フラット35で借りる際に気を付けて欲しいこと  #店長流

■意外な落とし穴がまっています。

35年間い同じ金利で借りられる、フラット35。

その他にも、保証人は要らないことや職業は問わないこと、持病などで生命保険に入れない人なども借りられるので、多くの方が利用しているローンです。

実は私も利用をしていますが、実は大きな落とし穴があるローンでもあります。

今回はそんな落とし穴について少し語ります。

■家が完成しないと支払いが払えない?

家を建てる際に多くの会社が3〜4回払いを求めてきます。

当社もその一つで、契約時、着工時、中間、最終金と4回に分けての入金をお願いしています。

イメージで言うと3000万円の支払いだったら、100万円、900万円、900万円、1100万円みたいに分けてお支払いを頂きます。

しかし、この支払いには問題があって、実は住宅ローンは家が完成しないと降りてきません。

先ほど言った4回のうち3回、契約、着工、中間のタイミングでは家が完成していないので、ローンを使うことが出来ません。

でも、先ほどの例だと900万円とか大金の支払いになります。

そんなに大金が手元にあればいいですが、多くの人はそんな大金持っていません。

でも、ローンも借りられない・・・

どうしたらいいの????

そういった問題が起きますが、この問題を解決するために、『つなぎローン』というローンが存在します。

このローンは家を完成するまでの間にするローンで、先ほどの契約金〜中間金の支払いに使えます。

なので、多くの人がこのローンを使用しますが、実はこのつなぎローン。

金融機関によっては無いばあいがあるんです・・・・

■フラット35は金融機関以外の取り扱いもある

このつなぎローンですが、銀行などの金融機関であれば普段取り扱っている商品なので、ほとんどの場合利用が出来ます。

特に住宅ローンの審査を通った方なら、しっかりとした信用があるので、まず利用ができます。

しかし、フラット35は金融機関以外でも取り扱いが出来ることがあり、そういった会社では金融機関ではないので、つなぎローンの設定が無い場合があります。

そういった場合は、つなぎローンが使えず、工事期間中に困ってしまうことがあるんです。

■会社によってはダメな場合もある

また設定があった場合でも、建てる会社によってはローンが出来な場合があるんです^^;

その条件は、会社の規模が小さいこと、数年続いて赤字になっていること、何かしらの不祥事などがあること。

つまり、工事期間中の短い期間とは言え、その期間中に倒産しそうな会社で任せている人には貸せないということなんです。

実はこのケースは思った以上に多く、表向きしっかりとしていても結構な確率で駄目になってしまうのです。

そうなってしまったら、お客様ではなにもしようがありません。

おとなしく別のローンを考えるか、最悪の場合住宅会社を変えるかです。

どちらも起こって欲しくはないでしょうが、このケースは多々あるということを覚えておいてください。

■まとめ

今回はつなぎローンについての記事を書きました。

このケースは結構聞く話なので、皆さんも困る前に一度確認することをおススメします。

では、また!