そんな高気密高断熱でも気をつけるべきことがあります。
それは湿度の問題です。
今回は高気密高断熱住宅の湿度調整について詳しくお話しします。
□高気密高断熱の住宅で湿度を下げることは難しい？！
高気密高断熱の住宅とは、高性能な気密性と断熱性で外気との接触を最低限にして、室内の温度を効率的に一定に保ってくれる省エネな家のことを指します。部屋で暖められて、または冷やされた空気が外に逃げないようにしてくれます。
そのため、冷暖房を無駄遣いすることがなく、光熱費も安くなります。
省エネな上に家庭のお財布も支えてくれるのです。
では、その高気密高断熱の住宅で湿度を下げるのは簡単なのでしょうか。
高気密高断熱の住宅で、湿度を下げることは難しいです。
何故なら、高気密高断熱は温度を保つことには長けていますが、湿度自然に下げたり上げたりするようなことはできないためです。
湿度の調整は別問題です。
しかし、一旦部屋の温度を快適にさせてしまえば冷房を少し上げたり、暖房を少し下げたり、または切ってしまってもその室温を長く部屋全体で保てられます。
そのため、結果的に省エネで光熱費があまりかからないことに変わりはありません。
湿度調整に関しては他のアイテムを使うのをおすすめします。
□除湿機やエアコンを使って湿度調整しよう！
湿度調整で活躍するのが除湿機とエアコンです。それらを上手く活用する方法を紹介します。
まずは、湿気対策のために弱風にしましょう。
エアコンの冷房はアイドリングにせず、動かし続けて除湿を適度に行い湿度をコントロールしましょう。
エアコンの構造上、風量を多くすると除湿があまり行われません。
そのため、弱風にすることを心がけましょう。
除湿機でも風量がコントロールできる場合は弱風にしましょう。
次に、雨の日や湿気が多い日でも除湿をしっかりと行うようにしましょう。
外気の水蒸気量が多いときは、24時間換気により沢山水分の含んだ空気が流入して湿度が上昇してしまいます。
そこで除湿をしっかりと行わないと結露やカビの原因になってしまいます。
追伸・・・当社のスマートハウスを選ばれたお施主様へは、湿度管理の方法は季節間も含めて
ご案内しています。温度よりも湿度を管理し、制御できることが人の体感の快適さに直結します。
それをできる家づくりには、家の性能はもちろん、その家に備える設備選びも大切です。
□まとめ
高気密高断熱には沢山のメリットがあります。同時に今回ご紹介したような注意点もあります。
それらを理解した上でより一層効率的で快適な省エネ生活を送りましょう。
他にも分からないことがあれば、当社までお気軽にご連絡下さい。
住宅のプロとして親身にお応えさせて頂きます。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ご報告！
下記のセミナーはお陰様で大盛況のうちに終了いたしました。
今後もこういったセミナーを行いますので、またご参加頂けますようお願い申し上げます。
以下告知内容
（下記のセミナーは終了いております。）
告知！
断熱のことについてもっともっと詳しく知りたい方必見！
断熱に特化したセミナーを来る11/19（土）の午後に開かれます。
当社はそのセミナーに協賛させて頂き、お手伝いをさせて頂くことになりました。
これから住宅を建てる上で、断熱は絶対に考えなくてはいけないこと。
しかし、分かりづらく工務店任せなところが多いのが実情。
それを自分の意思で決められる知識を得られるいい勉強会です。
下記の広告から、セミナーの予約が出来ますので、一度聞いておくことをおススメいたします。
参加は無料です。
多くの方のご参加をお待ちしております。
