店長ならどの市に家を建てる？──3つの候補都市を徹底比較

明子： 店長、この前お客様に「東は静岡まで、西は浜松まで家を建てる候補があるんだけど…店長ならどの市が良いですか？」って聞かれたんです。
私も答えに困っちゃって…店長ならどう答えます？

店長： うーん…正直ね、「どの市も良い」としか言えないんだよ。 だって人の暮らし方でベストな場所って全然違うから。 でも“あえて選ぶなら”、という質問なら答えられるよ。

明子： ぜひ教えてください！店長がプロ目線で「ここなら建てたい」って思う市、気になります！

1. 袋井市──“ちょうど良い街”で子育てしやすい環境

店長： まず挙げるなら袋井市。都会すぎず、田舎すぎず、暮らしやすさのバランスが非常に良いんだ。

袋井市は「中規模都市」の良さが凝縮されています。

• 市が子育て・教育に非常に力を入れている
• 治安が良く、ファミリー層が多い
• 生活に必要な店は一通り揃っている
• 自然もほどよく残っていて環境が良い
• 地価が比較的安定していて住宅取得しやすい
• 静岡・掛川・浜松のどこへもアクセスしやすい“中間点”

明子： バランスが良いって強いですね。子育て世代にはすごく合いそう！

店長： うん。派手さはないけど、暮らしの安心感は一番だと思うよ。

2. 掛川市──新幹線が止まる“程よい都会”。土地も広めで交通の要所

店長： 次に挙げるのが掛川市。ここは“便利さ”と“静かな暮らし”のバランスが取れてるね。

掛川市の特徴は、なんと言っても新幹線が止まる都市であること。 名古屋へ通勤している人も実際にいます。

• 新幹線・JR・高速道路・国道1号が揃う交通の優等生
• 新幹線駅があるのに土地が比較的安く広い
• 庭付きの家・ゆったりした暮らしが叶えやすい
• 市内だけで生活が完結するほど店が多い
• 自然も多く、街と田舎のバランスが非常に良い
• 新幹線利用が多い職業（出張が多い・企業勤務）と相性抜群

明子： 新幹線があるのに土地が広めってほんと珍しいですよね…！

店長： そうなのよ。 「静かに暮らしたいけど、交通の便は外したくない」という人には最適な市だね。

3. 浜松市の旧浜北市エリア──便利さと“土地の広さ”の両立ができる

店長： 最後に挙げるのは浜松市の旧浜北市エリア。 「都会の便利さ」と「土地の広さ」を両立させたい人にはここが強いね。

浜松駅周辺は便利ですが土地が高く狭いため、 新築戸建てはハードルが高めです。

一方、旧浜北市は住宅地としてとても優秀で、

• 土地が広い＆価格が比較的手頃
• 買い物施設が多く生活しやすい
• 都会ほど混雑せず、ちょうど良い人口密度
• 都会・郊外のバランスがちょうど良い
• 県西部で働く人にとって最も生活効率が良いエリアの一つ

明子： 浜北って、浜松より落ち着いてて、それでいて便利さもあるんですね。

店長： うん。戸建てを建てるなら浜北のほうが現実的で暮らしやすいと思うよ。

明子： 今回は無理を言ってしまいましたが、ありがとうございました。

店長： こういうのってすごく大変なんだよね。今回上げた３市以外もみんないいところがあるし、逆にみんな困るところもある。実際には、島田市や、藤枝市なんも住みやすいところだと思うよ。

明子： そうですよね。それでも今回上がってきた土地って比較的北側が多かったですが、何か理由でも？

店長： よく気が付いたね。静岡に住む以上地震とは縁は切れない。となると津波もまた然り。例えば牧之原市や焼津市も良いところなんだけど、やっぱり津波が気になってしまう。住む分には何も関係ないけれど、どうしてもこれから新しく土地を買ってって人は考えちゃうんじゃないかな。

明子： 確かに・・・でも最初から分かっているのなら対策をすればいい！ですよね！？

店長： まあそうだけど(笑)でも気になって気になって後悔するくらいなら、他の土地にすればいいし、気にならないならこちらで対策だけをしてあげたらいい。そんな感じで自分の一番を見つけてくれたら嬉しいな。