家を建てる予定の方、または既存の家のリノベーションを考えている方へ、特にシロアリ被害が気になる方に向けて、今回は貴重な情報をお届けします。
シロアリ被害を最小限に抑え、安心して住むための木材選びのポイントや、シロアリに強い木材の特性について解説します。
これからご紹介する情報が、皆様の快適な住まいづくりの一助となれば幸いです。
家のシロアリも怖いですが、地震の揺れも怖いです。対策は
□シロアリに強い木材の特徴
1.香りの強い木材
シロアリは、特に香りの強い木材を避けます。
これはシロアリが生きた木よりも枯れた木を好むためで、フィトンチッドという成分が含まれる木はシロアリのエサになりにくいのです。
ヒノキ、ヒバ、スギなどは、その香りの強さからシロアリ被害が少ない木材として知られています。
2.堅い木材
シロアリは堅い木材も嫌います。
食べにくいため、堅い年輪部分が残ることが多いのです。
チークやイヌマキは、その堅さからシロアリにとっては食べにくい木材とされています。
これらの特性を踏まえ、香りの強い木材や堅い木材を選ぶことで、シロアリ被害を予防することができます。
適切な木材選びは、家全体の耐久性を高め、長く安心して住むための重要なステップです。
□シロアリ被害を防ぐ家の環境作り
*床下の湿度管理
シロアリから家を守るためには、床下の湿度管理が非常に重要です。
湿度が高いとシロアリが生息しやすくなるため、通気を良くし湿度を下げることが大切です。
*通気口の確保
家の周りに荷物を置くと通気口が塞がり、床下の湿度が上がるリスクがあります。
通気口を常に確保し、外部からの空気の流れを遮断しないように心がけましょう。
これにより、シロアリを家の近くに寄せ付けない環境を作れます。
*定期的なシロアリ対策
環境を整えるだけでなく、定期的なシロアリ対策も必要です。
プロフェッショナルによる定期的な点検や対策を行うことで、シロアリ被害を未然に防ぐことができます。
□まとめ
今回は、シロアリに強い木材の特徴と、シロアリ被害を防ぐための家の環境作りについて詳しくご紹介しました。シロアリは、気付かぬうちに大切な家の内側を食いつくしてしまう恐ろしい害虫です。
シロアリ被害が深刻化すると建物の倒壊の可能性も高まります。
そのような被害に遭わないためにも香りの強い木材や堅い木材の選定、床下の湿度管理、通気口の確保、定期的なシロアリ対策など、これらのポイントを押さえて、シロアリ被害から大切な家を守りましょう。
追伸・・・
もうご存知かもしれませんが?
第三種換気の家の場合は、特に一階の床下の湿度状態を確認していただきたいです。
それは床暖熱の家に多いのですが、換気不足になると床下に黒カビが生息する事例が増えています。
対策としては、床下に風を吹かせる送風機などを入れることになります。
#仁藤流スマートハウスの場合は、床下の温湿度は、室内環境と同じです。猛暑の夏でも室内の快適空気が床下と一体ということです。
いわゆる湿度を抑えて床下になります。もちろんカビの心配もありません。
また紫外線照射ユニットの設置もおこなうこともできますので、シロアリやその他害虫対策にもなります。
このユニットは、コロナウィルスを99.9%不活化する光源として開発された商品ですが、シロアリや蚊などにも効果があると期待されてもいます。
床下がオゾン化されますので、空気も綺麗になります。もちろん人体に悪影響の無い濃度での設置となります。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
おかげさまでありがとうございます。