家を買うならもう早めがいい段階にきています #店長流

■家の価値がどんどん上がっていきます

働き方改革が本日から施工されます。

この業界では、これまで5年間の準備期間中に様々な対策を練っていましたが、それでも問題は山積みです。

また運送業の改革や、残業時間の短縮などにより、より1つの商品が家になるまでに、時間、労力、お金が掛かるようになります。

そういった背景から、住宅の価格は今後どんどん値上がりをしていきます。

合わせて、国の政策金利の上昇を受け、今後はローンの金利も上がっていきます。

住宅を買う人からしてみたら、住宅の価格があがり、住宅ローンの金利もあがりと、ダブルパンチな状況になって行きます。

さらには、各種補助金の終了も増えてきました。

特に市や県が行っていた補助金は財政の悪化により、終了、または削除となっているケースが増えました。

まあ、この辺りは他業種の方からしたら優遇され過ぎだったことなので、ようやく通常に戻るくらいかもしれません。

しかし、住宅取得者にとってはかなりの痛手と言えるでしょう。

■住宅ローンは今後ようやく「普通」に戻る

住宅価格の上昇はなんとなくで皆さん想像がつくと思いますが、住宅ローンの金利については皆さん理解が難しいと思います。

住宅ローンの金利はここ10年常に過去最低を記録し続けています。

例えば、今の住宅ローンの変動金利ですが、低いところで0.2%台、多くても1%を切っているような状況です。

これが例えば20年前だと、低くても2%程度、多いと3%程度でした。

20年前と言うと、もうバブルの余韻もなくなり、失われた20年と言われ始めていたので、金利はある意味低めな状況でした。

それでも2%台だったと言うことは、ある意味その辺りの金額になってもおかしくはない状況だと言えるんです。

ある意味この状況が「普通」の状況だと言えます。

ちなみに0.2%から2%に戻っても経ったの1.8%じゃん?

なんて思ってはいけません。

確かに数字で見るとたったの1.8%なのですが、住宅ローンは高額かつ長期です。

そのせいでたったの1.8%が化け物みたいな被害を出します。

■100万円が1170万円に化ける!

例を出してみると、例えば3000万円を金利0.2%と2%で同じ期間35年で借りたとします。

その時の返済額を比べてみます。

0.2%の方は、毎月支払いが7.3万円、返済総額が3106万円となり、金利分の費用が約106万円です。

次に2%の場合ですが、毎月の支払いが9.9万円、返済総額が4173万円となり、金利が約1173万円です。

このように高額かつ長期になるので、たった1.8%の差が、総額で言うと1000万円以上の差になってきます。

金利はいきなり0.2%から2%に一気に上がるわけではないので、実際の比較とはなりませんが、このように住宅ローンの金利上昇って実はかなり怖いことなのです。

これまではそうならないように国がある程度管理をしてきたのですが、もう限界となり、ここからはある程度の制限は掛け続けるでしょうが、ある意味上限をなくした状況になっていきます。

まだ、その影響がおとなしいうちに家を建てること。

これはかなりのメリットと言えそうです。

■部材の値上がりは止まらない

次に部材の値上げですが、これも止まりません。

理由は単純に売れなくなるからです。

先ほどのローンの件もそうですし、人口の減少、少子化などの原因で新築の数はどんどん減っていきます。

そうなると、部材を作っている会社の利益がどんどん下がっていきます。

理由は簡単で、1つの工場で100個作るのと、10000個作るのどっちが安く出来るのって話です。

当然多く作った方が工場は儲かるので、値も下げることが出来ます。

その逆を行うと、値を上げるしかありません。

そうなると、そんなに工場に人がいなくてもよくなるので、離職者も増えていきます。

そういった方々では住宅を建てる資金が調達が難しくなるので、また家の数が減っていきます。

また、働き方改革等で、高コスト体質に各企業がなっていきます。

そんな背景があって、部材の価格が下がるわけがありません。

少し前なら海外の安い製品を・・・みたいな会話もありましたが、今は海外に国に比べて日本の製品の方が値が低い状況です。

海外の商品を買うことの方が、今後は高価になる物も増えるでしょう。

こういった背景から住宅が安くなる未来は想像できないのですーー;

■だったら早めに取得を!

この解決方法は早めの取得しかありません。

ただ、今後に何か目覚ましい住宅の変化があって、今のような住宅が今よりも安く買える時代が来ないとは言えません。

なので、購入時期は自己判断でお願いします。

一応参考まで言っておくと、私がこの業界に入って20年、またそれ以前から、住宅業界ってそんなに変わってはいません。

また、建築基準法と言う、家を造る際に巡視する法律が年々厳しくなっており、今まで通りの家以外は建築をすることすらできなくなっている環境でもあります。

■まとめ

今後、当社では色々と試行錯誤をして、住宅を取得しやすい環境を整えていきます。

それでも、当社以外の会社ではどうなるのか、まったく予想がつきません。

でも一つ言えるのは、無駄な先延ばしは後悔する率が高くなります。

そこを考えてみて、住宅の取得時期をきめてくださいね ^^

では、また!

*袋井で大切なセミナーを行います。
ぜひ皆さんも参加してください。

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