2025年 新人Aこと明子が振り返る店長流ブログ
気づけばもう12月29日、今年最後の店長ブログです。
せっかくなので、「新人Aこと明子が選ぶ、2025年の店長流ベスト4記事」として振り返りをやりませんか?
① 1月6日──「なぜ家を建てるのか?」から始まった一年
◆ 年始一発目から、いきなり核心に迫る店長
「なぜあなたは住宅を所有しようとしているのか?」ってテーマの、あの記事です。
あの記事では、アパート暮らしでも十分幸せに暮らしている人たちの声や、
「年をとるとアパートは借りられない」という“よくある話”の裏側など、
持ち家神話を一度フラットに見直す視点が紹介されました。
最終的には、「この会話が今できている、この場こそが答えなんだよ」という店長のお父さんの一言が印象的でした。 築50年の実家に家族や親戚が集まり、年に一度顔を合わせる場がある。 その「集まる場所」こそが、持ち家の価値のひとつだと気づかされる記事でした。
「住宅を売る側だからこそ、“本当に家は必要か?”を一度疑ってからスタートする」 そんな店長の姿勢を感じた、2025年のスタート記事でした。
② 3月23日──「営業は最高のものづくり職」宣言
◆ 女性3人の入社と、店長のちょっと寂しい(けど熱い)本音
この記事では、「営業=口だけの仕事」ではなく、「ゼロからイチをつくる究極のものづくり」だという店長の考えが語られました。 お客様の頭の中にある「まだ形になっていない理想の暮らし」を、 土地・間取り・予算・ローン・スケジュールまで含めて組み上げていく仕事。 それは図面が出来上がった後から始まる現場とは違う、“ゼロからのクリエイティブ”です。
現場は「イチをジュウに育てる」。 営業は「ゼロからイチをつくる」。 どちらもものづくりだけれど、入り口が違う。 店長としては、「就活中の学生さんに、この営業の面白さをもっと伝えたい」という想いが強く滲み出た記事でした。
住宅の営業って、「売り込む人」じゃなくて「最初の設計者」なんだ。 そう思えるようになったのは、この回があったからです。
③ 7月22日──GX補助金80%超え、補助金行政のリアル
◆ 「秋までは余裕」と言われていた予算が、夏前に消える…?
7月の記事では、GX補助金(子育てエコホーム支援事業・GX志向型住宅)について店長がかなり踏み込んだ解説をしていました。 7月に入ったばかりなのに予算消化が70%、そして7/22の時点で80%超え。 「秋ぐちまでは持つだろう」という当初予測が、あっさり外れてしまうスピード感でした。 この補助金は住宅業界では、今年一番の目玉だっただけに、大きな衝撃だった出来事でした。
記事では、 ・なぜGX志向型だけが先に枯渇するのか ・なぜ他枠(長期優良・ZEH)はほぼ動かないのか ・追加予算が出るかどうかの読み ・環境省と国交省の“縄張り意識”というリアルな壁 など、現場の肌感覚も交えながら、補助金の裏側も解説していました。
「役所は文句を言われるのが一番嫌」という一言には、 ちょっと笑いながらも、現実を突きつけられた気持ちになった読者も多かったはずです。
補助金は「もらえたらラッキー」ではなく、「情報戦であり時間との勝負」。
来年も、お客様にとってベストな選択肢になるよう、早めの情報発信が大事だと痛感しました。
④ 11月28日──「30人に1人が住宅ローン破綻」の数字とどう向き合うか
◆ 新人A、ちょっと怖くなる。「私たちの仕事って…」
この記事では、 ・「30人に1人」という統計値が何を含んでいるか ・延滞・任意売却・条件変更なども含めた広い概念であること ・破綻しやすい人/しにくい人の違い ・当社の顧客に破綻が少ない理由 などが、かなり具体的に整理されていました。
「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら安全に返し続けられるか」。 家そのものの価格だけでなく、光熱費・メンテナンス・教育費・老後資金も含めて、 無理のないライフプランをつくることが大切だと伝えています。
「家を売る仕事じゃなくて、未来の安心を売る仕事」だという店長の言葉。 来年はもっと、自信を持ってそう言える営業になりたいと思いました。
店長流ブログ 2025年のテーマは「表だけでなく裏側も伝える」
振り返ってみると、2025年の店長流ブログは 「表だけでなく、裏側まできちんと伝える」一年だったように感じます。
- 家を持つ意味を、きれいごとだけでなく本音で語る
- 営業という仕事の“本当の価値”をちゃんと説明する
- 補助金の「お得さ」だけでなく、制度の限界も伝える
- ローン破綻という重いテーマからも逃げずに向き合う
どの記事も、読んでいて楽しいだけの記事ではなく、 「これから家を建てる人に、本当に役立つ情報になっているか?」 を基準に書かれてきたように思います。
住宅って、高い買い物です。
間違えないために「お得な話」や「キラキラした写真」だけを見るのではなく、
仕組み・数字・将来のリスクまで含めて、ちゃんと知っておいてほしい。
そのうえで、「それでも家を建てたい」と思ってくれた人と一緒に、 本気でいい家をつくっていきたい。
2025年、店長流ブログを読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
来年も、現場と数字と本音にこだわった発信を続けていきます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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