Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

高気密高断熱の住宅で気をつけるべきことを後悔してしまった事例とともに紹介!

BLOG

 

暮らしの情報

高気密高断熱の住宅で気をつけるべきことを後悔してしまった事例とともに紹介!
高気密高断熱の住宅で気をつけるべきことを後悔してしまった事例とともに紹介!
住宅デザインで高気密高断熱とよく聞きますが、実際にはどのような家のことを指すのでしょうか。
今回は高気密高断熱についてお話しします。

□高気密高断熱とは何かを説明!

まず最初に高気密高断熱とはなにかを説明します。
高気密とは、外部と家のすき間が少なく、気密性が高いことを指します。
高断熱とは、家の外から外気の影響を受けにくい建材など導入し、室温が外気に影響されないようにすることです。
外からの熱の伝導を絶ち、熱が逃げるのを防ぎます。

これらの機能により、家の中と外の空気の出入りが最小限になり、室温が保たれやすく、外気の影響を受けづらい省エネな住宅になるのです。
暖かい空気と冷たい空気は対流するため、すき間があると空気がどんどん入れ替わります。
暖房を使って暖かくしても、冷えてしまうのです。
高断熱であるためには、高気密であることがともに重要です。

□高気密高断熱住宅の失敗や後悔の事例を紹介!

魅力的な高気密高断熱ですが、注意するべきデメリットも存在します。
後悔した事例を簡単に2つ紹介します。

1つ目は、空気がこもってホコリがたまり、喘息やアレルギー性鼻炎になってしまったケースです。
高気密高断熱の住宅は今までの住宅より、構造上、空気がこもりやすいです。
室内の温度を一定に保つため、家の隙間を減らし、屋外との空気の出入りをなくしているからです。
そのため、換気をきちんと行わなければホコリが外に排出されません。

健康被害のリスクが高まるのです。
高気密高断熱の住宅では計画的に換気を行いましょう。
ホコリがこもらない設計になるべくデザインすることも大切です。

2つ目は、壁の中や床下、天井などに結露が発生してしまったケースです。
高断熱住宅では結露が発生しやすく、カビやダニのリスクが高まります。
壁の中や天井に断熱材が入ると、内部結露の危険性が出てきます。
内部結露とは、壁の内部に断熱材を入れる際にすき間があるとそこに温度差がうまれ、壁の内側に結露が起きることです。

断熱材のすき間から入り込んだ冷気が、断熱材内部の暖気に触れて結露を起こし、カビやダニの原因になります。
現在ではどの住宅にも、壁の中や天井などに断熱材が入っています。
内部結露を起こしづらい断熱材を使用して、湿気が入っても逃がせるように、壁や天井、基礎の通気性を高めた住宅デザインにしましょう。

□まとめ

このようにデメリットもある高気密高断熱ですが、対策を練れば回避できます。
メリットの方が多く、省エネで電気代の節約にもなるので気になる方は是非調べてみて下さい。