おかげさまです。
一級建築士の仁藤です。
昨日の続きとして、私が想うデザイン住宅(有機的建築)をお伝えします。
花も貝殻も美しい それは時代関係なく 心地良くて都合の良い形であり、 それは生きる為 だから美しい。
自然界にある物は、すべてに理屈があるロジックがある、それは完璧 不変的な形となる。
貝殻を建築と称すことが、フランクロイドライトの教えでもあり
有機的建築とは聞かれたら、彼は花を置き、 貝殻を置き、このようなものだと・・・・
例えば2400年前に作られたワイン樽、それは今も 形が変わらない。それは利にかなっている 完璧なデザインだからでもある。
ギリギリの姿 、だからこそ美しい。 目指す物は、不変的なデザインでなければならない。
時代と共に変わっていくものは本物のデザインではない。
建築計画で大切なことは、水平を意識したデザイン。 人は、横に広がる水平線 ・地平線を見ていると
いつまでも見ていたくなる安心感や安らぎも感じる。
私には、そのコンセプトがある。
飽きのこないデザインの家は、大事に住み続けていただける。
一般的に日本の住宅は、装飾をデザイン設計と勘違いしている。いわゆるインテリアコーディネートでは、
色の話だけになってしまう危険性がある。
本物のデザイン設計は、空間を考える。そこには素人の方では理解しにくいロジックが存在する。
感性だけでつくるあげるのは駄目である。
計算された理論で理屈で作るのが#にとう流スマートハウス でもありますが、決してスーパー設計士ではありません。
現在、家の減価償却に基づけば、工業化住宅の軽量鉄骨造りは19年ぐらいで建物の資産価値がゼロになる評価、
でもローンは35年残っている、木造の場合でも4,5年長いだけ、鉄筋コンクリートの建物は一番長く40年以上の評価価値は
残るが、人が健康的に住まう家には、不向きかもしれません。実際に、地震に強いを売りにされた鉄筋コンクリート住宅に住
んでいる方から聞いた話ですが、入居一年経たずに室内の結露がひどく、カビだらけ、全室に空気清浄機を設置しているとの
話です。お施主様、言わく『地震が来て早く壊れてほしい』と冗談でも笑えない話です。
その家も工業化住宅でもあります。ハウスメーカーはなぜ 3年から5年でモデルハウスを建て替えるのでしょう?
それは展示場(デザイン)古くさくなるのが答えかも知れません。
本物の住まいに欠かせないものは、家族がやすらぎ、くつろげることが、いつまでも続く普遍性です。
いつまでも愛着を持てる家を理論(ロジック)でつくるあげることができます。
それは、安心・快適・便利 だけではありません。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。
https://gentosha-go.com/ud/books/59dd70657765614790010000
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