かっこいいLDKなら明工建設へ^^  #店長流

■デザインは形だけではないんです

当社では、かっこいいLDKを何件も造らせて頂いております。

冒頭の画像のお宅のその一つ。

本当にセンスの良い奥様と当社のコーディネーターが、ある意味二人三脚で造ったLDKです。

センス良くまとまったと思います。

ちなみにこのLDKってどこがカッコいいと思いますか?

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答えは出たでしょうか?

■使うものにストーリー(理由)があるからカッコいい

このLDKがカッコよく見える一番の理由は『ストーリーがあるから』です。

このように格好が良い物を造ろうとすると、どうしても格好が良い物を集めて、それらで造ろうとします。

すると、なんだかちぐはぐして格好が良いとは言えない空間になることは、この業界のあるあるな話です。

その理由は簡単で、その物にストーリー、所謂理由がないからになります。

例えば冒頭の画像のだと、黒と白、グレー、そして木目の色合いがあります。

カッコよくしようとするなら、濃い色をふやせばいいので、もっと黒やグレーを足したくなります。

しかし、この家はLDKの半分が白色で統一して、半分を濃い色にしています。

こうすることで、より濃い色が目立ち、そして格好良く見えるのです。

これは変な例えですが、10人のグループで10人全員がイケメンだと誰もが埋もれてしまいますが、10人中3人だけがイケメンだった場合、そのイケメンがより目立ち、格好がよく見えるものですよね?

それと同じ、濃い色は格好が良いので、たくさん使いたくなりますが、ある程度に抑えることでより格好良さが目立つことが出来るのです。

また、その為に実は白色にもこだわりを持っています。

そのこだわりとは、『目立つ色、柄をしていないこと』

同じ白でも、綺麗な柄の壁紙だったり、ラメが入っていて綺麗な壁紙もあります。

しかし、そういった物を使ってしまうと、濃い色が目立たなくなりある意味死んでしまいます。

なのでここの白はあえてまったく目立たない物を使い、濃い色をより際立たせる。

そんな使い方をしているので、このLDKは格好良く見えるのです。

さら付け加えると、そこに至るまでの廊下の雰囲気や、寝室や洗面化粧室などの繋がりも考えないとちぐはぐになってしまいます。

こんな考え方が私が言っている『ストーリー』と言う言葉になります。

何かをしたい場合は、それが最大になるように考えて用意をする。

そのやりたいことが最大になるためには、あえて逆のことをしてみる。

そんなことを真剣に考える・・・・

実際にはこんなことまで考えるのは大変だし、面倒、また経験も欲しいので、一般的な会社では行えないケースがほとんどです。

格好が良い物を使っていけば、ぱっと見はカッコよく見えるかもしれません。

しかし、実際にはもったいないと感じたり、なんだか違和感があったりと、折角したかったことが半分も出来ていない場合がほとんどです。

■元ジャニーズも使っていた手法

実はこの手法は元ジャニーズでも使われていたと言われています。

ジャニーズにいる子の多くがイケメンであるので、単純に素人は、そのイケメン中からさらに選りすぐりをを集めて、グループにした方が人気が人気が出そうと思ってしまいます。

しかし、そうすると先ほど言ったように、折角のイケメンがよくあるイケメン程度で終わってしまい、もったいないそうです。

なので、言い方は悪いですがかなりのイケメンと、そこそこな人を組み合わせることで引き立て役となり、イケメンを際立たせることに成功をしています。

■インスタに騙されるな!

最後に言いたいのは『インスタに騙されるな!』です。

インスタなど格好の良い、可愛いなどのLDKが沢山出ています。

それらを参考にするのは良いですが、それらをそのまま真似しようは絶対にNGです。

先ほど言ったように、誰もが見て良いLDKには100%ストーリーがあります。

それは、そのお宅のLDKのストーリーであって、あなたの物ではありません。

確かに真似をすれば、確かのその場所は写真の通りに出来るかもしれません。

でも、家の規模も、明るさも、立地も、間取りも、家族構成も、好きな色もと何もかも違う家の真似なんかして、何かいいことがあるのでしょうか?

私は結局はちぐはぐした家を造るだけだと思います。

インスタなどは参考にする程度で、それ以上に価値を与えてはいけません。

また、インスタの家を見てうらやましがることもありません。

しっかりとしたストーリーがあるLDKや家は、それだけでとても価値がある家なんですから^^

胸を張って自分の家を自慢しましょう!

今回は以上です。

では、また!