2025年12月29日。 今年も残すところ、あとわずかとなりました。

株式会社明工建設、代表取締役の仁藤衛です。

新しい年を迎える準備に追われるこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私は今、掛川の事務所で、静まり返った空気の中でこのブログを書いています。

一年を振り返り、そして未来を見据えるこの時間は、私にとって最も神聖な時間でもあります。

今日は、年末の締めくくりとして、少し壮大で、かつ私たちの「家づくり」の根幹に触れるお話をしたいと思います。

それは、**

それは、「私たちのルーツと、本当の強さ」についてです。


常識が覆る時、真実が見えてくる

皆さんは「高天原(たかまがはら)」と聞いて、何を思い浮かべますか?

おそらく、教科書や神話で習った「雲の上にある神々の住む場所」という、どこか遠い、抽象的な世界を想像されるでしょう。

しかし、最新の縄文考古学や歴史の再解釈によって、その定説が今、音を立てて崩れようとしています。

実は、高天原とは天上界などではなく、この地上に実在した場所だったのではないか——。

それも、私たちが住むこの東日本、かつて「日高見国(ひだかみこく)」と呼ばれた広大な文化圏こそが、その正体だったという説が注目を集めています。

なぜ、私が家づくりのブログでこんな話を始めるのか。

それは、私たちが「どこから来て、どのような思想でこの地に根を張るべきか」を知ることが、100年先まで続く家を造るための「精神的な基礎」になるからです。

縄文の叡智:東日本に集中した90%の生命力

驚くべき事実があります。 縄文時代の日本列島において、人口の実に90%以上が、関東・東北を含む東日本に集中していたという考古学的データです。

三内丸山遺跡に代表されるような、高度な定住文化と豊かな食生活。

そこには、自然と共生し、太陽を敬う、極めて精神性の高い共同体が存在していました。

彼らが信仰していたのは、概念としての神ではなく、「生かしてくれる自然そのもの」であり、その象徴が太陽でした。

後の時代、記紀神話(古事記・日本書紀)が編纂される過程で、なぜかこの豊かな東国の歴史は「抽象化」され、神話の彼方へと押しやられてしまいました。

西のヤマト王権が正統性を主張するために、東の巨大な文明の記憶を、あえて「天上の出来事」として書き換えたのではないか……そう考えると、すべての辻褄が合ってきます。

しかし、形は変えられても、その「魂」は消えませんでした。

東国の神々(鹿島神宮や香取神宮の祭神)が、後に大和の春日大社へ勧請され、国の中枢を支える氏神となった歴史が、その「逆転の真実」を無言で語っています。

私たちが「東国」で家を造り続ける意味

私がこの掛川・菊川・島田という地で、頑なに「災害に強い家」「命を守る家」にこだわる理由。

それは、この地に眠る「縄文からの生命の連続性」を無意識に感じ取っているからかもしれません。

縄文の人々は、場所選びに妥協しませんでした。

水が豊かで、地盤が強く、太陽の恵みを最大限に受けられる場所。彼らは本能的に「生き残るための場所」を知っていたのです。

現代の家づくりはどうでしょうか。 効率、コスト、見栄え。

そんな表層的な価値観に振り回され、私たちが本来持っていたはずの「本能的な安心感」が蔑ろにされているように感じてなりません。

  • 太陽の力を住まいに取り入れる(パッシブデザインの極致)
  • 大地と繋がり、揺るぎない構造を持つ(耐震・免震の思想)
  • 世代を超えて受け継がれる「場」を創る(長寿命住宅の真意)

