寝室は、毎日の疲れを癒すためのリラックス空間です。
そのため、なるべく満足のいく部屋にしておきたいですよね。
しかし実際には、寝室の窓で後悔してしまったという方はたくさんいらっしゃるのです。
そこで今回は、寝室の窓で後悔しないための注意点についてご紹介します。
□寝室の窓で後悔したこと
寝室の窓について、後悔したと感じる方が多い傾向があります。後悔しやすいポイントをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
1.明るさ
寝室が明るすぎる、または暗すぎるという理由で窓への後悔をしてしまう方は多くいらっしゃいます。
睡眠の質は部屋の明るさに大きく左右されるので、最も後悔しやすいポイントなのです。
窓の向きや高さ、大きさによって夜間に入ってくる光の量は異なるので、よく検討してみてくださいね。
2.暑さ
寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、朝までぐっすり眠ることは難しいです。
実は、夏にしっかりクーラーをつけても、窓から外の熱気が入り込んできてしまうのです。
冬も同様で、暑さや寒さは窓を通じて出入りしています。
そのため、快適な温度を維持できる窓づくりが大切です。
3.高さと位置
窓の高さや位置は、実際に生活してみて初めて気づくことの多いポイントです。
特に間取りは平面図で考えることが多く、つい高さや配置が疎かになってしまうのです。
4.隣の家が気になる
一日の疲れを取るための寝室は、なるべくプライベートな空間にしておきたいですよね。
そのため、窓から隣家の気配や視線を感じていては、リラックスして過ごすことは難しいでしょう。
□窓を選ぶポイントとは?
寝室の窓を選ぶ際に最も大切なポイントは、安眠を最優先にすることです。採光のために日当たりの良い方角に窓を取り付けたい、おしゃれな部屋にしたいからデザイン性の高い窓にしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、上記のポイントを優先した結果、よく眠れずに日常生活のパフォーマンスが落ちてしまっては、満足のいく暮らしは送れないかもしれません。
眠りを妨げないようにするためには、以下の3つのポイントを意識して窓を選ぶことをおすすめします。
・直接光が顔に当たらない
・窓とベッドが近すぎない
・外からの視線が気にならない
□ まとめ
寝室の窓は、意外と後悔してしまう方が多いポイントです。特に、窓からの直射日光や暑さ・寒さ、高さと位置に関して後悔してしまう方が多くいらっしゃいます。
寝室の窓を選ぶ際には、安眠を最優先にすることをおすすめします。
追伸・・・
私の提案は、極力窓を小さくすることです。もちろん採光や排煙などの有効窓開口面積を計算したうえです。
そのあとは、できるだけ高窓にします。ベットに寝転がった時の外部からの遮蔽感が大事です。
隣家などからの目線が気になる窓配置は失敗です。
建設予定地の敷地調査をおこない,バットビュー、グッドビュー、ベストビュー的な外との繋がりを考えることが大切です。
間取り計画には、窓計画も同時に考えないといけません。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。