受験生をもつ親へ。この夏の過ごさせ方、過ごし方

店長です。

年始や去年も書きましたが、なぜが受験に関する記事を書くと反響がいいのです。

過去教えていた経験や実際に受験生の親であることが良いのかもしれません。

と言うことで、今回は受験の話を書いていきます。

お題は、この夏をどう過ごさせるか?また親はどう過ごすか?でいきたいと思います

模試の結果は気にしないで

多くの子がこの夏に模試を受けると思います。
塾や学校が勧めるので、イメージで言うと7割くらいの子が受けます。

そしてその半分以上の子が、大体絶望して帰ってきます・・・

『全然分からなかった・・・』って^^;

この傾向は私が実際に教えていた20年以上前と大きく変わっていません。
ほとんどの子がこの夏の模試はいい点が取れないのです。

ABC判定で言えば、Cを取っていればいい方で、大体はDやFなんて判定ばかりです
そこで落ち込んで、中には目標のランクを下げてしまう子もいます。
そして質が悪いのが、塾も学校もほとんどの生徒がランクを下げることに賛成、もしくは反対をしません。

でも、断言しておきますね。
あなたのお子様がこの夏にD判定、F判定を受けていても、希望の大学には大体は入れます^^

なんの根拠もないこと言うんじゃないよ!って思いましたか?
根拠ならあるんですよ^^

普通の子はこれから受験勉強を始めます

一部の強豪校以外の一般的な学校は、夏まで部活が続き、秋以降2学期には部活が終わります。
当然ですが、それを学校も知っているので、1学期までは部活に重点をおけるようなカリキュラムを組んでいる学校がほとんどです。

一部のエリート校は早ければ、2年生から始まるのですが、一般的な学校は部活が終わってから本格的に受験モードに切り替わります。

それは授業内容も同じです。
それまでは1,2年と同じようなカリキュラムだったのが、ガラっと受験のカリキュラムに切り替わります。
受験しないコースのクラスは、就職に向けたフェーズに切り替わります。

となると、受験はここからがある意味本番です。
なので、この夏に出来が悪くても、別に遅い訳ではありません。

またこの期間に入ると、子供の意識が一気に受験に切り替わります。
塾などに言っている子は、もっと前から切り替わっているでしょ?
なんて思っている親も多いかもしれませんが、子供にとって、受験も大事ですが部活も同じくらいに大事なんです。

だからどれだけ真剣にやっていると言っても、意識はどれだけ多くても1/2は部活に持ってかれています。
それが2学期からは、一つに集中できるので、一気に勉強が進みます。

また、部活をやっていなかった子も、周りが一気に受験モードに切り替わるので、焦りを感じ、より集中をしはじめます。

もうお判りだと思いますが、ここからの時期が一番伸びるのです^^
だから夏までの成績は、そこまで重視しなくても良いのです。

この夏にまずやることとは?

と前置きが終わったところで、この夏の過ごさせ方、そして親の過ごし方をお話していこうと思います。

まず大前提ですが、親は受験が出来ません。どれだけ変わってあげたいと思っても、受験するのは子供です。
これを忘れては絶対にいけません。これは大前提中の大前提です。

となると、親は受験をする子を、どうしたら受験に合格させることが出来るのかを考える係になります。
ある意味、会社での部下と上司の関係になり、上司はどうしたら部下の成果があがるのかを考えるみたいになります。

そうなると親まあ上司と言いましょうか、上司が一番最初に部下にさせることはなんでしょうか?

何の仕事をすれば良いのか?を伝えることですね。
これが出来なければ、部下は何をしていいのか分かりません。

それが受験では何に当たるでしょうか?
それは、受験する『科目選び』です。

受験は国語、英語、数学、理科、社会の5つの科目があります。
さらにそれを細分化した科目が受験科目となります。

国語なら、現在文、古文、漢文(最近は言い方が変わっているので、間違っていたらごめんなさい)
英語と言うか外国語なら、英語、ドイツ語、韓国語、フランス語。
数学なら数1A、数2B・・・・

このように科目が分かれています。

今のタイミングなら、ある程度受験する学校は決まっているでしょうから、その学校が何の科目で試験をしているのかを調べ、その科目の中で何を勉強するかを決めます。

いくら数学が得意だからと言っても、受けたい学校の受験科目になければ意味がありません。
また、同じ国語でも、全ての科目を受ける必要が無い学校の方が多いので、自分が得意な科目を集中して勉強すれば、点数が高くなる可能性があがります。

このように、まず何を勉強するかを決めることが重要になってきます。

受験日に向けた工程表を書いてみよう

受験科目が決まったら次にすることはなんでしょうか?
その次にすることは、何をいつまでにやるのかを決めることです。

それは、ゴールまでの道、仕事っぽくいえば『工程表』を作らせることです。
この工程表が無いと、何をいつまでに、どうしたら良いのかが分からず、ただやみくもに勉強をすることになります。
これは、終わりが見えない道ですので、とても不安ですし、最悪、受験日までに全てが終わらない可能性もあります

なので、とても大事になってくるのがこの『工程表』作りです。

作り方が分からなかったら、塾の先生や学校の先生などに聞いてみるといいです。
普通の先生なら一緒に作ってくれると思います。

いつまで何をやって、どういう状態にいたら良いのか?
また、受験日はいつで、前期と後期は異なるのか?