明工建設が提唱する「未来を造る家」とは、実は最新技術を追いかけるだけのものではありません。

この東国に脈々と流れる、「自然を敬い、家族を守り抜く」という縄文の精神を取り戻す作業なのです。

2026年、丙午に向けて。心に刻む「本物の安心」

2026年は「丙午(ひのえうま)」という、火のエネルギーが満ち溢れる年を迎えます。

社会情勢はさらに激動し、古い価値観が淘汰され、本物だけが残る時代へと突入します。

この激動の時代において、あなたの潜在意識は何を求めているでしょうか。

テレビのニュースが流す不安でしょうか。SNSで飛び交う刹那的な情報でしょうか。

いいえ、違います。 あなたが心の奥底で求めているのは、「何が起きても、この場所だけは絶対に大丈夫だ」という確信です。

それは、神話の時代から続く、この大地の記憶と繋がること。

「高天原」が実在した場所で、その末裔である私たちが、誇りを持って住み続けること。 そのための「器」として、私は家を造っています。

あなたがもし、今の住まいに、あるいはこれから建てる家に「漠然とした不安」を感じているなら、それはあなたのDNAが「もっと本質的な強さ」を求めている証拠です。

年末のご挨拶に代えて

2025年も、多くのお客様との出会いがありました。 私を信じ、明工建設に大切な人生の舞台を託してくださった皆様。

心から感謝を申し上げます。

皆様との出会いは、単なる「ビジネス」ではありません。

この東国の地で、共に未来を造る「同志」との再会であると、私は勝手に感じております。

来る2026年。 私たちはさらに進化します。

歴史の闇に隠された真実を掘り起こすように、家づくりの常識を打ち破り、住む人が心から誇りを持てる、そして潜在意識のレベルから癒やされる住まいを追求し続けます。

私たちの造る家は、単なる建築物ではありません。 それは、現代に蘇る「高天原」であり、家族という神々が安心して集う聖域です。

どうぞ、皆様。 新しい年は、ご自身の「直感」を信じてみてください。

「なんとなく、この会社は違う」「仁藤という男の言うことは、腹に落ちる」。 その感覚こそが、あなたの人生を正しい方向へと導くコンパスとなのかもしれません。

今年一年、本当にありがとうございました。

皆様にとって、2026年が太陽のような光に満ちた、輝かしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

どうぞ、良いお年をお迎えください。


【新年の仕事始めについて】 明工建設は、2026年1月5日(月)より仕事始めとなります。

新しい年の始まりに、あなたの理想の未来についてお話しできることを楽しみにしております。

もし、このブログを読んで「自分の住まいのルーツ」や「本当に強い家」について、魂が揺さぶられるような感覚を覚えたなら……。

その時は、迷わず私たちの扉を叩いてください。

「あなたは、どんな未来を、この地に刻みたいですか?」

その答えを、共に形にしていきましょう。

明工建設株式会社  代表取締役 仁藤 衛

ご縁を大切に唯一無二の家づくり

おかげさまでありがとうございます。

明工建設が選ばれる理由とは?

第1位 住む人の幸せを考え抜いた高性能住宅

明工建設の家は強い方が売れる、省エネだから売れる・・・
そんな安っぽい理由で、住宅を高性能にしているわけではありません。
高性能な家に住んでもらった先にある『家族の幸せ』を手に入れてもらいたいから高性能にしているのです。

第2位  圧倒的省エネ住宅で1,000万円以上の節約に

明工建設の考える住宅は、住むだけでお金が貯まります。
光熱費が0円以下にすることが出来る、圧倒的省エネ住宅であなたの家計を守ります。

第3位  売ることが仕事じゃない!お客様のありがとうを考えるご提案

明工建設は住宅を売ることを仕事だと考えていません。
お客様の幸せをとことん考え、その結果『ありがとう』を頂くことを仕事にしています。
その対価としてお金を頂く。これが明工建設のポリシーです。

第4位  最新の技術提供なのに、圧倒的なコスパを実現

M-THE BESTに代表されるように、明工建設の家は常に最新の技術を提供します。
それなのに誰もが納得、いやそれ以上のコスパの良さで皆様に選ばれています。
それを実現出来るのは、圧倒的な仕入れ力と無駄なお金を使わない工事力があるからです。