断熱等級7じゃないとダメ?──店長が語る“ちょうどいい断熱”の真実
【店長シリーズ】断熱等級7じゃないとダメ?──店長が語る“ちょうどいい断熱”の真実
最近「断熱等級7が当たり前」といった声を耳にします。
しかし、断熱は“高ければ高いほど良い”というものではありません。
今回は、新人A君が実際にお客様から言われたひと言をきっかけに、「ちょうどいい断熱」について店長が語ります。
しかし、断熱は“高ければ高いほど良い”というものではありません。
今回は、新人A君が実際にお客様から言われたひと言をきっかけに、「ちょうどいい断熱」について店長が語ります。
第1章|お客様に「断熱等級7じゃないの?」と言われて
A: 今日のお客様に「断熱等級7じゃないなんて、時代遅れですよ」と言われました。確かに数字では上があると分かっていましたが、どう答えるのが正解か迷いました。
店長: なるほど、最近本当に増えたね。断熱等級7という言葉だけが独り歩きしている。でもね、断熱性能は“目的”じゃなくて“手段”なんだよ。
A: たしかに、等級が上がっても家の使い方や設計次第で体感は変わりますね。
店長: そう。数値を上げることだけが正義になっているのは危険だ。私たちは、住む人の暮らしに合った“必要十分な断熱”を考えないとね。
A: SNSなどで「7じゃないと住宅性能が低い」と決めつける投稿も多いです。お客様もそれを見て不安になるんですよね。
店長: うん、情報の独り歩きだね。大事なのは“自分の地域と暮らし方に合った性能”かどうか。北海道と静岡で同じ等級を求めても、意味が違うからね。
第2章|「高断熱=暖かい・省エネ」とは限らない
A: SNSでも「高断熱=快適・省エネ」と書かれています。でも実際の現場ではそう単純じゃないですよね?
店長: その通り。確かに断熱は快適性に直結するけど、日射・換気・気密が揃って初めて効果を発揮する。断熱だけ強化しても、日射取得や通風計画が悪ければ意味がないんだ。
A: 夏場の遮熱も同じですよね。断熱材が良くても窓の性能が低ければ暑く感じる。
店長: そう。だからこそ「断熱性能を上げる=快適」とは言えない。重要なのは、設計と施工がその断熱性能をきちんと“活かせているか”なんだ。
A: 現場を見ていると、気密処理が甘いと数値だけ良くても性能が出ていない家もありますね。
店長: まさにそれ。断熱も気密も一体で考えなきゃ意味がない。数字を追うより、“現場の質”を上げることが、本当の性能につながるんだ。
第3章|等級7の意味と“ちょうどいい断熱”
A: 等級7は確かに理想的ですが、コストや構造上の制約も大きいですよね。
店長: そう。等級7は達成すること自体が目的化しやすい。大切なのは“そこにどんな暮らしを描くか”。年中快適で、光熱費を抑え、家族が健康でいられる断熱が理想だよ。
A: 数字ではなく、暮らしを基準に考えるということですね。
店長: その通り。足りないのは問題だけど、過剰も駄目。お客様の地域・家族構成・ライフスタイルに合わせて、最も合理的な“ちょうどいい断熱”を提案することが、私たちの使命だと思う。
A: なるほど、単純に「性能競争」に巻き込まれると、本来の目的を見失ってしまうんですね。
店長: うん。それに、過剰な断熱は内部結露やコスト増を招くこともある。何事も“適正”が一番なんだよ。
まとめ|断熱は目的ではなく、暮らしを守るための手段
店長: 断熱は確かに大切だけど、それ自体が目的ではない。暮らしの快適さ・健康・経済性を守るための“道具”なんだ。数字だけでは測れない価値を、私たちはお客様に伝えていきたいね。
A: 今日の話で、“数字の向こう側にある暮らし”を意識することの大切さがよく分かりました。
店長: そうだね。これからは「性能を語る前に、どんな暮らしを届けたいか」を考えることが、真の提案力につながると思うよ。
A: はい。これからは数字に頼らず、お客様の未来を見据えた説明ができるよう頑張ります!
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