そういったことも調べておかないといけません。

口だけの人には誰もついてこない!


次に大事なことと言うか、これが一番大事だと思うことを伝えます。

それは・・・

『親も勉強をすること』です。

考えてみてください。
自分が頑張って勉強をしている隣で、親はTVみたりゲームしていたら、むかつきません?
そして、そのむかつく人に、あーだこーだ言われたら、腹立ちますよね?
そんな人の言うこと聞くわけないですし、モチベが上がるわけがありません。

なので、親御さんも一緒に勉強をしてみてください^^
別に一緒の部屋でなくてもいいですし、勉強だってなんでもいいです。

仕事の為の資格勉強でも良いし、ボールペン教室でもいいし、普段本を読まない人なら本を読む。
それだけで良いんです。

個人的には一番は資格の勉強ですが、何の勉強でも子供はそれをしている親を見ています。
そういった親だから、子供も言うことに説得力を感じます。

少なくても自分はスマホでゲームをしているのに、勉強しろ!なんて子供に言わないでくださいね^^;

この夏は基礎固めに集中!

さて、工程表が出来たら次に行うことは『基礎固め』です。
なんでもそうですが、基礎が出来ていないのに、いきなり難しい問題をやっても分からないだけで意味がありません。

なので8月は時間のほとんどを、すべてを基礎固めに使いましょう。
出来れば、この1か月で、受ける予定の科目の共通テストレベルを全ては解けないまでも、少し考えれば解ける、もしくは答えを見たら、『あぁそうだった!』って思えるレベルまでになっておきたいです。

国公立を志望している子は、5教科の勉強が必要ですが、私立が希望の子なら、3教科で十分な場合が多いです。
なので、特に私立を希望の子は、この夏に基礎固めは終わっておきたいところです。

その方法としておススメなのが、出来るだけ簡単な問題集を解いていく事です。
この時期に参考書を読み始める子もいますが、それでは時間が足りないです。
また、逆に高度な問題集、例えば『赤本』とかに取り組むと、時間ばかりが掛かり、能力の向上が難しいです。

なので一番のおススメが、簡単な問題集を解いていく事。
さらに言うと、何冊も問題集を解くのではなく、1冊の問題集を何度もこなしていく事。
これが大事になってきます。
参考書を使う場合は、問題が解けなかったところだけを読む程度で十分です。

ちなみにその基礎固めを始める、順番もあります。

まずは苦手科目の克服から

それは、『苦手な科目』から始めていく事です。

得意の分野の勉強は、時間が少なくても、効率も能率もよく出来ますが、苦手科目はどうしても億劫になりがちです。
なので、しっかりと時間が取れるこの夏に苦手を克服しておいてください。
とは言っても、苦手を得意にしろとは言わないので、苦手が苦手でない程度で大丈夫です。

これを最後の方にもっていくと、大変なことになりますよ・・・・
出来ないから焦ってしまいますし、克服する時間が足りない!
何てこともありえます・・・

どのくらい勉強すればいいの?

次はどのくらいの時間を勉強したら良いの?って問題です。

この問題の答えは、色々な人が色々なことを言っていますが、正直どれも正解で、どれも不正解です。
この時間の正解は、子供によるからです。

例えば、休みの日になると起きるのが遅くなる子がいます。
この子に対して、朝から特訓だ!みたいに、朝の5時や6時から始めさせるのは、ただの苦痛です。
苦痛を感じたら人は勉強が嫌になるので、意味がありません。

そう言った子は、朝を8時とか、9時とかまで寝かせておけばOK。
その代わり、10時からはしっかりと勉強をし、夜も11時くらいまでは勉強をさせる癖をつけさせた方が良いです。

逆に朝しっかり起きられる子は、朝からでもいいですし、学校に言っている感覚で、8時~15時くらいまで勉強をし、夜はまったく勉強しないでもOKです。
それでも7時間くらい勉強をしていることになりますし、何よりも学校と同じ感覚で勉強が出来るので、体の調子も狂わないで済みます。

結局はその子が一番勉強したくなる時間を見つけるのが一番だと言うことです。

そして、勉強の時間は何時間やれば良いかです。
これはノルマを達成するまでと言えます!

