なんだか寒いなどの原因の一つは、
窓のガラス面です。
せっかく温めた空気が
ガラス面で冷やされてしまうのです。
窓ガラスを断熱効果の高いものに変えることが
室内を暖かく保つには効果的ですが、
リフォーム工事が必要となる場合があります。
室内を暖かく保つには効果的ですが、
リフォーム工事が必要となる場合があります。
手軽に解消するには
カーテンを見直してはいかがでしょうか。
お部屋の暖かさ感がぐんと変わってきます。
◆カーテンで空気層をつくって暖かく
暖かく過ごすには、
窓周りに空気の層をなるべく多く
作ることがポイントです。
窓周りに空気の層をなるべく多く
作ることがポイントです。
カーテンはレースだけでなく、
少なくとも厚手のドレープ地と
レース地を2重に掛けると、
ガラス面とレース、
レースとドレープの間に
空気の層ができ断熱効果が高まります。
更に、上下昇降タイプのロールスクリーンなども
組み合わせて3重にすると尚よしです。
ドレープに裏地を付けるのもお勧めです。
◆カーテンはゆったりプリーツで暖かく
ドレープ生地は、
しっかりと織られた目の詰まったものが、
空気を逃さないため断熱効果が高くなります。
しっかりと織られた目の詰まったものが、
空気を逃さないため断熱効果が高くなります。
カーテンのプリーツは、
たっぷりと取るとよいですね。
市販されている安価な既成カーテンは、
窓巾に対して1.2倍~1.5倍程度の生地を
使っていますが、
できれば、2倍~2.5倍の生地を使って
プリーツを取ると空気層も厚くなり
断熱効果も高まります。
窓巾に対して1.2倍~1.5倍程度の生地を
使っていますが、
できれば、2倍~2.5倍の生地を使って
プリーツを取ると空気層も厚くなり
断熱効果も高まります。
プリーツもゆったりと深くなることで、
カーテンもより美しく見え、
高級感も感じられて一石二鳥です。
◆カーテンは床まで下げて暖かく
冷気の侵入を防ぐには、
カーテンの掛け方もチェックしてみましょう。
カーテンの掛け方もチェックしてみましょう。
リビングのソファでくつろいでいるときや、
ベッドで寝ているときに、
「足元や肩先が寒いなぁ」と感じるのは、
窓面で冷えた冷気が床面へと下がっていく現象で、
コールドドラフト現象と呼ばれています。
ベッドで寝ているときに、
「足元や肩先が寒いなぁ」と感じるのは、
窓面で冷えた冷気が床面へと下がっていく現象で、
コールドドラフト現象と呼ばれています。
このコールドドラフト現象を解消するには、
カーテンを窓よりも大きく吊るのが効果的です。
特に、カーテンを窓の枠下までではなく、
床まで吊ってみましょう。
床まで吊ってみましょう。
こうすることで冷気が体に
直接あたることがなくなり、
「スースー」とした感じはなくなります。
また、天井から床まで
視線が途切れることがないので、
天井も高く見える効果も期待できます。
視線が途切れることがないので、
天井も高く見える効果も期待できます。
是非お試しくださいませ。
◆ーテンレール上をふさいで暖かく
空気が流れやすい場所をふさぐと
カーテン効果もアップです。
カーテン効果もアップです。
コールドドラフト現象に対しては、
空気の対流を防ぐのも有効で、
カーテンレール上部の隙間をなくすのが
ワンランク上のテクニックです。
空気の対流を防ぐのも有効で、
カーテンレール上部の隙間をなくすのが
ワンランク上のテクニックです。
カーテンボックスを設置したり、
カーテンレールを天井面から取り付けると、
カーテンレール上部からの空気の流れを
抑えることができます。
カーテンボックスは、
設計段階から計画することが多いのですが、
後付けできるカーテンボックスもあります。
いずれの場合にも、
取り付け場所にレールやボックスを
設置できる下地材が必要です。
最近では、レール上に蓋をする発想で、
カーテンレールのレガート専用の
カバートップが出ました。
簡単にレール上部を
ふさぐことができるので重宝です。
こういった省エネのための
お手軽アイテムも
これから増えてくるかもしれませんね。
更に、カーテン側面も
カーテン生地でふさぐ処理をすると、
空気の横からの流出を
シャットダウンすることができて、
カーテンでの寒さ対策は完璧です。
この方法はリターンといって、
縫製の段階で側面分のカーテンを長く作り、
専用のリターン金具やレース用のレールのフックに
かけて仕上げます。
冷気のもれだけでなく、
光のもれも防ぎ、
側面の見え方も美しくなるので、
お勧めです。
カーテンを工夫することで
お部屋の暖房効率も変わってきます。
それから、秋冬用のカーテンに
赤みを感じる暖色系を選べば、
気分もぐっと暖かくなりますよ。
それでは、また!!
赤みを感じる暖色系を選べば、
気分もぐっと暖かくなりますよ。
それでは、また!!