私も60回目の誕生日月が3月にきます。
赤いちゃんちゃんこは着ませんが、還暦過ぎて心機一転さらなる勉強をいたします。
ご縁を大切に、読者の皆様に為になる情報やそうでもない情報含めて
今年も情報発信させていただきますので、
本年もよろしくお願いいたします。
明工建設株式会社
代表取締役 仁藤 衛