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おトクなマイホームを建てるために大切な「8つのポイント」#仁藤流(一級建築士+一級施工管理技士)

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おトクなマイホームを建てるために大切な「8つのポイント」#仁藤流(一級建築士+一級施工管理技士)
おトクなマイホームを建てるために大切な「8つのポイント」#仁藤流(一級建築士+一級施工管理技士)

おトクなマイホームを建てるために大切な「8つのポイント」

おトクなマイホームを建てるために大切な「8つのポイント」

今回は、おトクなマイホームを建てるために大切な「8つのポイント」を見ていきます。※本連載では、オーガニックで豊かな暮らしの家づくり推進協議会・会長で、明工建設株式会社の代表取締役・仁藤 衛氏の著書、『知らなきゃ損! 建てる前に必ず読む本』(知道出版)の中から一部を抜粋し、家づくりに潜む「7つの落とし穴」を明らかにし、それらを回避するためのポイントを解説します。

光熱費がかからない「創エネルギー住宅」

ここまで、さまざまな観点からお話をしてきました。結局はどんな家がおトクなの?という人もいるかもしれませんね。もう一度、おさらいをしておきましょう。

家族の希望を叶えながらも低コストで建てることができる家

無駄な経費をかけていない地元の住宅会社で、信頼のおける職人に建ててもらうことができれば、間違いなく手に入れられるはずです。

イニシャルコストだけではなく、ランニングコストまでを考慮した、人生トータルで損をしない家

光熱費がかからない、高断熱、高気密、太陽光発電等の創エネルギー住宅であれば、イニシャルコストが多少高くなっても、長い年月でコストを削減できます。

無駄を省き、必要なものだけが備わっている財布にやさしい家

流行りに乗ったり、最新だからといって必要のない設備を付けたりする必要はありません。将来に備えて、後から付けられるように準備だけしておいてもらう、それが賢い方法です。

将来の家族構成の変化に対応できる家

現在の通勤、通学、子育てだけを考えるのではなく、将来の生活までを想像し、臨機応変に対応できる間取り設計、また土地選びをすることが、長く快適に住み続けるコツです。

子ども部屋が、将来お母さんの趣味の部屋になったり、お父さんが副業ができるスペースになったり、さまざまに変化できると効率が良いですよね。副業で新たな収入を得られれば一石二鳥です。

構造計算をしっかりかけ、地震保険の保証をつける

家族が集まるリビングが開放的で居心地が良く、何年経っても飽きがこない家

週末ごとに外に出かけていては、お金は飛ぶようになくなります。休日は家でのんびりできる。夜も早く帰りたくなる。一家団らん、家で過ごす時間が心地良ければ、浪費も減ります。

リビングは大きな子ども部屋という考え方が主流になってきています。リビングで勉強をする子は、個室で勉強する子よりも頭の良い子になるという調査結果もあるようです。見守られている感を得られることで情緒が安定するのは、お年寄りも同じかもしれません。

家が魅力的であれば、巣立った子どもたちも自然と集まってくれるでしょう。マイホームを建てる意味は、ここにあるのではでないでしょうか?

環境にも、人の暮らしにも配慮したシンプルでコンパクトな家

不必要に大きかったり、光熱費がかかる家は環境にも負荷がかかります。自然と調和し、人の暮らしに寄り添うシンプルな家が増えれば、私たちの生活も豊かになります。

長い年月を経ても色褪せない経年変化の美しさを持ち、世代を超えて住み継がれる家

やがて子どもたち、孫たちの世代になっても住める家、住みたいと思える家であれば、これに越したことはありません。。長く価値の落ちない家をつくっておけば、大事な子どもたち、孫たちといった世代にも、豊かな暮らしをプレゼントすることができるのです。

耐久性、耐震性の基準をクリアしており、100年住める家

長期優良住宅の認定を取れるようにしっかりつくった家であれば、国から75〜90年くらいのお墨付きをもらえます。万が一、自分たちが住まなくても、人に貸して賃料を得ることも可能です。年金代わりにもなる家です。家を建てるとき、将来資産にできるかどうかを意識してイニシャルコストをかけると、ゆくゆくは家があなたを助けてくれるかもしれないのです。そのような家は、通常の家の料金のだいたい25パーセント増しくらいで建てられてしまいます。

構造計算をしっかりかけて、耐震等級の最大グレード3を取っておけば、地震保険の保証をつけることもできます。万が一のときにも安心ということです。

ここに並べてきたような観点を持って、もう一度、あなたの家づくりを見直してみてください。今はまだ、ピンとこないかもしれませんが、

「あー、こういうことだったのか」

「こうしておいて、本当によかった」

「家を建てて家族と幸せに暮らすことができて、本当にありがたい」

必ず、そう実感される日がくることでしょう。