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蓄電池への認識は、まるで10年前の太陽光発電ですね? #仁藤流

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蓄電池への認識は、まるで10年前の太陽光発電ですね? #仁藤流
蓄電池への認識は、まるで10年前の太陽光発電ですね? #仁藤流
記事内にもあります。天空日射のご案内です。
こんにちは
一級建築士の仁藤です。

少し昔話をお伝えします。
私の自宅には太陽光発電が設置してあります。新築時ではなく築15年以上経過した建物と、もう少し古い建物の屋根です。

そもそも太陽光発電には、興味を持ってもいていろいろな業者に親切に教えていただいてもいました。
設置するきっかけとなったことは、2009年に静岡県の駿河湾を震源地とする地震がありました。

8月のお盆前の地震で、東名高速道路の路肩が崩れて通行止めになったことを覚えている人もいるかもしれません。
その地震の影響で、家の瓦屋根がずり落ちてしまいました。その家は昭和の時代に自分の父親がつくった鉄骨造で一階がガレージとなっていて
(一部耐震補強済)

2階部分は、現在は子供部屋と物置になっている建物です。

地震の影響で瓦の屋根が落ちた家は数多くありました。ブルーシートで雨養生もさせて頂いたりもしました。

瓦職人さん不足で、日本全国から職人さんに来ていただき、とても大変だった記憶もあります。
この経験が、屋根瓦の屋根から軽い屋根材をお客様にお薦めする理由でもあります。

私の家は、瓦で復旧するのではなくカラーベストというローコストタイプの薄型スレートで復旧しました。
屋根も軽くなりました。

建物は古いけど、屋根はある意味新品になったわけです。
その時考えたことが、太陽光発電を設置しようかなということです。

その当時はシステム自体も高価で、4kw弱でも200万円以上かかりました。ただし国からの補助金を20万円ぐらいいただけました。
売電金額は48円/kwhでした。

実際に設置しますとその効果は思ったより良かったです。その結果母屋にも増設した合計7.6kwhとなり売電金額も倍以上になりました。
倍以上ということで、すこし疑問に思われた方いるかもしれませんが、年数が経つほど設備の性能が上がっているからでもあります。

その後は、屋根の空いている部分にも太陽光を設置し10kwh以上の太陽光でFIT20年の全量買い取り制度としました。
これが実現できたことは、太陽光パネルの発電量が多くなり小さな面積でも多くの発電ができるようになった結果です。

昔のパネルは1枚当たり150w程度であったのですが、今では345wも発電できます。この効果は屋根を有効活用する場合は大きなメリットです。

私は自宅での発電データーを基にお客様へは、太陽光発電のメリットを一生懸命お伝えしてきました。

私が設置したメーカーは、シャープ、京セラ、三菱、長州産業、東芝、パナソニック、ソーラーフロンティア、カナディアンソーラー、
ウエスト電力、Qセルズ、ネクストエナジー等たきにわたります。

住宅用の屋根は、もちろんですが、工場の屋根や、野立て太陽光なども積極的にお客様目線でご案内してきました。

現在は安価な中国製にシェアを奪われて、製品供給をやめたメーカーもあります。

私がご案内している10年前のお客様は、価格もそうですが発電効率といったことを気にされていました。
パンソニックのHITが良いとか、多結晶より単結晶のほうが暑さに強いとかです。

屋根の勾配も南30度が良いとか言われていた時代でもありました。

でも現在ではどうでしょう? そもそも南30度の勾配で設置することは発電効率よくないこと実証されてもいます。(当社は天空日射を考えた設計です)
メーカーの希望といったこともあまり聞かななくなりました。

ある意味太陽光発電が普通に認知されていることでもあるのかと思います。

今は太陽光発電設置への抵抗はすくないですよね。どこの営業マンも当たり前にお薦めできてはいるでしょう。

でも10年前は、新築のお客様でも太陽光発電については誤解もされていましたし、そのメリットについて伝わらなかった方もいます。

私は、決して押し売りは致しませんが、3回まではお話、お伝えしてきました。『こうこれ以上はお話しませんので、最後と思って聞いてください。』

2016年に始まる電力自由化のことや、既に停止させられている原発問題の事、太陽光発電の売電金額は誰が支払うのか、
最後にこのシステムをいくらで買えます。電気はいくらで売れます。この静岡県は、日照条件がよいのでこのメーカー数値より〇〇%絶対に良いです。

5月が一番発電して、11月が一番発電しないです。南向きの屋根でこのくらい発電でき、仮に北側でもこれくらい発電できます。
屋根全面に設置して10kw以上の20年売電として、それを全部売る方がよいのか、余剰売電にする方がよいのかもご説明もしてきました。

10kw未満で42円売電で補助金も取得して翌年に増設して10kwh以上として、10年から20年への売電期間延長になったお施主様もおります。
20年間の売電金額を予定して、家の住宅ローンを太陽光発電で支払う太陽光で家のローンが無料になる。家づくりもしてきました。

噂が独り歩きして、私を訪ねてくるお客様もいらっしゃいました。『仁藤さんに頼んだら家がただで建つと聞いたんですけど?』

結果からお伝えしますと、私から太陽光発電をご購入された方、皆さんニコニコしています。
あの時仁藤さんが、勧めてくれたからよかった。仁藤さんが言ったよりももっといいみたい。
ほんとにありがたいです。

私は、自宅での太陽光データーを毎月エクセル管理しています。期間は10年以上です。野立て太陽光のデーターもあります。
経年劣化やメンテナンスなどのことも事実をお伝え出来ます。ご希望の方はご連絡ください。

今日は少し長くなってしまったので、蓄電池等の事は、明日のブログで改めてお伝えします。

ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。

追伸・・・太陽光のことは、私以上に詳しい人あまり多くないかもしれません。
逆潮流・電圧抑制・接続箱・系統連系・バスバー・過積載・遠隔監視システム・etc・・・