変動金利VS固定金利!?実はそんなに簡単なことじゃないんです。

住宅ローンを決めるのに、最初に決めるのが変動金利か固定金利か。
昨今では、金利が安い変動金利が人気ですが、最近は変動金利も上昇していることもあり、固定金利の人気も出てきました。

今日はそんな金利の話をしていきたいと思います。
結構深い話なので、ぜひ読んでみてくださいね。

では本分をどうぞ!

固定金利の方が実は有利?──金利上昇時代の正しい選択とは

第1章:金利ってそもそも何?変動と固定の違いを知ろう

住宅ローンを考えるとき、避けては通れない「金利」。でも、「変動金利」と「固定金利」の違い、しっかり説明できますか?まずは基本から確認してみましょう。

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店長、そもそも「固定金利」と「変動金利」って、どう違うんですか?
店長アイコン 店長
お、良い質問!ざっくり言えば「固定金利」はずっと同じ金利、「変動金利」は半年ごとに見直される可能性がある金利だね。
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なるほど…固定は“安心”、変動は“柔軟”ってイメージですかね?
店長アイコン 店長
まさにそれ。固定金利は将来の計画が立てやすい。反対に、変動金利は最初の利率が低いから人気もある。
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でも金利が上がったら、返済額も増えるんですよね?
店長アイコン 店長
そう。そこが変動金利のリスクなんだ。逆に金利が下がることもあるけど、将来を見通すのは難しいからね。
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ふむふむ…。つまり、毎月の返済額が読める安心感をとるか、初期費用の軽さをとるか、なんですね!

第2章:なぜ今“変動”が人気なのか?その理由と誤解

実際、多くの人が「変動金利」を選んでいます。でもそれって、ちゃんと理解したうえでの選択なのでしょうか?人気の裏側を見ていきます。

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店長、実際には変動金利を選んでる人が多いって聞きますけど、なんでそんなに人気なんですか?
店長アイコン 店長
一番大きな理由は「金利が低く見える」からかな。月々の返済額が少なく見えて、心理的なハードルが下がるんだ。
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たしかに「月々○万円でOK」って広告、よく見ます!あれって変動前提なんですね…
店長アイコン 店長
そう。でも金利が上がったときの試算が甘かったり、見落としてる人も多いんだ。家計に余裕がないまま組んでるケースもあるよ。
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じゃあ、金利がもし1%でも上がったら…それだけで家計に影響が出ちゃうかも?
店長アイコン 店長
そう。仮に3000万円の借入だと、金利が1%上がると月々約1.5万円、年間だと18万円もの増額になる。
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それは痛いですね…。やっぱり「今が安い」だけで選ぶのは危険なんですね。

第3章:固定金利の落とし穴?実は安定こそ最大の武器

変動の安さに惹かれる一方で、「固定金利って損じゃないの?」と思っている人も少なくありません。でも、実は“安定”こそが最大の武器になる場合もあるのです。

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店長、正直に言うと…固定金利ってちょっと割高に感じちゃいます。
店長アイコン 店長
うん、その感覚はよくわかる。今の金利だけを見れば、変動の方が確かに安いからね。
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でも、それって「今だけ」なんですよね?
店長アイコン 店長
そう。固定金利の本当の強みは、「将来もずっと変わらない」という安心感。家計の安定には大きいよ。
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家計簿つけるのも、毎月変わらないってすごく助かりますよね!
店長アイコン 店長
子どもの教育費や老後資金とか、ライフプランをしっかり立てる人ほど、固定金利を選ぶ傾向があるよ。

第4章:実例で比較!変動 vs 固定、こんな違いがあった

では、実際に変動と固定でローンを組んだ場合、どれだけ違いが出るのか?リアルな数字で比べてみましょう。

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店長、例えば3000万円を35年ローンで借りたら、変動と固定でどれくらい差が出るんですか?
店長アイコン 店長
例えば変動金利0.8%と固定金利1.8%だと、月々の返済額で1万円以上差が出ることもあるよ。
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年間で12万円…それは大きい!やっぱり変動にしたくなる気持ちもわかりますね。
店長アイコン 店長
でも注意が必要。将来金利が2%まで上がった場合、変動の方が結果的に多く支払うことになるかも。
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変動の魅力って「将来上がらない」という前提があるんですね…でもそれ、誰にもわからないですもんね。

第5章:どちらを選ぶべき?人生とリスクから考える視点

ちなみに、店長自身も数年前にマイホームを建てたときは、固定金利を選びました。理由は「将来の安心を優先したかったから」。自分の経験から話せることもたくさんあるのです。

変動か固定か?その選択は、金利だけでなく“どんな暮らしをしたいか”にも関係します。正解は一つではありません。

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店長、じゃあ結局、変動と固定ってどっちが正解なんでしょう?
店長アイコン 店長
どちらが正解というより、「自分たちにとっての正解」を考えることが大事なんだよ。
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なるほど…たとえば子育てとか、転職予定とか、将来の計画も関係しますよね。
店長アイコン 店長
そう。毎月の支出を一定にしたいなら固定、少しリスクを取って節約したいなら変動…考え方次第だね。

まとめ:金利の損得は“将来の安心”で決めよう

金利は数字の話に見えて、実は「これからの人生の選び方」に直結するテーマです。安心を買うか、チャレンジをとるか。未来の自分が納得できる選択を。

私たち明工建設では、金利の損得だけでなく、お客様一人ひとりの将来設計をもとに資金計画をお手伝いしています。お気軽にご相談ください。