営業マンの“質”が家づくりを左右する──人手不足の時代にお客様が見るべきポイント #店長流
営業マンの“質”が家づくりを左右する──人手不足の時代にお客様が見るべきポイント

営業マンの“質”が家づくりを左右する──人手不足の時代にお客様が見るべきポイント

新人A
A: 店長、この間うれしいけれど戸惑うことがあったんです。いろんな会社の営業さんと話したお客様から「君が一番優れているよ」って言われました。
店長
店長: それはよかったね。Aさんの頑張りを知っているから、僕もうれしいよ。…でも、なんで戸惑ったんだい?素直に喜べばいいのに。
新人A
A: うれしいのは本当です。でも、他社の営業さんは皆さん大先輩で、普通に考えたら私が一番なんてありえないと思うんです。特別な能力があるわけでもないのに、なぜだろうって…。
店長
店長: たしかに経験年数だけ見ればそう感じるよね。でもね、今の建築業界ではAさんのように“誠実に向き合う”だけで評価される場面が増えている。今日はその背景を話そう。
今の住宅業界は深刻な人手不足。展示場撤退や担当再編が相次ぎ、営業一人あたりの負担は過去より重くなりました。 その結果、対応の遅れ・説明の粗さ・契約優先の姿勢が目立ちやすい状況に――。 ここでは「営業マンの質」と「業界の構造的な問題」をセットで整理します。

1. 営業マンの“質”が下がって見える本当の理由

業界の現象現場で起きることお客様への影響
展示場の撤退・縮小 担当の退職・転職、エリアの空白が発生 「地域事情に不慣れな担当」が増え、情報精度が下がる
人手不足の慢性化 一人あたりの担当顧客が昔の2倍以上になるケース 連絡や提案が後回しになり、対応がおざなりに
契約件数偏重の評価 “時間のかかる丁寧な説明”が評価されにくい 「急がせる営業」が増え、判断ミス・不信感へ
担当の再編と応援配置 なじみのないエリアを兼務、勉強時間も不足 提案の深さが出にくく、質問の回答精度が落ちる
営業の“質”が低いのではなく、質を発揮する時間がないのが実情。 誠実な姿勢ほど時間がかかるのに、今の評価軸は「件数」に寄りがちなんだ。
店長
店長: この業界の営業マンはいつもっ勉強をしている人ばかり。でもこういった背景もあってどうしても勉強が追い付かない。そんな人ばかりになってしまっている。

2. 誠実な営業が評価されにくい“歪み”

本来、家づくりでは「聞く力」「理解力」「将来提案」が営業の要です。ところが現場では、丁寧にやるほど非効率と見なされがち。結果、“押す営業”が有利という歪んだ評価が生まれます。

観点“売る営業”“信頼を築く営業”
姿勢契約までがゴール契約後も伴走
評価短期の件数で高評価顧客の満足をとことん聞く
スキルトーク・クロージング術傾聴・翻訳(数値→暮らし)
提案軸会社の都合・今期の数字お客様の将来の安心

だからこそ、Aさんのように誠実に向き合うだけで「一番」と評価されることがある。市場側が“普通の誠実さ”を希少価値として感じる状態になっているのです。

新人A
A: 誠実とは思ってはいませんが、うちの会社は売ることよりも聞くことを重視してくれるので、そのスタンスがたまたま良かったのかな?

3. ハウスメーカーで起きがちな“担当空白”の問題

縮小局面では展示場撤退→担当離職・転職→エリア再配分が起こりやすく、「誰も全体を見ていない」という状態が生まれます。応援担当が入っても地域に不慣れで、条例・地盤・水道本管・近隣慣習などの知見が不足しがち。こういったことは本来時間を掛けて学びたいのに、同時に多くの案件を抱えているため、結局は“早く契約してほしい営業”に傾きます。

お客様への示唆: 忙しさを言い訳にする担当は避けたい。一方で、時間を取ってくれる担当は“会社としての評価”を得にくい立場にいることも。 本人の誠実さ+会社の体制の両方を見てください。
新人A
A: これよく分かります。普段店長や先輩の仕事を見ていますが、いつも勉強しています。だから良い提案が出来るのですね。でも確かに多くの顧客がいる会社っていつ勉強しているんだろって思っちゃいます。
店長
店長: 皆頑張っているんだけどね。でもやっぱり追い付かないんだよ。そして、こういったことがあるからいくらベテランでもお客様の満足を叶えられないって構造になってしまっている。これは営業個人の問題ではなく、業界全体の問題とも言える。
新人A
A: 理解しました。さっきはあんなこと言いましたが、本当は自分が特別な存在なんだ!って思いたかったんですが(笑)でもこんなことしていたら、家なんて売らない方がいいんじゃないかって思えるくらいですが、大丈夫なんですか?
店長
店長: 大丈夫安心して、君は十分特別な人財だよ。さて、確かにこの問題をそのままにしていたら、業界全体が駄目になる。とは言っても、当社1社で業界全体を変えることは出来ない。だから、せめて当社だけはと考え、以下のような取り組みと考えで明工は仕事をしているよ

4. 「会社の質」は“営業教育と体制”に表れる

会社の体制現場でのふるまいお客様が受け取る価値
件数偏重・短期評価 急かす/説明が浅い/比較検討を嫌う 判断ミス・契約後の後悔のリスク増
教育と情報共有の仕組み 地域・法規・仕様の知見をチームで補完 担当が変わっても提案品質を維持
担当継続の設計 打合せ~アフターまで一貫担当 “なぜその判断か”を共有し続けられる

5. 明工建設のスタンス──「売る力」より「守る力」

私たちは、件数よりも関係の質を重視します。担当者は最初の相談からお引渡し、アフターまで継続して関わり、社内では情報共有とチーム支援で個人の限界を補完。地域の事情・法規・コスト・性能・暮らしの優先順位まで、“数値を暮らしに翻訳する”姿勢を徹底しています。

店長の結論: 「営業マンの差=人間性の差」であり、その人間性を支えるのは会社の仕組み。 誠実さに時間がいる時代だからこそ、体制の差が“お客様の未来”を分けます。
店長
店長: 明工も企業だからね。決してボランティアではない。だから利益は重要なんだけど、それ以上に重要視しているのが「守る力」。明工の存在意義はお客様を守れる会社だからと考えているんだ。そしてこの考えは商売に繋がると考えている。誰だって、会社の利益のための商品よりも、自分を守ってくれる商品の方がいいでしょ?そういったある意味下心もあるけれど、僕はこの「まもる力」を誇りに思って仕事をしている。
新人A
A: 私もこの考えに共感しています。皆さんを「まもる」会社であり、営業マンでありたいと思います。
まとめ:
・人手不足と展示場撤退で、営業の現場は過負荷に。
・“誠実さ”が評価されにくく、成果に重きをおかれる歪みの中で、急がせる営業が増えやすい。
・見るべきは「担当者の人柄」だけでなく「会社の体制」。

“売る営業”ではなく“信頼を築く営業”を選ぶことが、後悔しない家づくりの近道です。

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