おかげさまです。
昨日のフランクロイドライト展に引き続き、
光と影の演出家でもあった、ライトの考え方と私がお薦めしている照明計画をお伝えします。
家の中の光を考えたときに、私は室内に陰影があったほうが良いと考えます。
その逆は、すべて同じ照度で一様な明るさということになります。
日中は、太陽の日差しを意識した開口部造り、季節と共に、時間と共に変化する、ある意味、日時計のような時間の流れを感じる。
それは、陰かもしれませんし。光かもしれません。
柔らかな日差しがそそがれた家は、とても気持ちよく健康的な空間でもあります。
窓のプランは、とても大切ですし、その窓がいつもカーテンが閉めてある窓では、その家は豊かな家ではないかもしれません。
太陽が沈んだ夜には、家の中がただ明るいというのではなく、くつろぎを感じる灯りでなくてはいけません。
例えるとしたら、高級ホテルの客室をイメージしていただいても良いかもしれません。
ただ明るいだけの部屋では、日常の豊かさは感じにくいかもしれません。
私は、好んで電球色をお勧めします。お任せされると電球色で計画します。
この光は、若干暗さを感じる方もいるかもしれませんが、暖かさを感じる色でもあります。
電球色を使って室内の陰影をしっかりとつける、結果的には照明器具の数は減らすことになるかもしれません。
但し、適材適所ということで、スポット照明や、間接照明、ダウンライトも拡散配光・グレアレス・ミディアム配光など場所に合わせて配置します。
照明器具を見えなくすることでも、空間のデザイン性があがります。
ただ明るい室内を望まれる方には、あまりお勧めしない考え方でもありますが、室内を暗くして外の景色を楽しみたいとイメージされるあなたへは、
仁藤流、照明計画のお話させていただけます。
高い照明器具も使いますが、そもそも照明器具の数を減らしての考え方でもありますので、コストコントロールも可能です。よろしければ・・
ご縁を大切に唯一無二の家造り
おかげさまでありがとうございます。