静岡の「真の危機」を直視する —— 南海トラフの定説を超えて(全5回)
第2日目:【理論】地面の下で何が起きているか —— 地球の「おなら」が大地を揺らす?
こんにちは。明工建設の仁藤です。 昨日の記事では、鳥取・島根での地震が「1年も前から予測されていた」という衝撃的な事実と、なぜ今私たちが「南海トラフ以外の可能性」に目を向けなければならないのか、その理由をお話ししました。
今日は、もう少し踏み込んだ話をします。 「じゃあ、プレート説が違うなら、一体何が地震を起こしているんだ?」 という疑問に対する答えです。
少し専門的な話になりますが、これを理解すると、ニュースで見る地震情報の見え方が180度変わります。そして、なぜ「富士山」と「地震」がセットで語られるべきなのか、その理由も腑に落ちるはずです。 私たちの足元で起きている「真実」について、一緒に潜ってみましょう。
1. 私たちが信じてきた「プレート説」の落とし穴
まず、私たちが学校で習い、テレビで毎日聞かされている「プレートテクトニクス説(プレート説)」について振り返ります。
「地球の表面は硬い岩盤(プレート)で覆われていて、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込んでいる。その歪みが限界に達して、陸のプレートが『ビヨン』と跳ね上がるときに巨大地震が起きる」 ……これが定説ですよね。南海トラフ地震も、まさにこの理屈で「いつか跳ね上がる」と言われています。
しかし、私が師事する藤和彦先生や、その理論の提唱者である角田史雄先生(埼玉大学名誉教授)は、この定説に真っ向から疑問を投げかけています 。
なぜか。 まず、誰もその「プレート」そのものや、それが動いている現場を見た人はいないからです 。 「GPSでハワイが日本に近づいているのが分かっているじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、藤先生の資料によれば、GPSで捉えているのは海底表面のわずか2〜3cmの動きに過ぎません。地下100kmにある巨大な岩盤全体が動いている証明にはならないのです 。
さらに言えば、2011年の東日本大震災。あれはプレート説では「想定外」の連発でした。 海外の地震学者の中には、3.11はプレート境界面の震源ではないと指摘する声もあります。しかも、本震の2日前にM7クラスの地震が起きていましたが、「何十年に一度跳ね上がる」というプレート説の論理では、一度ガス抜きした直後に本震が来るというのは理屈に合わないのです 。
「プレート説は、予算を獲得するためのフィクションである」とまで藤先生は断言されています 。 では、プレートでなければ、何が大地を揺らしているのでしょうか?
2. 地震の正体は「熱の移動」である
ここで登場するのが、**「熱移送説(熱輸送説)」という考え方です。 この理論の主役は、岩盤(プレート)ではなく、「熱エネルギー」**です。
イメージしてみてください。 地球の中心部はドロドロに溶けた超高温の世界です。そのさらに奥、地球の「外核」という部分から、とてつもない高熱エネルギーが放出されています 。 この熱は、ずっと地下に留まっているわけにはいきません。どこかへ出口を求めて移動します。
例えるなら、**「地球のおなら(ガス抜き)」**のようなものです。 体内に溜まったガス(熱エネルギー)は、通りやすい道を通って、外に出ようとします。
この「熱」が地中を移動していく時、何が起きるか。 ここが一番のポイントです。
- マグマ溜まりを通る時: 熱がマグマを活性化させ、地表に噴き出せば**「火山噴火」**になります 。
- 軟弱な地盤を通る時: 熱が地盤を膨張させたり、破壊したりして揺れを起こせば**「地震」**になります 。+1
つまり、「地震」と「噴火」は、原因はたった一つ。「熱エネルギーの移動」という同じ現象の、違う現れ方に過ぎないのです 。 今の地震学では「火山」と「地震」を別々の学問として扱いますが、熱移送説ではこれらをセットで考えます。これが、防災を考える上で非常に重要な視点になります。
3. 日本を狙う「2つの熱ルート」
では、その「熱(地球のおなら)」は、どこを通って日本に来るのでしょうか? 藤先生のレポートによると、南太平洋のタヒチ付近にある「高熱の吹き出し口」から、日本に向かって大きく2つのルートが伸びています 。
- 【第一のルート】インドネシア・フィリピンルート タヒチからインドネシア、フィリピンを経由し、沖縄、九州を通って、**日本海側(山陰・北陸)**や瀬戸内海へ抜けるルートです 。
- 【第二のルート】マリアナ・太平洋ルート タヒチからマリアナ海溝を抜け、伊豆・小笠原諸島を通って、静岡(伊豆)・首都圏へ直撃するルートです 。
思い出してください。 1月6日に起きた鳥取・島根の地震。あれはまさに、**「第一のルート(山陰側ルート)」**の上で起きました 。 熱エネルギーがフィリピン海プレートの下を潜り抜け、九州から中国地方の山陰側へ流れた結果、あそこで「ガス抜き(地震)」が起きた。そう考えれば、すべて辻褄が合うのです。
4. 静岡県民が知るべき「火山の沈黙」の意味
さて、ここからが私たち静岡県民にとっての本題です。 静岡県は、**「第二のルート(マリアナルート)」**の通り道にあります。伊豆諸島から伊豆半島、そして富士山へと続くこのラインは、まさに熱のハイウェイです。
熱移送説には、もう一つ重要な法則があります。 それは、**「エネルギー保存の法則」**のようなものです。
熱エネルギーが「火山噴火」として放出されれば、ガス抜きができるので、大地震は起きにくくなります。 逆に、火山活動が静かであればあるほど、熱エネルギーは地下に溜め込まれ、地盤を破壊する「大地震」として放出される可能性が高まるのです 。
藤先生のレポートにある分析を見てみましょう。 過去、1944年の東南海地震や1946年の南海地震が起きた時期は、全国で火山活動が活発化していました 。 しかし現状はどうでしょうか? 日本の火山活動は、全国的に見れば比較的「穏やか」です 。 富士山も、もう300年以上沈黙したままです。+1
「噴火していないから安心」ではありません。 「噴火していないからこそ、熱が溜まっているかもしれない」。 この逆転の発想こそが、熱移送説が鳴らす警鐘なのです。
5. 私たちは「見えない熱」をどう追うか
「プレートが跳ね上がるのを待つ」という受動的な防災ではなく、「熱が今、どこを流れているか」を追う能動的な防災へ。 視点を変えるだけで、見える景色はガラリと変わります。
山陰で地震が起きたということは、地球内部から新たな熱エネルギーの供給があったという証拠かもしれません 。 その熱は、第一ルートだけでなく、第二ルート(太平洋側)にも流れ込んでくる可能性があります 。
私たち静岡県民の足元、特に伊豆から御前崎にかけての地下で、今まさに熱エネルギーがひしめき合っているとしたら……? 明日の第3回では、私が昨年手にしたレポートと最新のレポート、この「2つの文書」を詳細に比較検証します。そこには、今回の山陰地震だけでなく、**次に熱が向かおうとしている「具体的な場所」**が記されていました。
それは決して遠い場所の話ではありません。 明工建設の代表として、私はその警告を重く受け止めています。
明日もまた、この場所でお伝えします。 「想定外」をなくすために。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
おかげさまでありがとうございます。
(明工建設代表・仁藤)
【次回予告】 第3日目:「【検証】2つのレポートが語る『不都合な真実』」 2025年と2026年、藤和彦先生のレポートを並べて読み解くと、恐ろしいほどの「一致」が浮かび上がる。山陰の次に名指しされた危険地帯「和歌山」。そして、そこから導き出される静岡県への影響とは?
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