あんな経験は誰にもさせたくない
私には70代で亡くなった祖父がいます。
無口でそんなに人付き合いも得意ではなかった祖父
そんな祖父と話した思い出は本当に少なく、学校の行き帰りに車で送ってくれた時のことくらいしか覚えていません。
そんな祖父でしたが、もしまだ生きていたら90を超える生まれでしたが、好きな物はポテトとコーラ。
若い時に東京に出て、ギターでご飯を食べようとしていたくらいのハイカラな人で、この田舎には収まらなった人だったのですが、祖母との結婚を境に東京から静岡にきたと聞いています。
そんな祖父ですが、ある日なんの前触れもなく、救急車で運ばれます。
心筋梗塞で、お風呂場で倒れてしまい緊急で病院に運ばれます。
そして、その日のうちに帰らぬ人となってしまいました。
父だけが立ち会えなくて・・・
そんな急なことでしたが、それでも倒れてから少しの間だけ話したりすることが出来、私の叔父さんや叔母さんは皆集まることができ、良いのか悪いのか死に目に会えたとのこと。
そんな中、私の父だけが死に目に会えなかったのです。
理由は父の趣味にありました。
父は子供の頃から機械いじりが好きで、自作のラジオを作ったりするほどの器用な人。
大人になってからは、無線機にはまり、毎日のように無線機で誰かと話していたのを子供心に覚えています。
そして祖父が倒れた日も、父は無線機を触っていました、その時に緊急の無線連絡で、祖父の名前と心筋梗塞で倒れた、そして△△病院に搬送する。
と言う無線を聞き、それを聞いた父は家を飛び出して△△病院に行きます。
しかし、運河悪いことに搬入途中で搬入先が変わったようで父は違う病院に行ってしまい、待てど暮らせど祖父は来ない。
まだ携帯なんて無かった時代です。そこに搬入先が変わったことなんて誰も伝えてくれなかったし、父がまさか無線で誰よりも早く知って、もう移動しているなんて誰も知りません。
父は1時間程度病院にいたと言っていました。
最終的には誤報だったのかと思い家に帰ると、家電に大量の留守電が。
『祖父が倒れた!OO病院に行っている!』
『祖父の意識が少し戻った!すぐに来い!』
『祖父の容体が悪化した!最後かもしれない!すぐ来てくれ』
『祖父が亡くなった、お前に最後に会いたいっていっていたよ・・・』
『祖父は冷暗所にいるよ。皆帰るから一人で会ってくれ・・・』
それを聞き、父は膝から崩れ落ちます。
自分は誰よりも心配していたはずなのに、誰よりも先に駆け付けて安心させたかったのに、親の死に目に会ってあげることも出来ず・・・
悔しかったでしょう、寂しかったでしょう、自責の念に駆られたでしょう・・・・
そんな父の悲しい過去は今でも尾を引いているみたいです。
その証拠に、数年前に定年退職をして、新しい仕事に付きましたが、その職場は高齢者の運動サポートをする職場です。
父も高齢者なのですが、同じ高齢者の方の運動をサポートし、リハビリを手伝い、1日でも元気でいてもらえるように頑張っています。
そもそも倒れなければこんなに悲しいことは起きなかった
こういった悲しいことは、きっと父だけではなく、多くの人が経験していることだと思います。
そういった体験や経験は、人生の中で1度無い方がいいですよね。
経験して人は強くなれると言いますが、そういった経験が無くても生きていけます。
特に今回のことは、そもそも祖父が倒れなければこんなことにはなりませんでした。
ちなみに祖父が倒れた理由、それは・・・
『ヒートショック』でした。
祖父は先程言ったように、ポテトやコーラが好きだったので、多くの方もそうですが、血圧が高く、血糖値も高めな状態でした。
ですので、医師に注意を受けていたのですが、隠れて食べたりしていたのですね。
そういった健康状態だったので、元々ヒートショックにはなりやすい体質だったのです。
当時の祖父の家は、昭和に建てた家でしたので、古く臭いとまではいかないものの、昔の家の特徴でもある冬は寒い家。
ただ、暖房器具はしっかりあったので、祖父の家に行っても寒いと思った記憶はありませんが、お風呂場や脱衣場は、凍えるような場所だったと聞いています。
そんな環境で起こるのが、『ヒートショック』
暖かい場所から一気に寒い場所に行くと、血圧が急激にあがります。
健常者は血圧が上がるだけで、良いことはないですが、それほど深刻なことにはならないのですが、祖父のように高血圧に高血糖が重なると、一気に危険な場所となります。
そして、その悲劇は起きてしまった。
その日も12月だったと覚えていますが、寒い日だったと聞いています。
お風呂場で一気に血圧が上がり、そして血栓で血管が詰まり、心臓が停止してしまいました。
幸いなことに停止して少しの時間だけで発見されたので、その場で死亡ということにはなりませんでしたが、発見された時は心臓は止まっており、救急隊員がくるまでの間、叔父が心臓マッサージを続けていたのですが、心臓は動いてはいなかったようです。
今まではOKでもいつかはなるかもしれない
このようにヒートショックは本当に怖いことで、一般的な見方では祖父のような高齢者にとって危険だと言いますが、若い方でも起こりうるとても怖いことです。
その事実をしっかりと把握して欲しいのですが、今の家の多くがこの対策がされていません。
正確に言うと対策はしているのでしょうが、現実はヒートショックが起こる状態の家の方が圧倒的に多いです。
それは新築も同じで、全ての新築を知っているわけではないのですが、私の肌勘だといまだに半分の以上の家は対策がされていない、もしくは足りていないと言う状態です。
足りていない家とは、こんな家です。
『当社の建物は、Ua値が0.6以下で家中どこでも暖かい家ですよ』
こんな家の多くは、ヒートショックの危険がある家と言えます。
なぜなら、どれだけ高断熱の家でも、暖めることをしなければ、家の中が温まることがないからです。
勝手に暖まる魔法瓶ってみたことある?
