![高気密高断熱のデメリットやその対策を詳しく紹介します!](/hs_data/content6/up_img/IMG_4919.jpg)
環境にも優しいデザインとして注目されていますが、知っておくべきデメリットもあります。
今回は高気密高断熱のデメリットについてお話しします。
□高気密高断熱の住宅のデメリットを紹介!
高気密高断熱の家とは、外からの熱伝導を絶ち、熱が逃げるのを防ぎます。高気密とは、外部と家のすき間が少なく、気密性が高いことを指します。
高断熱とは、家の外から外気の影響を受けにくい建材など導入し、室温が外気に影響されないようにすることです。
高気密高断熱の家は省エネデザインなのです。
しかし、デメリットも存在します。
ここからは、そのデメリットを大きく3つ紹介します。
1つ目は、空気がこもりやすいことです。
気密性が高いので壁に空気が通る隙間がありません。
その分、外にホコリなどを排出できないのです。
2つ目は、壁の内側、床下、天井裏で結露が発生しやすいことです。
壁の内部に発生しやすく、内部結露の確率があがります。
断熱材の隙間から入った冷気と室内からの暖気が触れ合い、結露しやすくなるのです。
3つ目は、断熱材の導入に費用がかかることです。
断熱性の高い建材は材料費が高くなります。
また、隙間なく断熱材を導入する高度な技術が必要なことも原因です。
□高気密高断熱の結露やカビを防ぐ対策を紹介!
では、高気密高断熱の住宅での結露やカビを防ぐ対策を紹介します。まずは、外壁や窓の断熱性を高めましょう。
高気密高断熱の住宅でも、全てのデメリットをカバーできるわけではありません。
そのため、工夫する必要があります。
結露は室外と室内の温度差で起きるため、外壁や窓の断熱性能が高いと、表面結露だけでも簡単に防げます。
次に換気システムのスイッチを切らないようにしましょう。
高気密住宅は、24時間換気システムが義務付けられます。
換気システムのおかげで、湿度や体に悪影響を与える物質を減らし、キレイな空気を保ってくれます。
24時間換気システムから流れてくる冷気を理由に、冬になるとスイッチを切ってしまうということがないようにしましょう。
□まとめ
このようにデメリットもある高気密高断熱ですが、対策方法もあります。メリットの方が大きく、省エネで電気代の節約にもなるのでお勧めです。
気になる方は是非調べてみて下さい。
他にも分からないことがあれば、住宅のプロである明工建設までご連絡下さい。
親身にお応えさせていただきます。