例えば、8月10日までに問題集の200ページまで終わらせておくと言った、工程表を書いていたとします。
その工程表通り進んでおり、それが1日に5時間ペースならそれでOK。

ただ、工程表と比べ明らかに遅いのなら、時間はもっと増やします。
逆に早いのなら、時間を短くしても大丈夫^^

時間が余ったなら、もっとすればいい!と親は思うかもしれませんが、勉強が嫌ならやらせないのが一番。
やらせたところで、ストレスを溜めるくらいなら、やらない方が良いのです。
勉強で大事なのは時間ではなく、理解率。
工程よりも早いと言うことは、その子の理解率は高い証拠だと思いましょう。

ただ今後、予期せぬ問題が出てくるかもしれないので、予定よりも少し早いくらいなら、いつも通りを続ければOKです。
また、お子さんが勉強が楽しくて楽しくて仕方ないフェーズに入っているのなら、どんどん先に行ってもOK。
親が楽しいことを止める理由はありません。

ただ指標が無いと難しいと言う人もいると思うので、一般的な子の勉強時間をお伝えはしておきます。
その時間は8~10時間程度と言われています。
その内訳はこんな感じ。

8時~12時 不得意科目
13時~15時 得意科目
20時~22時 暗記科目

これで8時間です。

超難関大を受ける子は15時間以上する子もいるようですが、大事なのは時間ではなく質。
しっかりと集中できる時間を作ることの方が大事になります。

塾はいった方がいいの?

夏だけでも塾に行った方が良いと言う人もいます。
これも半分正解、半分不正解です。

塾の良いところは、受験を知り尽くした講師による授業を受けられるので、受験に適した実力を伸ばすことができることです。

その逆の悪いところは、自分のペースで勉強が出来ないところです。
例えばその問題が分かっていたとしても、授業を受けなくてはいけません。
分かっている人からしたら、意味が無い時間になりますし、分からない人に合わせた授業になるので、余計に時間を取られるだけになります。

だったら、自分で分からないところをしっかりと克服する方がメリットになります。
特にこの時期に必要なのは、基礎固め。
基礎固めをするのに、わざわざ塾講師に教えてもらう必要はないのです。

ただ、家や自習では勉強が出来ない子もいます。
そういった子は、塾などに行くのもいいでしょう。
特に最近増えている『個人学習』的な塾なら、自分のペースにあった勉強が出来るので、そういった塾に行くのもいいかもしれません。

難関大に行くのにそれでいいの?

東大や京大などの受験を目指している子は、話がガラッと変わります
まずこの時期に基礎固めが出来ていない時点でOUTです。
ここから頑張って東大レベルになるには、一部の天才と言われている人レベルでないと、ほぼ不可能です。

稀に、『いや、クラスでもビリの方だった。でも8月から初めて受かったよ!』って人も出てきますが、その人の勉強内容を聞けば、天才だなって思うでしょう。
そういった子は1日に15時間とか勉強することが出来ますし、自頭が良い子が多いので、普通の子よりも時間単位の理解力が桁違いに多いのです。

逆を言えば、このタイミングで基礎が出来ていないのなら、難関大を諦める話もしないといけない時期でもあります。
難関大に入るだけが人生ではありませんし、現役合格だけが全てではありませんからね^^

この時期の食事はとても大事になる

さて、最後の話しになりますが、食事の話になります。
この時期の食事はとても大事です。

どうしても暑いので、食欲がわかない子も多いし、運動量も減るので、余計に食べない子が増えてきます。
勉強をするには多くのエネルギーが必要ですし、何よりも脱水による脳機能の低下が怖いので、しっかりとした食事をとらせることは重要になってきます。

特に勉強のように脳を使うと、糖の消費が激しくなり、低血糖になるとぼーっとして勉強しても頭に入らないなんてこともあります。

また、3食のバランスの取れた食事は本当に重要で、カロリーだけではなく、ビタミンも、ミネラルも、鉄分も・・・と多くをバランスよくとることが大事です。

そうすることで、病気に強い体にしておき、良いコンディションで勉強をすることができ、より効率よく勉強が出来るのです。

受験勉強は、親はほとんど出来ることがありませんが、食事に関しては出来ることだらけです。

色々と美味しい物を作ってあげて、バランスの良い食事が出来るようにしてあげてください。

まとめ

今回は住宅とは全く関係の無い話をしていきました。

でも、住宅を建てると言うことは、こういった未来に起こることをストレスなく、困ることなく出来る土台作りに繋がると思いますので、あながち住宅の話ではないことではありません。

今日言ったことを、温度も湿度も快適な空間で出来ればより効率のいい勉強が出来ますからね^^

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