話は変わりますが、皆さん魔法瓶って知っていますか?
若い方は知らない人もいるのでしょうが、ある程度の歳の方は聞いたことがあると思います。
この魔法瓶ですが、水筒にも使われているのですが、凄いことにお湯をいれると1日程度暖かい状態が続きます。
最近ではもっと良いものがあるので、それだけ?って思われるかもしれませんが、昔はこれが凄かったんです。
さて、そんなことは置いておいて、今の家は高断熱で、まるで魔法瓶のような家だと言う表現があります。
実はこの言葉はよく出来ていて、確かにその通りなのです。
しかし、この魔法瓶構造、断熱性がとても高く、メリットは多いのですが、一つ大きな、と言うか根本的な問題があります。
それは、『魔法ビンは自分で勝手に熱くなることはありえない』と言うことです。
確かに高断熱で、熱を溜めることは得意なのですが、熱源が無ければ、1℃だって上げることが出来ません。
真冬の気温が0℃だった場合、何も暖めるものが無ければ、0℃のままで、温度を上げることは出来ません。
実は、今売れている新築住宅の多くがこの状態です。
今の多くの新築は、何か暖めるものがあり、一度暖まれば中々温度は下がりませんが、暖めるものがなければ、暖かくなることはありません。
そして、そういった家の多くが洗面所や脱衣所を暖める機能がありません。
これではどれだけ良い断熱性能があっても、ヒートショックを避けることが出来ないのです。
浴室暖房でそれが出来る
このような批判をすると、決まってこういう反論が来ます。
『脱衣室にはないけれど、お風呂には浴室暖房がある。お風呂のドアを開けておけば、一緒にあったまるからそれでOKでしょう?』
確かに、浴室暖房を使い、お風呂のドアを開けておけば暖房が脱衣室にも逃げますので温まるかもしれません。
ではそういったことを主張する人に聞きます。
お風呂に誰かが入り、湿気が沢山な状態のお風呂。そんな時でもお風呂のドア開けておきたいですか?
また、誰かがお風呂に入っている時、暖房の為といってお風呂のドアを開けておきますか?
このように一番最初に入る人なら大丈夫かもしれませんが、後に入る人は脱衣所が寒くなっている可能性が高いです。
ただ、幸いなことに魔法瓶みたいな家なので、一度暖まった脱衣所はそんなにすぐには寒くならないので、昔の家みたいに、極寒の中、服を脱ぐ、なんて状況にはならないことでしょうか。
それでも、暖房を入れている間は良いですが、切ってしまうと温度は徐々に下がりますので、危険な状態であると言えるんです。
だから私は明工の家を売りたい
こういった経験や、考えが私にはあります。
私の祖父のような経験も、父のような経験も、誰にもして欲しくありません。
だから、私は明工の家を買って欲しいと思っています。
理由は簡単で、明工の家は洗面所も脱衣所も、何なら家中どこでも寒くありません。
エクリアと言う換気システムのお陰で、家中が全館空調のように、温度が均一になるからです。
とは言っても全館空調ではないので、全ての部屋が全く同じになることはありませんが、それでもどの部屋も寒くない、そして夏は暑くない。
そんな家になります。
その為に、エアコンを冷暖房で使うのですが、年中たった1台のエアコンだけで家中、冷暖房が出来ますので経済的です。
さらにその電気も太陽光と蓄電池でまかなうので、良い季節だと、電気代がほぼ0で家中快適な冷暖房が出来ている。
そんな環境も造れています。
これってただ聞くと、お金のことなんだよね?って聞こえるかもしれませんが、実際には今日話したようなことへの対策や、想いが詰まっているのです。
最後営業臭い話になってしまいましたが、本心からこういった経験を皆さんにはして欲しくないと思っています。
私もそうだよって方がいましたら、ぜひお話を聞かせて下さい。
一緒に良い未来を創っていきましょう。
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