住宅建築に掛かる総費用とローンの現実 ―数字で見る“家づくりのリアル #店長流
住宅建築に掛かる総費用とローンの現実 ――数字で見る“家づくりのリアル”
家づくりの打合せで「いくらかかるのか」を聞かれることは多いもの。
しかし、建物価格や土地代だけではなく、実際にはさまざまな“見えない費用”が存在します。
今回は、店長が新人Aさんに住宅建築に掛かる総費用を説明させるところから話が始まります。
しかし、建物価格や土地代だけではなく、実際にはさまざまな“見えない費用”が存在します。
今回は、店長が新人Aさんに住宅建築に掛かる総費用を説明させるところから話が始まります。
店長: Aさん。住宅建築に掛かる費用って説明出来るようになった?
A: はい。全てとは言えないですが、お客様の前で話せるくらいにはなりました。
店長: そうか。じゃあ以下の条件だと、どのくらいの費用とローンの支払いになるか説明をしてみて。
A: 分かりました。なんだか緊張しますがやってみます。
1. 総費用の内訳(モデルケース)
A: まずは今回の簡単な総額です。このような総額になりました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 土地代 | 1,000万円 |
| 建物本体価格 | 2,300万円 |
| 諸費用(詳細は以下に記載) | 約495万円 |
| 合計 | 約3,795万円 |
A: 次にそれらの詳細です。
2. 諸費用の内訳(詳細解説)
▶ 土地購入関連費用(約90万円)
| 費用項目 | 内容 | 概算金額 |
|---|---|---|
| 仲介手数料 | (土地1,000万円 × 3%+6万円)+消費税 | 約39.6万円 |
| 登記費用(所有権移転) | 登録免許税+司法書士報酬 | 約15万円 |
| 印紙税 | 土地売買契約書用 | 約1万円 |
| 固定資産税・都市計画税精算 | 日割りで売主と精算 | 約1万円 |
| 境界確定・測量費用 | 必要時(売主負担が多い) | 約10〜30万円 |
▶ 小計:約90万円
店長: 境界確定の費用もみたんだね。他社では見ていないことが多いけれど、何か理由があるの?
A: 分譲地などで建てる場合は要らないのですが、ここのエリアだとそういった土地も少なく、境界があいまいなことが多いんです。だから一応ですが入れておきました。
店長: 良いね。そういった気遣いがお客様の安心に繋がるんだよね。
▶ 建物建築関連費用(約250万円)
| 費用項目 | 内容 | 概算金額 |
|---|---|---|
| 設計費・確認申請費 | 設計事務所・HMに支払い | 約30〜50万円 |
| 地盤調査・改良費 | 調査必須、改良があれば追加 | 約10〜50万円 |
| 登記費用(表題・保存登記) | 司法書士報酬含む | 約20万円 |
| 印紙税(請負契約) | 建築請負契約書に貼付 | 約2万円 |
| 火災・地震保険 | 10年契約(建物2,300万円想定) | 約20〜25万円 |
| 外構工事費 | 駐車場・門柱など | 約70〜100万円 |
| 上下水道接続工事 | 敷地によって別途必要 | 約10〜20万円 |
▶ 小計:約250万円
店長: 次は建築とは別だけど、家を建てるには必要な費用だね。ここで気になるのは地盤改良費かな?場合によってはもっと掛かる時もあるから、そこはケースバイケースでしっかり伝えた方が良いね
A: 分かりました。土地のエリアなどを見て、しっかりと話すようにします。
その他・引越し関連(約80万円)
| 費用項目 | 内容 | 概算金額 |
|---|---|---|
| 引越し費用 | 荷物量・距離で変動 | 約10〜20万円 |
| 家具・家電の新調 | ソファ・冷蔵庫・照明など | 約50〜80万円 |
| カーテン・レール | 意外と忘れがち | 約5〜10万円 |
▶ 小計:約80万円
▶ 諸費用総合計:約420〜460万円。
便宜上、495万円として予算取りしておくと安心です。
店長: 土地・建物とは別にトータルで495万円用意しておこうってことなんだね。まあこのくらいは言っておきたい金額だね。ただ、どうして495万円なの?500万円の方が言いやすくない?
A: そうなんですけれど、なんだかリアル感を出したして(笑)実際の見積りもそろった金額で出てくることなんてないですからね。
3. 自己資金と借入額の設定
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 総費用合計 | 約3,795万円 |
| 自己資金 | 295万円(貯金から) |
| 住宅ローン借入額 | 3,500万円 |
4. 住宅ローン返済シミュレーション
A: 最後にローンのシミュレーションです。
条件:40年・固定金利1.0%・ボーナス返済600万円(年2回)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 借入額 | 3,500万円 |
| 返済期間 | 40年(480回) |
| 金利 | 固定金利1.0% |
| ボーナス返済 | 総額600万円(年2回) |
■ 毎月・ボーナス時の返済額(概算)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 月々返済(2,900万円分) | 73,328円/月 |
| ボーナス返済(600万円分) | 91,182円/回(年2回) |
年間返済:7.3円 × 12ヶ月 + ボーナス18.2万円 ≒ 106万円/年
総返済額(40年)= 約4,250万円
✅ 最終まとめ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 総購入費用 | 約3,795万円 |
| 自己資金 | 約295万円 |
| 借入額 | 3,500万円 |
| ローン総返済額 | 約4,250万円 |
| 実質支出総額 | 約4,545万円 |
店長: お疲れ様。こうやってしっかりとシミュレーションをして、お客様の心配を無くしていきたいね。
A: はい。まだしっかりとしていないところもありますが、お客様のために頑張って覚えます。
家づくりには、建物や土地以外にも多くの費用がかかります。
「価格」ではなく「価値」で見る視点を持つことが、後悔しない家づくりの第一歩。
明工建設は、数字の裏にある“安心”まで含めたご提案を大切にしています。
「価格」ではなく「価値」で見る視点を持つことが、後悔しない家づくりの第一歩。
明工建設は、数字の裏にある“安心”まで含めたご提案を大切にしています。
明工建設が選ばれる理由とは?
第1位 住む人の幸せを考え抜いた高性能住宅

明工建設の家は強い方が売れる、省エネだから売れる・・・
そんな安っぽい理由で、住宅を高性能にしているわけではありません。
高性能な家に住んでもらった先にある『家族の幸せ』を手に入れてもらいたいから高性能にしているのです。
第2位 圧倒的省エネ住宅で1,000万円以上の節約に

明工建設の考える住宅は、住むだけでお金が貯まります。
光熱費が0円以下にすることが出来る、圧倒的省エネ住宅であなたの家計を守ります。
第3位 売ることが仕事じゃない!お客様のありがとうを考えるご提案

明工建設は住宅を売ることを仕事だと考えていません。
お客様の幸せをとことん考え、その結果『ありがとう』を頂くことを仕事にしています。
その対価としてお金を頂く。これが明工建設のポリシーです。
第4位 最新の技術提供なのに、圧倒的なコスパを実現

M-THE BESTに代表されるように、明工建設の家は常に最新の技術を提供します。
それなのに誰もが納得、いやそれ以上のコスパの良さで皆様に選ばれています。
それを実現出来るのは、圧倒的な仕入れ力と無駄なお金を使わない工事力があるからです。



