明子Q&A|住宅版「残価設定ローン」が向いていない人って、どんな人?
明子Q&A|住宅版「残価設定ローン」が向いていない人って、どんな人?

明子Q&A|住宅版「残価設定ローン」が向いていない人って、どんな人?

明子
明子: これまで「向いている人」のお話をしてきましたが、 実は逆の質問も、よくいただくんです。
店長
店長: 「自分には合わないケースもあるんですか?」 って聞かれるよね。
住宅版「残価設定ローン」は、とてもよくできた制度です。 ただし、すべての人に合うわけではありません。

今回は、**明子があえて「向いていない人」**について、 正直にお話しします。

Q1. 将来のことは、あまり考えたくない人

【結論】
将来の変化を前提に考えること自体がストレスな方には、向きにくいです。

【理由】
残価設定ローンは、 「住み続ける・貸す・売る」といった将来の選択肢を 最初から考える仕組みです。 この考え方自体が負担になる場合、 シンプルな住宅ローンの方が気持ちが楽なこともあります。

【実例】 「家のことは考えたくないから、とにかく分かりやすいローンがいい」 という方も、実際にいらっしゃいます。

【答え】
向いていない=間違い、ではありません。 **考え方の相性**の問題です。
(明子の気持ち:無理に複雑な制度を選ばなくていい、という選択も大切だと思います。)

Q2. 一生この家に住むと、強く決めている人

【結論】
「絶対に住み替えない」と決めている方には、必要性が低い場合があります。

【理由】
残価設定ローンの強みは「出口」を用意できること。 住み替え・賃貸・売却の可能性がゼロであれば、 そのメリットを使わないまま終わる可能性もあります。

【実例】 「この土地で、この家に一生住むと決めています」というご夫婦もいらっしゃいます。

【答え】
その決意が揺るがないなら、 通常の住宅ローンで十分なケースもあります。
(明子の気持ち:覚悟が決まっているのは、それだけで素敵なことだと思います。)

Q3. ローンは「安さ」だけで決めたい人

【結論】
月々の支払額だけを最優先に考える方には、合いにくいです。

【理由】
残価設定ローンは、 毎月の返済を自動的に安くする商品ではありません。 将来のリスクを下げるための制度なので、 「今の安さ」だけを見ると魅力が伝わりにくいことがあります。

【実例】 「とにかく今の支払いを一番安くしたい」というご相談も多くあります。

【答え】
短期的な支払い重視なら、 別のローンの方が合うこともあります。
(明子の気持ち:大事にしたい軸は、人それぞれだなと感じます。)

Q4. 家を「資産」として考えたくない人

【結論】
家は消費するもの、と割り切っている方には向きにくいです。

【理由】
残価設定ローンは、 家の価値を長く保つ前提で設計されています。 資産性や流通性を考えない場合、 制度の考え方が合わないことがあります。

【実例】 「住めれば十分。将来の価値は気にしない」という声もあります。

【答え】
考え方として間違いではありません。 ただ、制度の思想とは方向性が異なります。
(明子の気持ち:価値観の違いを尊重するのも、私たちの役割だと思っています。)

Q5. 新しい制度に不安を強く感じる人

【結論】
「前例がないものは避けたい」という方には、慎重な判断が必要です。

【理由】
残価設定ローンは、 従来の住宅ローンにはなかった考え方を含みます。 制度そのものより「新しいこと」が不安になる場合、 ストレスを感じやすいかもしれません。

【実例】 「聞いたことがない仕組みは、正直ちょっと怖い」という声もあります。

【答え】
安心して家づくりを進めることが一番大切です。 不安が大きい場合は、無理に選ばなくても大丈夫です。
(明子の気持ち:安心できる選択が、その人にとっての正解だと思います。)

まとめ:

住宅版「残価設定ローン」は、 とても合理的で、これからの時代に合った制度です。

ただし、 すべての人に合うわけではありません。

向いていないと感じたなら、 それは「失敗」ではなく、 自分に合う選択が見えてきたということ。

大切なのは、 流行や言葉に流されず、 自分の価値観に合った家づくりを選ぶことです。
店長
店長: ここまで連載で、残価設定型ローンについて説明してきたけれど、 明子さん的には、どうだった?
明子
明子: 正直、まだ一般的とは言えない制度だと思います。 「初めて聞いた」というお客様も多いですし…。
明子
明子: でも、話を聞いてくださる方ほど、 「今の時代には合っているかも」って、 少しずつ受け止め方が変わっていくのを感じます。
店長
店長: そうだね。 まだ主流とは言えないけれど、 今年は確実に「トレンド」になると思っているよ。
店長
店長: 物価も、金利も、暮らし方も変わってきている中で、 「家をどう持つか」を見直す人は、これから確実に増える。
明子
明子: はい。 無理に選ぶものじゃないけれど、 「知っているかどうか」で将来の安心感は、 かなり違ってくる気がします。
店長
店長: その通り。 この連載が、 家づくりを考えるきっかけになれば十分だね。

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