そこで今回は、災害に備える家の例として電気を自給自足できる家を紹介します。
また、自家発電の種類とその仕組みもお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。
□電気を自給自足できる家のメリットをご紹介!
自然災害が起こった際には、二次災害として停電が挙げられます。大災害が起こった場合には、停電から完全に復旧するまで8日かかることもあります。
実際に、2011年の東日本大震災では完全復旧まで8日、2016年の熊本地震では6日かかりました。
停電してから1.5日以内に復旧したのは東日本大震災時では全体の76パーセントでした。
これらの実際の例からもわかるように、災害時には停電による二次災害で大変な思いをする確率が非常に高いのです。
災害時に電気を自給自足できることのメリットを2つ紹介します。
1つ目は、テレビで災害情報を得られることです。
テレビではリアルタイムで確実な情報を得られます。
特に津波など緊急性のある災害に見舞われた場合には、そのような情報があると安心ですよね。
またスマートフォンの充電もできるため、自宅待機をした後準備が整った状態で避難できます。
2つ目は、被災時にも温かいシャワーを使えることです。
被災時には、シャワーやトイレが使えず困ることは多いです。
しかし、自家発電設備があれば、温かいシャワーが使えるので安心です。
また、暑い夏や寒い冬に欠かせない冷暖房も使用できるため、熱中症になることや寒さにより苦しむすることはないでしょう。
□自家発電の種類とその仕組みをご紹介!
ここでは3つの自家発電の方法を紹介します。1つ目は、太陽光発電です。
広く普及している自家発電方法です。
家の屋根にソーラーパネルを設置し、家庭用の電気に変換することで電気を使えます。
2つ目は、燃料電池システムのガス発電です。
ガスから水素を作り出し、酸素と化学反応した際のエネルギーを利用して電気を作ります。
発電効率が非常によく、省エネ性能も高いのが特徴です。
3つ目は、エンジン式発電機です。
ガソリンなどを燃料としてエンジンを稼働させることで発電します。
発電機を購入するだけでよいので導入しやすいのが大きな特徴です。
一方、ガソリンのにおいやエンジンの駆動音がするのがデメリットです。
□まとめ
今回は、自家発電を導入するメリットと、自家発電の具体的な方法を紹介しました。ぜひ参考にして、災害に備える家づくりを行ってくださいね。
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